40代男性に似合う髪型30選 ビジネスでも使えるおしゃれヘア集

40代男性に似合う髪型、ビジネスでも使えるおしゃれヘア集

40代は、男性にとってキャリアやライフステージにおいて大きな節目となる年代です。ビジネスシーンでは責任ある立場を任され、プライベートでは家庭を持つなど、社会的役割が多様化します。それに伴い、外見、特に髪型が与える印象の重要性はますます高まります。

しかし同時に、髪質の変化や白髪、ボリュームダウンといったエイジングによる悩みも現れ始め、「どんな髪型が自分に似合うのか分からない」と戸惑う方も少なくありません。若い頃と同じ髪型ではしっくりこない、かといって年相応を意識しすぎると老けて見えるのではないか、というジレンマを抱えている方も多いでしょう。

この記事では、そんな40代男性の悩みに寄り添い、ビジネスでもプライベートでも好印象を与える、おしゃれで似合う髪型を見つけるためのヒントを網羅的に解説します。髪型選びの基本的なポイントから、シーン別、お悩み別、顔型別の具体的なヘアスタイル、さらには魅力を最大限に引き出すスタイリング術や美容院でのオーダーのコツまで、全30選の髪型を紹介しながら詳しくご紹介します。

この記事を読めば、自分に本当に似合う髪型が見つかり、自信に満ちた毎日を送るための一歩を踏み出せるはずです。 年齢を重ねたからこそ出せる大人の魅力を、新しい髪型で開花させてみませんか。

40代男性が失敗しない髪型選びのポイント

清潔感を意識する、TPO(時・場所・場面)をわきまえる、髪の悩みをカバーする髪型を選ぶ、自分の顔型との相性を考える

40代の髪型選びは、20代や30代の頃とは異なる視点が必要です。流行を追いかけるだけでなく、年齢にふさわしい品格や信頼感、そして自分自身の個性をどう表現するかが重要になります。ここでは、40代男性が髪型で失敗しないために押さえておくべき4つの基本的なポイントを詳しく解説します。これらのポイントを理解するだけで、髪型選びの軸が定まり、美容師とのコミュニケーションも円滑になるでしょう。

清潔感を意識する

40代の男性にとって、髪型における「清潔感」は何よりも優先すべき最も重要な要素です。 ビジネスシーンでは信頼感に、プライベートでは好感度に直結します。どんなにおしゃれな髪型でも、清潔感がなければその魅力は半減し、むしろ不潔な印象やだらしない印象を与えかねません。

では、髪型における清潔感とは具体的に何を指すのでしょうか。主に以下の3つの要素で構成されます。

  1. 髪の長さと手入れの行き届き具合
    伸びっぱなしでボサボサの髪は、清潔感から最も遠い状態です。特に、耳周りや襟足は自分では見えにくい部分ですが、他者からはよく目につきます。これらの部分がすっきりと整えられているだけで、全体の印象が引き締まり、手入れが行き届いているという印象を与えます。最低でも1ヶ月〜1ヶ月半に一度は美容院や理容室でメンテナンスすることをおすすめします。
  2. スタイリング
    寝癖がついたまま、あるいは何もスタイリングされていない無造作な髪は、TPOによっては「無頓着」「だらしない」と見られる可能性があります。必ずしもワックスなどで固める必要はありませんが、朝、髪を濡らしてドライヤーで形を整えるだけでも、印象は大きく変わります。適度なツヤ感や毛流れを意識したスタイリングは、清潔感と同時に「デキる男」の印象を演出します。
  3. 髪と頭皮の健康状態
    フケや過度な皮脂によるベタつきは、清潔感を著しく損なう原因です。これらは日々のヘアケアで改善できる場合が多いです。自分の頭皮タイプ(乾燥肌、脂性肌など)に合ったシャンプーを選び、正しい方法で洗髪することが基本です。また、健康的な髪を育むためには、バランスの取れた食事や十分な睡眠、ストレス管理といった生活習慣全体の見直しも大切です。

清潔感を出すためには、派手な髪型や奇抜なカラーは必要ありません。むしろ、シンプルで手入れの行き届いた髪型こそが、40代の魅力を最大限に引き出す鍵となります。

TPO(時・場所・場面)をわきまえる

社会的立場が確立してくる40代は、TPOに合わせた身だしなみが強く求められます。髪型もその例外ではありません。ビジネスシーンとカジュアルシーン、それぞれの場面にふさわしい髪型を意識することが、周囲からの信頼や評価に繋がります。

  • ビジネスシーン
    職種にもよりますが、一般的には誠実さ、信頼感、知性が感じられる髪型が好まれます。例えば、金融機関や公務員など堅実なイメージが求められる職場では、過度なツーブロックや長髪、明るすぎるカラーは避けた方が無難でしょう。前髪が目にかからず、おでこや眉が見えるスタイルは、表情が明るく見え、快活でオープンな印象を与えます。 おすすめは、清潔感のあるショートヘアやベリーショート、七三分けスタイルなどです。
  • カジュアルシーン
    プライベートでは、ビジネスシーンとは逆に、少し遊び心を取り入れたり、自分の個性を表現したりする絶好の機会です。例えば、休日にはパーマで動きを出してリラックスした雰囲気を楽しんだり、少し長めのミディアムヘアで大人の色気を演出したりするのも良いでしょう。ファッションとのコーディネートを考えて髪型を選ぶのも楽しみの一つです。ビジネスではできない髪型に挑戦することで、オンとオフの切り替えが明確になり、生活にメリハリが生まれます。

重要なのは、自分のライフスタイルの中で、どちらのシーンの比重が大きいかを考えることです。 平日のほとんどをスーツで過ごす方が、過度にカジュアルな髪型にしてしまうと、毎朝のスタイリングに苦労したり、職場で浮いてしまったりする可能性があります。逆に、私服で働くクリエイティブ職の方であれば、ある程度自由度の高い髪型も許容されるでしょう。自分の生活の中心となる場面を基準に、どちらのシーンにも対応できるバランスの取れた髪型を見つけることが、失敗しないための賢いアプローチです。

髪の悩みをカバーする髪型を選ぶ

40代になると、多くの男性が髪質の変化に直面します。薄毛やボリュームダウン、白髪、くせ毛の悪化など、悩みは人それぞれです。これらの悩みを無理に隠そうとすると、かえって不自然になったり、コンプレックスが強調されたりすることがあります。大切なのは、自分の髪の悩みをネガティブに捉えるのではなく、それをカバーし、さらには魅力として活かす髪型を選ぶことです。

  • 薄毛・ボリュームダウンが気になる場合
    髪が薄くなってきた部分を隠そうとして、サイドやトップの髪を長く伸ばすのは逆効果です。かえって薄い部分とのコントラストが強調され、目立ってしまいます。この場合は、全体を短くカットするベリーショートやソフトモヒカンスタイルがおすすめです。 サイドを刈り上げてトップに高さを出すことで、視線を上に集め、薄毛を目立たなくさせる効果があります。また、トップにパーマをかけてボリュームを出すのも有効な手段です。
  • 白髪が気になる場合
    白髪を完全に隠すために黒く染めるのも一つの手ですが、根元から新しい白髪が生えてくると「プリン」状態になり、頻繁なメンテナンスが必要になります。そこで提案したいのが、白髪を「活かす」という発想です。 あえて白髪を隠さず、ベリーショートやツーブロックなど、すっきりとした髪型にすることで、ロマンスグレーの渋い魅力を引き出すことができます。また、白髪をぼかすように明るめのアッシュ系カラーを入れる「白髪ぼかし」も人気の手法です。
  • くせ毛が気になる場合
    くせ毛を無理にストレートにしようとすると、毎日のスタイリングが大変になります。くせ毛の動きを活かした髪型を選ぶ方が、自然でおしゃれな印象になります。パーマ風のツーブロックスタイルや、くせを活かしたミディアムヘアなどが良いでしょう。 美容師に自分のくせの強さや特徴を相談し、それを最大限に活かせるカットを提案してもらうことが重要です。

これらのように、髪の悩みに合わせたアプローチをすることで、コンプレックスはチャームポイントに変わり得ます。

自分の顔型との相性を考える

どんなに素敵な髪型でも、自分の顔型に合っていなければ魅力は半減してしまいます。顔型と髪型の相性を考えることで、顔のバランスが整って見え、より洗練された印象を与えることができます。自分の顔型を客観的に把握し、それぞれの特徴に合った髪型を選びましょう。

  • 丸顔:顔の縦横の比率が近く、全体的に丸みを帯びた印象。トップに高さを出し、サイドはタイトに抑えることで、縦のラインを強調するのがポイントです。アップバングやソフトモヒカンが似合います。
  • 面長:顔の縦の長さが横幅よりも長い印象。トップのボリュームは控えめにし、サイドにボリュームを持たせることで、ひし形のシルエットを作り、縦長の印象を緩和するのがセオリーです。マッシュスタイルや、前髪を下ろしたスタイル、パーマで横に動きを出すスタイルがおすすめです。
  • ベース顔:エラやハチが張っていて、直線的で男らしい印象。その男らしさを活かしつつ、パーマや毛先の動きで柔らかさを加えるのがポイントです。長めの前髪で輪郭をカバーしたり、ツーブロックでサイドをすっきりさせつつトップに動きを出したりするとバランスが良くなります。
  • 逆三角顔:ハチが広く、あごのラインがシャープな印象。ハチ周りのボリュームは抑え、あごのラインに向かってボリュームを出すスタイルが似合います。襟足を少し長めに残したスタイルや、パーマで柔らかい動きを出すと、シャープな印象が和らぎます。

これらの4つのポイント、「清潔感」「TPO」「悩みのカバー」「顔型との相性」を総合的に考えることが、40代男性の髪型選びを成功に導くための羅針盤となります。次の章からは、これらのポイントを踏まえた上で、具体的なヘアスタイルをシーン別に紹介していきます。

【ビジネスシーン】40代男性におすすめの髪型

ビジネスシーンにおける髪型は、単なるおしゃれではなく、自分の信頼性や専門性、人柄を伝えるための重要なツールです。特に40代ともなれば、部下や取引先から常に見られる立場。だらしない印象は、仕事の評価にも影響しかねません。ここでは、清潔感と知性を兼ね備え、あらゆるビジネスシーンで好印象を与える王道のヘアスタイルを4つ厳選してご紹介します。

清潔感のあるベリーショート

ベリーショートは、ビジネスヘアの基本とも言えるスタイルです。爽やかさと誠実さを最も端的に表現でき、誰からも好感を持たれやすいのが最大のメリット。顔周りがすっきりするため表情が明るく見え、快活でエネルギッシュな印象を与えます。

  • 代表的なスタイル
    1. おしゃれボウズ:ただ短く刈るだけでなく、トップを少し長めに残してグラデーションをつけることで、洗練された印象になります。頭の形がきれいに見える効果もあります。
    2. ソフトモヒカン:トップに長さを残し、立たせるようにスタイリングするスタイル。シャープで都会的な雰囲気を演出し、リーダーシップを感じさせます。サイドをすっきり刈り上げるため、清潔感も抜群です。
    3. クルーカット:サイドとバックを短く刈り込み、トップに少し長さを残す米軍発祥のスタイル。男らしさと規律正しい印象を与え、営業職や管理職の方にも最適です。
  • メリット
    • 手入れが簡単:朝のスタイリング時間が大幅に短縮できます。ジェルやグリースを少量なじませるだけで形が決まるため、忙しいビジネスマンには最適です。
    • 清潔感が際立つ:汗をかいても髪が顔に張り付くことがなく、常にクリーンな印象をキープできます。
    • 薄毛カバー効果:全体を短くすることで、薄くなってきた部分とのコントラストが弱まり、悩みが目立ちにくくなる効果が期待できます。
  • こんな人におすすめ
    外回りの多い営業職、人前に立つ機会の多い管理職、そしてシンプルで手入れの楽なスタイルを好むすべての方におすすめです。また、スーツスタイルはもちろん、ビジネスカジュアルにも合わせやすい汎用性の高さも魅力です。ただし、頭の形がダイレクトに出るため、絶壁やハチ張りが気になる方は、トップの長さやグラデーションの付け方を美容師とよく相談しましょう。

好印象を与えるショートヘア

ベリーショートより少し長さを残したショートヘアは、ベリーショートの清潔感に柔らかさと上品さを加えたスタイルです。アレンジの幅が広がり、ビジネスシーンに求められる誠実さと、プライベートでのおしゃれ感を両立させたい方に最適です。

  • 代表的なスタイル
    1. ショートレイヤー:全体にレイヤー(段差)を入れて軽さと動きを出したスタイル。重くなりがちな黒髪でも、爽やかな印象になります。ワックスで毛束感を作ったり、ジェルで流したりと、スタイリング次第で様々な表情を楽しめます。
    2. ビズスタイル・マッシュショート:前髪を重めに残すマッシュルームカットをベースに、ビジネス向けにアレンジしたスタイル。サイドと襟足をすっきりとさせ、トップは重さを残しつつも毛量調整で軽さを出すことで、若々しくも落ち着いた、知的な印象を与えます。特にクリエイティブ系の職種の方に人気です。
    3. アップバングショート:前髪を上げて額を出すスタイル。自信と誠実さを感じさせ、表情全体が明るく見えます。ショートレイヤーをベースに、ドライヤーで根元を立ち上げ、ワックスでキープするのが基本のスタイリングです。
  • メリット
    • 汎用性が高い:スタイリング次第でフォーマルにもカジュアルにも対応できます。平日はきっちりセットし、休日はラフに下ろすといった使い分けが可能です。
    • 顔型の補正効果:ベリーショートに比べて長さがあるため、前髪の作り方やサイドの残し方で、面長やベース顔といった顔型のコンプレックスをカバーしやすいです。
    • 程よいトレンド感:完全にコンサバティブなスタイルではなく、さりげなくトレンドを取り入れたい40代にぴったりのバランス感です。
  • こんな人におすすめ
    堅すぎず、かといって砕けすぎない、程よいバランスを求める方におすすめです。内勤のオフィスワークから、顧客と接する機会のある職種まで幅広く対応できます。髪質も選ばず、直毛から多少のくせ毛まで活かせるスタイルが多いのも特徴です。

知的に見えるツーブロックスタイル

サイドや襟足を短く刈り上げ、トップの長い髪をかぶせるツーブロックスタイル。今やメンズヘアの定番となりましたが、40代がビジネスシーンで取り入れる場合は「やりすぎない」ことが鉄則です。刈り上げ部分とトップの長さの差を極端にしすぎず、自然になじませることで、清潔感とデザイン性を両立した知的なスタイルが完成します。

  • 代表的なスタイル
    1. ナチュラルツーブロック:刈り上げ部分を6mm〜9mm程度の長めに設定し、上の髪との繋がりを自然にしたスタイル。一見するとツーブロックに見えないほどのさりげなさが、大人の品格を保ちます。
    2. 七三分けツーブロック:サイドをツーブロックにし、トップを七三に分けるスタイル。クラシカルな七三分けに現代的な要素が加わり、洗練されたエグゼクティブな雰囲気を演出します。ジェルやグリースでツヤを出すと、よりフォーマルな印象になります。
    3. パーマ風ツーブロック:元々のくせ毛を活かしたり、緩めのパーマをかけたりしてトップに動きを出したスタイル。硬い印象になりがちなツーブロックに柔らかさが加わり、親しみやすさを演出できます。IT系や広告系など、少し自由な社風の職場にマッチします。
  • メリット
    • サイドの膨らみを抑える:日本人に多い、サイドが横に張りやすい「ハチ張り」の悩みを解消できます。頭の形がコンパクトに見え、全体のバランスが良くなります。
    • 清潔感とデザイン性の両立:耳周りや襟足が常にすっきりしているため清潔感が保たれる一方、トップのスタイリングで個性を出すことができます。
    • スタイリングが楽になる:抑えるべきサイドの髪がないため、トップのセットに集中できます。結果的に朝の準備時間が短縮されることも多いです。
  • こんな人におすすめ
    髪の量が多くて広がりやすい方、サイドが膨らんでしまうハチ張りの方には特におすすめです。定番のショートヘアに少し変化をつけたい、機能的でおしゃれな髪型を求める方にぴったりです。ただし、刈り上げ部分は伸びるのが早く、2〜3週間でスタイルが崩れ始めるため、こまめなメンテナンスが不可欠です。

誠実さを演出する七三分けスタイル

七三分けは、古くからある紳士の髪型として知られていますが、現代風にアレンジすることで、40代のビジネスマンにふさわしい誠実さと品格、そして大人の色気を演出できるスタイルになります。かっちりしすぎず、どこか余裕を感じさせるのが現代風七三分けのポイントです。

  • 代表的なスタイル
    1. クラシック七三分け:ジェルやグリースでウェットなツヤ感を出し、コームでかっちりと分ける王道のスタイル。重要な商談やプレゼンなど、信頼性が特に求められる場面で力を発揮します。スーツスタイルとの相性は抜群です。
    2. ネオ七三分け(パートスタイル):きっちり分け目を作るのではなく、ドライヤーで乾かす際に手ぐしでラフに分け目を作り、ワックスで軽く整えるスタイル。クラシックな印象は残しつつ、柔らかさとこなれ感が加わります。ビジネスカジュアルにも合わせやすいです。
    3. 刈り上げ七三分け:サイドをグラデーションで刈り上げたバーバースタイル。欧米のビジネスエリートのような、シャープで洗練された印象を与えます。ツーブロック同様、サイドの膨らみを抑える効果もあります。
  • メリット
    • 知的で誠実な印象:きちんと整えられた髪型は、真面目で仕事ができるという印象を与えます。特に目上の方からのウケが良い傾向にあります。
    • フォーマル度が高い:冠婚葬祭など、格式の高い場面にも対応できる万能性があります。
    • 再現性が高い:一度分け目の位置を決めてしまえば、毎日のスタイリングが比較的簡単です。
  • こんな人におすすめ
    管理職や経営者など、組織をまとめる立場にある方。金融、不動産、士業など、顧客からの信頼が第一の職種の方には特におすすめです。また、直線的な顔立ちの方や、きっちりとした服装を好む方にもよく似合います。

これらのビジネスヘアは、いずれも「清潔感」「誠実さ」「知性」という共通のキーワードを持っています。自分の職種や立場、そしてなりたいイメージに合わせて、最適なスタイルを選んでみましょう。

【カジュアルシーン】40代男性におすすめの髪型

仕事から解放される休日は、髪型もリラックスしたスタイルや、自分の個性を表現するスタイルを楽しみたいものです。ビジネスシーンとは一味違う、大人の余裕や遊び心を感じさせるカジュアルヘアは、プライベートをより充実させてくれます。ここでは、40代の男性にふさわしい品格を保ちつつ、おしゃれで魅力的な印象を与えるカジュアルヘアを3つのカテゴリーに分けてご紹介します。

大人の色気が出るパーマスタイル

直毛の方や、髪に動きが出にくいと悩んでいる方にとって、パーマは劇的なイメージチェンジを可能にする有効な手段です。40代がパーマをかける際のポイントは、くるくるとした強いカールではなく、あくまで自然な動きやニュアンスをプラスする「ニュアンスパーマ」や「シークレットパーマ」を選ぶこと。 これにより、頑張りすぎない、こなれた大人の色気が生まれます。

  • 代表的なスタイル
    1. ツーブロック×ニュアンスパーマ:カジュアルスタイルの鉄板とも言える組み合わせ。サイドと襟足をすっきりとツーブロックにし、トップに緩やかなパーマで動きを加えます。清潔感とワイルドさのバランスが絶妙で、Tシャツにデニムといったシンプルな服装もおしゃれに見せてくれます。
    2. マッシュショート×スパイラルパーマ:少し長さを残したマッシュショートに、螺旋状のカールが特徴のスパイラルパーマを弱めにかけたスタイル。アンニュイで柔らかな雰囲気を演出し、芸術家やクリエイターのような知的な個性を感じさせます。
    3. アップバング×リバースパーマ:前髪をかき上げるスタイル(アップバング)に、後ろに流れるような動きをつけるリバースパーマを組み合わせます。爽やかさと色気を両立でき、アクティブな休日にぴったりです。
  • メリット
    • スタイリングが楽になる:パーマがかかっていると、髪を濡らしてワックスやムースを揉み込むだけで簡単にスタイルが決まります。朝のセット時間を短縮したい方にもおすすめです。
    • ボリュームアップ効果:髪が細くなったり、トップのボリュームが気になったりする方にとって、パーマは根元を立ち上げ、自然なボリューム感を出すのに非常に効果的です。
    • 柔らかい印象になる:直毛でキツい印象に見られがちな方も、パーマで毛先にカールがつくことで、表情が和らぎ、親しみやすい雰囲気になります。
  • 注意点
    パーマは髪にダメージを与えるため、トリートメントなど日々のヘアケアが重要になります。また、スタイルを維持するためには3〜4ヶ月に一度はかけ直す必要があります。美容師と相談し、自分の髪質やダメージレベルに合ったパーマの種類を選んでもらいましょう。

おしゃれなミディアムヘア

ショートヘアよりも長さのあるミディアムヘアは、40代が挑戦するには少し勇気がいるかもしれませんが、上手に取り入れれば他とは一線を画す、圧倒的な大人の色気とアンニュイな雰囲気を醸し出すことができます。ポイントは、清潔感を損なわないように、無造作でありながらも計算されたスタイリングを施すことです。

  • 代表的なスタイル
    1. センターパート:前髪を真ん中で分けるスタイル。知的でクールな印象を与えつつ、どこかミステリアスな雰囲気が魅力です。ストレートヘアならシャープに、少しウェーブがあればセクシーな印象になります。スタイリングは、オイルやバームで自然なツヤとまとまりを出すのがおすすめです。
    2. かきあげミディアム:長めの前髪をラフにかき上げたようなスタイル。ワイルドさと色っぽさが同居し、大人の余裕を感じさせます。サイドは耳にかけるなどして、すっきり見せるのが清潔感を保つコツです。
    3. ウルフカット:トップは短めに、襟足は長めに残すスタイル。90年代に流行しましたが、現代風にアレンジされた「ネオウルフ」は、軽やかさと動きがあり、おしゃれ上級者に見えます。特に、面長さんの輪郭補正に効果的です。
  • メリット
    • 圧倒的な個性と雰囲気:ショートヘアが主流の男性ヘアの中で、ミディアムヘアはそれだけで強い個性を放ちます。ファッション感度の高さをアピールできます。
    • アレンジの幅が広い:髪を結んだり、パーマをかけたり、分け目を変えたりと、一つの髪型で様々な表情を楽しめます。
    • 輪郭カバー効果が高い:顔周りの髪でエラや頬骨を自然にカバーできるため、顔型コンプレックスを持つ方にも適しています。
  • 注意点
    ミディアムヘアは、一歩間違えると「不潔」「だらしない」という印象を与えかねません。日々の丁寧なスタイリングと、定期的な毛量調整やトリートメントが不可欠です。また、職場の服装規定によってはNGの場合もあるため、自分のライフスタイルと照らし合わせて検討することが重要です。

若々しく見せるアップバングスタイル

アップバングとは、前髪を上げて額を見せるスタイルの総称です。額を出すことで表情が明るく見え、快活でポジティブな印象を与えます。 清潔感があり、ビジネスシーンでも通用する万能スタイルですが、カジュアルシーンでは少しアレンジを加えることで、より若々しく爽やかな雰囲気を演出できます。

  • 代表的なスタイル
    1. ソフトモヒカン風アップバング:サイドを短めにし、トップと前髪を長めに残して中央に集めるようにスタイリングします。ベリーショートのソフトモヒカンよりも柔らかい印象で、アクティブなイメージを与えます。
    2. 七三分け風アップバング:きっちり分けるのではなく、手ぐしでラフに分け目を作りながら前髪を立ち上げるスタイル。七三の持つ誠実なイメージと、アップバングの爽やかさが融合し、好感度抜群です。
    3. ツーブロック×アップバング:清潔感のあるツーブロックと、快活なアップバングの組み合わせは、もはや定番の人気スタイル。サイドがすっきりしているため、トップの立ち上がりがより強調され、シャープな印象になります。
  • メリット
    • 爽やかさと好感度:額が出ていることで、自信に満ちたオープンな人柄に見えます。年齢を問わず、誰からも好印象を持たれやすいスタイルです。
    • 若々しい印象:視線が上に集まるため、リフトアップ効果が期待でき、実年齢よりも若々しく見られる傾向があります。
    • オンオフ兼用可能:スタイリング剤を変えるだけで、ビジネスモードとカジュアルモードの切り替えが可能です。平日はジェルでかっちり、休日はワックスでラフに、といった使い分けができます。
  • スタイリングのコツ
    アップバングを成功させる鍵はドライヤーの使い方にあります。髪を濡らした後、前髪の根元を下からドライヤーの風を当てて、しっかりと立ち上げる癖をつけることが重要です。根元が乾いたら、ワックスなどをなじませて毛流れを整え、スプレーでキープすると一日中スタイルが崩れません。

カジュアルシーンの髪型は、自分らしさを表現する絶好の機会です。パーマで新たな自分を発見したり、ミディアムで大人の色気を追求したり、アップバングで若々しさを手に入れたり。自分のなりたいイメージに合わせて、休日のヘアスタイルを楽しんでみましょう。

【お悩み別】コンプレックスを魅力に変える髪型

薄毛・髪のボリュームが気になる、白髪が気になる・白髪を活かしたい、くせ毛を活かせる、髪が硬い・直毛で動きが出にくい、髪が柔らかい・猫っ毛でぺたんこ

40代になると、加齢に伴う髪質の変化は誰にでも起こり得ます。薄毛や白髪、扱いにくいくせ毛など、鏡を見るたびにため息をついている方もいるかもしれません。しかし、それらの悩みは決してネガティブなだけのものではありません。最新のカット技術やスタイリング法を駆使すれば、コンプレックスを巧みにカバーし、さらにはそれを大人の魅力へと昇華させることが可能です。 ここでは、代表的な5つの髪の悩みに焦点を当て、それぞれを解決に導く具体的な髪型を提案します。

薄毛・髪のボリュームが気になる方向けの髪型

薄毛の悩みを抱える方がやりがちなNG行動は、残っている髪で薄い部分を隠そうとすることです。これはかえって不自然に見え、周囲の視線を気になる部分に集めてしまいます。発想を転換し、「隠す」のではなく「活かす」「馴染ませる」ことが解決の鍵です。

  • 解決策①:全体を短くする
    最も効果的なのは、サイドとバックを潔く短く刈り上げ、トップも短めにカットするスタイルです。

    1. ベリーショート/おしゃれボウズ:髪の密度が低い部分と高い部分の差が最も分かりにくくなるスタイルです。全体が均一な長さになることで、薄毛が目立たなくなります。清潔感があり、手入れが楽なのも大きなメリットです。
    2. ソフトモヒカン:サイドを短くし、視線をトップに集めることで、生え際や頭頂部の薄さをカバーする視覚効果があります。トップの髪を立たせることで、ボリュームがあるように見せることもできます。
  • 解決策②:トップにボリュームを出す
    M字型や頭頂部の薄毛が気になる場合は、トップに長さをある程度残し、ボリュームを出すことでカバーする方法もあります。

    1. トップへのポイントパーマ:ボリュームが欲しいトップ部分にだけ緩いパーマをかけることで、根元が立ち上がり、ふんわりとしたボリュームが生まれます。スタイリングも楽になり、自然な仕上がりが期待できます。
    2. ショートレイヤー:トップの髪にレイヤー(段差)を入れてカットすることで、髪の重なりによって自然なボリューム感を演出できます。

重要なのは、無理に隠さず、全体のシルエットでバランスを取ることです。 潔い短髪は、40代の潔さや渋さを引き立てる武器にもなります。

白髪が気になる・白髪を活かしたい方向けの髪型

白髪は、老いの象徴と捉えられがちですが、見方を変えれば黒髪にはない上品さや威厳、ダンディズムを演出できる最高の素材です。白髪を「隠す」か「活かす」か、2つのアプローチから髪型を考えてみましょう。

  • 解決策①:白髪を「活かす」
    白髪を活かす最大のメリットは、伸びてきた根元を気にするストレスから解放されることです。

    1. ベリーショート/ツーブロック:白髪と短髪の相性は抜群です。すっきりと刈り上げたスタイルにすることで、白髪がメッシュのように見え、立体感と洗練された印象を与えます。いわゆる「ロマンスグレー」のかっこよさが最も引き立つスタイルです。
    2. グレイヘア×七三分け:白髪交じりの髪をジェルやグリースでビシッと七三分けにすると、知的で威厳のあるエグゼクティブな雰囲気が生まれます。
  • 解決策②:白髪を「ぼかす」
    白髪は気になるけれど、真っ黒に染めるのは不自然で抵抗がある、という方には「白髪ぼかし」がおすすめです。

    1. ハイライト/アッシュ系カラー:白髪の間に細かく明るい色(ハイライト)を入れたり、白髪と馴染みの良いアッシュ系のカラーを全体に入れたりすることで、白髪を目立たなくさせる手法です。伸びてきても境目がくっきりしないため、自然な見た目を長くキープできます。

真っ黒に染めると、肌とのコントラストが強くなりすぎて不自然に見えたり、少し伸びただけで根元の白さが目立ったりします。40代からは、白髪と共存し、それを自分の個性として楽しむという新しい選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。

くせ毛を活かせる髪型

湿気が多い日や汗をかいた時に、髪がうねったり広がったりしてまとまらない…そんなくせ毛の悩みは、縮毛矯正で抑えつけるだけが解決策ではありません。くせ毛特有の柔らかな動きやボリュームは、直毛にはない魅力です。 その動きを最大限に活かすカットを選びましょう。

  • 解決策①:くせの動きをパーマのように見せる
    1. ツーブロック×くせ毛ショート:サイドの広がりやすい部分をツーブロックで刈り上げてしまえば、悩みの種だったボリュームを抑えつつ、トップのくせをパーマのように活かすことができます。スタイリングも非常に楽になります。
    2. マッシュベースのくせ毛スタイル:少し重さを残したマッシュショートは、くせ毛の柔らかな質感を表現するのに最適です。毛先にワックスやバームを揉み込むだけで、アンニュイでおしゃれな雰囲気が完成します。
  • 解決策②:長さを利用してくせを落ち着かせる
    髪は、ある程度の長さと重みがあった方が、くせが落ち着く場合があります。

    1. ミディアム×センターパート:長さを活かしてセンターパートにすると、髪の重みでくせが緩やかなウェーブになり、色気のあるスタイルになります。

くせ毛を活かすには、自分の髪が濡れている時と乾いている時で、くせの出方がどう違うかを美容師に正確に伝えることが重要です。

髪が硬い・直毛で動きが出にくい方向けの髪型

髪が硬く、まっすぐすぎてツンツンしてしまう、スタイリングしてもすぐに元に戻ってしまう。そんな剛毛・直毛の方は、カットで柔らかさと動きを出すことがスタイリングのしやすさに繋がります。

  • 解決策①:カットで質感を調整する
    1. ショートレイヤー:全体にレイヤー(段差)をしっかり入れてもらい、毛先を「セニング(すきバサミ)」や「スライドカット」で先細りにしてもらうことで、髪の硬さが和らぎ、動きが出やすくなります。
    2. ソフトモヒカン:サイドを短くし、トップに長短をつけることで、直毛の立ち上がりやすさを活かした立体的なスタイルが作れます。
  • 解決策②:パーマで強制的に動きをつける
    どうしても動きが出ない場合は、パーマをかけるのが最も手っ取り早い解決策です。

    1. ピンパーマ/ツイストパーマ:ロッドを使わず、髪を指でねじったりピンで留めたりしてかけるパーマは、ごく自然な毛流れや、シャープな動きを作り出すのに適しています。

スタイリング剤は、セット力の強いハードワックスや、キープ力のあるジェル、グリースなどがおすすめです。

髪が柔らかい・猫っ毛でぺたんこになりやすい方向けの髪型

髪が細く柔らかい猫っ毛の方は、時間が経つとトップが潰れてしまい、ボリュームが出ないのが悩みです。この場合は、いかにトップに高さを出し、ふんわり感をキープするかがポイントになります。

  • 解決策①:カットでボリュームを出す
    1. トップを短くしたレイヤースタイル:トップの髪を短くカットすると、下の長い髪が土台となってトップの髪を押し上げ、自然なボリュームが生まれます。
    2. ツーブロック:サイドのボリュームをタイトに抑えることで、相対的にトップが高く見え、ボリュームがあるように見せる視覚効果が狙えます。
  • 解決策②:パーマで根元を立ち上げる
    1. ボディパーマ/根元パーマ:髪に大きなうねりをつける程度の非常に緩いパーマや、根元だけにパーマをかけることで、髪の根元が立ち上がりやすくなり、一日中ふんわり感をキープできます。

スタイリングの際は、髪を乾かす時に根元をこするようにして、下からドライヤーの風を当てることが絶対条件です。スタイリング剤は、軽い仕上がりのファイバーワックスや、スプレーワックスなどを少量使うのがおすすめです。重いスタイリング剤は、せっかく出したボリュームを潰してしまうので避けましょう。

自分の髪の悩みを正しく理解し、それに合った解決策を選ぶことで、コンプレックスは自信に変わります。ぜひ、美容師に自分の悩みを正直に相談してみてください。

【顔型別】自分に本当に似合う髪型の見つけ方

丸顔に似合う髪型、面長に似合う髪型、ベース顔に似合う髪型、逆三角顔に似合う髪型

髪型選びで失敗しないためには、「清潔感」や「TPO」と並んで「自分の顔型に似合っているか」という視点が欠かせません。顔型と髪型のバランスが良いと、全体の印象が洗練され、小顔効果やイメージアップに繋がります。ここでは、代表的な4つの顔型別に、それぞれの特徴を活かし、コンプレックスをカバーする髪型の黄金ルール「ひし形シルエット」を基本に解説します。まずは鏡の前で自分の顔の輪郭を確認し、どのタイプに最も近いかチェックしてみましょう。

丸顔に似合う髪型

丸顔タイプは、顔の縦幅と横幅がほぼ同じで、フェイスラインや頬に丸みがあるのが特徴です。優しく、若々しい印象を与えますが、一方で子供っぽく見られたり、顔が大きく見えたりするのを気にされる方もいます。

  • 似合わせのポイント
    丸顔の方の髪型選びの鉄則は、「縦のラインを強調すること」です。トップに高さを出し、サイドのボリュームは抑えることで、丸い印象を緩和し、シャープな理想のひし形シルエットに近づけることができます。
  • おすすめの髪型
    1. アップバングショート:前髪を上げて額を出すことで、顔の縦の長さが強調されます。爽やかさも加わり、丸顔の持つ若々しさをポジティブな印象に変えてくれます。
    2. ソフトモヒカン/ベリーショート:サイドをすっきりと刈り上げ、トップに高さを出すスタイルの代表格です。視線が自然とトップに集まるため、頬の丸みが気にならなくなります。
    3. ツーブロックスタイル:サイドの膨らみを強制的に抑えることができるツーブロックは、丸顔の方にとって非常に有効なスタイルです。トップに長さを残して流したり、パーマで動きを出したりすると良いでしょう。
  • 避けた方が良い髪型
    前髪を重く下ろしたマッシュスタイルや、あごのラインで丸みが出るボブスタイルは、顔の丸さをさらに強調してしまうため避けた方が無難です。また、サイドにボリュームが出すぎる髪型も顔が大きく見える原因になります。

面長に似合う髪型

面長タイプは、顔の横幅に比べて縦幅が長いのが特徴です。大人っぽく、クールで知的な印象を与えますが、実年齢より上に見られたり、顔が間延びして見えたりすることが悩みになる場合があります。

  • 似合わせのポイント
    面長の方の髪型選びの鉄則は、「サイドにボリュームを出し、横のラインを強調すること」です。丸顔とは逆に、トップの高さは抑え、サイドに動きや丸みを持たせることで、縦長の印象を和らげ、バランスの良いひし形シルエットを目指します。
  • おすすめの髪型
    1. マッシュショート:全体的に丸みのあるシルエットが特徴のマッシュスタイルは、横幅を自然にプラスしてくれるため、面長タイプとの相性が抜群です。前髪を下ろすことで、顔の面積を小さく見せる効果もあります。
    2. パーマスタイル:サイドの髪にパーマでカールやウェーブをつけることで、効果的に横のボリュームを出すことができます。柔らかく、おしゃれな印象も加わります。
    3. センターパート/七三分け:前髪を分けるスタイルもおすすめです。ただし、トップを高くしすぎず、分け目からサイドにかけてふんわりと流すようにスタイリングするのがポイントです。これにより、顔周りに菱形のシルエットが生まれます。
  • 避けた方が良い髪型
    トップを高く強調するソフトモヒカンや、サイドをタイトに刈り上げすぎるツーブロックは、顔の長さをさらに強調してしまう可能性があります。もしツーブロックにする場合は、刈り上げ部分を短くしすぎず、トップも長めに残してサイドに流すなどの工夫が必要です。

ベース顔に似合う髪型

ベース顔(エラ張り)タイプは、エラやハチ(頭の角)が張っており、フェイスラインが直線的なのが特徴です。男性的で意志の強そうな印象を与えますが、顔が大きく見えたり、顔つきが角張って見えたりすることを気にされる方が多いです。

  • 似合わせのポイント
    ベース顔の方の髪型選びの鉄則は、「輪郭の角を髪の毛の曲線で柔らかく見せること」です。エラが隠れるように顔周りに髪を残したり、トップに高さを出して視線を上に誘導したり、パーマで柔らかな動きを加えたりするのが効果的です。
  • おすすめの髪型
    1. ミディアムレイヤー:エラのラインにかかる長さの髪を顔周りに作ることで、輪郭を自然にカバーできます。全体にレイヤーを入れて動きを出すと、視線が分散され、エラが目立ちにくくなります。
    2. パーマをかけたツーブロックスタイル:サイドをすっきりさせつつ、トップにはパーマで柔らかな動きを加えることで、直線的な輪郭とのバランスが取れます。無造作な毛先の動きがエラ張り感を和らげてくれます。
    3. アップバング:思い切って前髪を上げてトップに高さを出すことで、視線を上に集め、エラから注意をそらす効果があります。長めの前髪を立ち上げて、サイドに流すようにすると、輪郭もさりげなくカバーできます。
  • 避けた方が良い髪型
    顔の輪郭が完全に出てしまうベリーショートや、エラのラインでパツンと切りそろえられた髪型は、輪郭を強調してしまうため注意が必要です。

逆三角顔に似合う髪型

逆三角顔タイプは、ハチ周りが広く、あごに向かってフェイスラインがシャープになっているのが特徴です。クールでスタイリッシュな印象を与えますが、ハチの広さが目立ったり、あごのシャープさから冷たい印象に見られたりすることがあります。

  • 似合わせのポイント
    逆三角顔の方の髪型選びの鉄則は、「ハチ周りのボリュームを抑え、あごのラインにボリュームを持たせること」です。トップは高くしすぎず、耳下から襟足にかけて動きや丸みを作ることで、理想のひし形シルエットに近づけます。
  • おすすめの髪型
    1. マッシュウルフ/ミディアムウルフ:トップに丸みを残しつつ、襟足に長さを残すウルフカットは、逆三角顔の輪郭補正に最適なスタイルです。襟足の髪がシャープなあごのラインを和らげてくれます。
    2. 襟足を長めに残したパーマスタイル:あごのライン周辺にパーマでカールをつけることで、視覚的にボリュームをプラスできます。ハチ周りはタイトに抑えるようにスタイリングするのがコツです。
    3. 長めの前髪を流すスタイル:前髪を長めに設定し、サイドに流すことでハチ周りの広さをカバーできます。センターパートや七三分けも、分け目のトップをふんわりさせすぎなければ良く似合います。
  • 避けた方が良い髪型
    ハチ周りのボリュームを強調してしまうような、トップを短くしすぎるスタイルや、サイドを極端に刈り上げたツーブロックは、頭の形をより逆三角形に見せてしまう可能性があります。

自分の顔型を知り、それに合った髪型を選ぶことは、自分をより魅力的に見せるための近道です。美容師に髪を切ってもらう際に、「自分は〇〇顔なのですが、似合うようにしてください」と伝えるだけで、プロの視点から最適な提案をしてもらえるでしょう。

40代の魅力を引き出すスタイリング術

せっかく美容院で理想の髪型にしてもらっても、自宅で再現できなければ意味がありません。特に40代のヘアスタイルは、スタイリングによって清潔感や品格が大きく左右されます。 ここでは、40代男性がマスターすべき、スタイリング剤の選び方と、基本のスタイリング手順を詳しく解説します。この一手間が、あなたの印象を格段にアップさせます。

目的別スタイリング剤の選び方

スタイリング剤には様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。作りたい髪型や髪質に合わせて最適なものを選ぶことが、スタイリング成功の第一歩です。

スタイリング剤の種類 セット力 ツヤ感 おすすめの髪型 特徴
ワックス 弱~強 なし~中 ショート全般、パーマスタイル 最も汎用性が高い。束感、動き、ボリューム調整など、自由自在なスタイリングが可能。種類が豊富なので髪質やスタイルに合わせて選べる。
ジェル ベリーショート、七三分け、ツーブロック 濡れたような強いツヤ感(ウェット感)と、高いキープ力が特徴。一度固まると崩れにくい。ビジネスシーンやフォーマルな場面に最適。
グリース 中~強 七三分け、オールバック、バーバースタイル ジェルと同様に強いツヤ感が出るが、ジェルと違って固まらないのが特徴。手ぐしで再セットが可能。クラシックなスタイルに向いている。
ヘアバーム ミディアム、パーマ、ナチュラルスタイル 自然なまとまりとツヤを与える。セット力は弱いが、髪のパサつきを抑え、潤いを与えるトリートメント効果も期待できる。

ワックス

ワックスは最もポピュラーなスタイリング剤で、その種類の豊富さが魅力です。ファイバータイプ(束感)、クレイタイプ(マットな質感)、クリームタイプ(なじませやすい)などがあり、セット力も様々です。

  • 選び方: 軟毛でボリュームを出したい方は、軽めのファイバータイプやドライワックス。剛毛でしっかり動きをつけたい方は、セット力の強いハードワックスがおすすめです。40代のカジュアルスタイルでは、作り込みすぎない自然な動きを出すのに最適です。

ジェル

ジェルは水分を多く含み、髪につけて乾くとパリッと固まるのが特徴です。その強力なセット力とキープ力は、一日中スタイルを崩したくない日に頼りになります。

  • 選び方: ベリーショートや七三分けなど、清潔感や誠実さを重視するビジネスヘアに最も適しています。 濡れた髪につけると、よりウェットな質感を強調できます。つけすぎると重くなるので、少量ずつ使うのがコツです。

グリース

水溶性のポマードとも呼ばれ、ジェルに似た強いツヤ感が特徴ですが、固まらずに柔軟性を保ちます。そのため、コームや手ぐしで何度もスタイルを修正できるのがメリットです。

  • 選び方: ツーブロックや刈り上げを取り入れたクラシカルなバーバースタイルとの相性が抜群です。七三分けやオールバックなど、毛流れをきれいに見せたいスタイルに使うと、大人の色気と品格が漂います。

ヘアバーム

植物性のオイルやバターを主成分とした、半固形のスタイリング剤です。セット力はほとんどありませんが、髪に潤いと自然なツヤを与え、パサつきや広がりを抑えてくれます。

  • 選び方: 長めのミディアムヘアや、パーマスタイルの仕上げに最適です。髪をまとめつつ、ナチュラルでリラックスした質感を演出したい休日にぴったり。ハンドクリームやリップクリームとしても使える製品も多く、一つ持っておくと便利です。

スタイリングの基本手順

どんなスタイリング剤を使うにしても、その前の「準備」と「付け方」が仕上がりを大きく左右します。以下の3ステップをマスターすれば、誰でも美容院帰りのような仕上がりを再現できます。

髪の乾かし方

スタイリングの成否は、8割がドライヤーで決まると言っても過言ではありません。寝癖がついたままスタイリング剤をつけても、絶対にうまくいきません。

  1. 根元までしっかり濡らす: まずはシャワーを浴びるか、スプレーなどで髪の根元から全体を均一に濡らします。これが寝癖をリセットするための最も重要な工程です。
  2. タオルドライ: ゴシゴシと擦るのではなく、タオルで頭皮をマッサージするように、そして髪を優しく叩くようにして水分を拭き取ります。
  3. ドライヤーで乾かす: ここが最重要ポイントです。作りたいヘアスタイルのシルエットを意識しながら乾かします。 例えば、トップにボリュームが欲しい場合は、髪の根元を下から持ち上げるようにして風を当てます。サイドのボリュームを抑えたい場合は、上から下に風を当てて、手のひらで押さえながら乾かします。前髪を上げたいなら、下から風を当てて根元を立ち上げます。この段階で髪型のベースをほぼ完成させるイメージです。

自然なボリュームの出し方

特に40代になるとトップのボリュームが気になり始めます。ペタッとした髪は老けた印象を与えるため、ふんわりとしたボリューム感を出すテクニックは必須です。

  • 根元をこするように乾かす: ドライヤーをかける際に、ボリュームを出したい部分の髪を指の腹でわしゃわしゃとこするように動かしながら、様々な方向から風を当てます。これにより、髪の根元が立ち上がり、自然なボリュームが生まれます。
  • 冷風でキープ: 髪は温かい状態から冷める時に形が固定されます。ボリュームを出したい部分を温風で立ち上げた後、最後に冷風を当てることで、ふんわり感が長時間キープされます。

スタイリング剤の付け方

スタイリング剤は、ただ髪につければ良いというものではありません。正しい付け方で、効果を最大限に引き出しましょう。

  1. 適量を取る: まずは少量(小豆〜人差し指の第一関節程度)を手に取ります。足りなければ後から足せば良いので、最初から多く取りすぎないように注意しましょう。
  2. 手のひらでしっかり伸ばす: スタイリング剤を指先だけでなく、手のひら全体、指の間まで、透明になるくらいしっかりと伸ばします。 これがムラなく仕上げるための最大のコツです。
  3. 根元から全体になじませる: 毛先だけにつけるのではなく、髪のボリュームがある後頭部やトップから、髪の内側に指を入れて根元を立ち上げるようになじませていきます。前髪は最後、手に残ったごく少量のスタイリング剤で整える程度にします。最初から前髪につけると、ベタついて重い印象になるので注意が必要です。
  4. シルエットを整える: 全体になじんだら、手ぐしや指先で毛束をつまんだり、毛流れを整えたりして、最終的なシルエットを完成させます。ボリュームを出すところ(トップ)、抑えるところ(サイド)のメリハリをつけるのがポイントです。

このスタイリング術を毎朝の習慣にすることで、あなたの髪型はもっと魅力的になり、一日を自信を持ってスタートできるはずです。

美容院で失敗しないオーダーのコツ

なりたい髪型の写真を用意する、髪の悩みや希望を正直に伝える、普段の服装やライフスタイルを話す

理想の髪型を手に入れるためには、美容師とのコミュニケーションが極めて重要です。しかし、「どう伝えれば良いか分からない」「要望を言うのが恥ずかしい」と感じる方も少なくありません。ここでは、あなたの「なりたいイメージ」を美容師と共有し、120%満足のいく仕上がりを実現するための、簡単で効果的なオーダーのコツを3つ紹介します。

なりたい髪型の写真を用意する

言葉だけで髪型のイメージを正確に伝えるのは、プロの美容師相手でも非常に困難です。 「短めに」「すっきりと」「いい感じに」といった抽象的な表現は、人によって解釈が大きく異なります。この認識のズレが、仕上がり後の「こんなはずじゃなかった」という失敗の最大の原因です。

  • 最も確実な方法
    そのズレをなくす最も確実で簡単な方法が、なりたい髪型の写真を複数枚用意して見せることです。スマートフォンで検索して、イメージに近いヘアスタイルの画像を保存しておきましょう。
  • 写真選びのポイント
    • 複数枚用意する: 1枚だけでなく、2〜3枚用意するのがおすすめです。正面からだけでなく、サイドやバックの写真があると、美容師はより立体的にスタイルを理解できます。
    • 「好きな部分」と「そうでない部分」を伝える: ある写真の「前髪の雰囲気は好きだけど、サイドはもっと短くしたい」というように、写真のどの部分が気に入っているのかを具体的に伝えましょう。これにより、あなただけのオーダーメイドのスタイルに近づきます。
    • 自分の髪質や顔型に近いモデルを選ぶ: 完全に同じでなくても、なるべく自分と条件が近いモデルの写真を選ぶと、実現可能性が高まります。

「モデルさんがイケメンだから似合うんでしょ?」と気後れする必要は全くありません。美容師は、その写真のどこにあなたが魅力を感じているのか(シルエット、質感、雰囲気など)を読み取り、あなたの髪質や骨格に合わせて最適な形に落とし込むプロです。写真は、あくまでイメージを共有するための「共通言語」と捉えましょう。

髪の悩みや希望を正直に伝える

美容師は、単に髪を切る職人であるだけでなく、あなたの髪に関する悩みを解決するパートナーでもあります。普段感じているコンプレックスや、スタイリングの際に困っていることを正直に伝えることで、美容師はそれを解決するためのカットやスタイリングを提案してくれます。

  • 伝えるべき悩みの具体例
    • 「トップのボリュームが最近なくなってきた」
    • 「サイドが広がりやすくて、頭が大きく見える」
    • 「M字の生え際が気になる」
    • 「白髪が増えてきたが、どうしたら良いか分からない」
    • 「くせ毛で朝のセットがまとまらない」
    • 「髪が硬くて、ワックスをつけても動きが出ない」

これらの情報は、美容師にとって非常に貴重なヒントとなります。例えば、「トップにボリュームが欲しい」と伝えれば、トップを短くして立ち上がりやすくするレイヤーカットや、ポイントパーマを提案してくれるかもしれません。「サイドが広がる」という悩みには、ツーブロックや、内側をしっかりすくカットで対応してくれます。

悩みを伝えることは、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、それを伝えることで、仕上がりの満足度は格段に上がります。

普段の服装やライフスタイルを話す

髪型は、その人のライフスタイル全体の一部です。普段どんな服を着て、どんな仕事をして、休日はどう過ごすのか。 そういった情報を共有することで、美容師はあなたの生活に本当にフィットする、再現性の高いヘアスタイルを提案しやすくなります。

  • 伝えるべきライフスタイルの具体例
    • 仕事: 「普段はスーツが多い」「オフィスカジュアルで、内勤です」「作業着を着ることが多い」
    • 服装の好み: 「きれいめなファッションが好き」「カジュアルなTシャツ、デニムスタイルが中心」「古着が好き」
    • 休日の過ごし方: 「アウトドアやスポーツが好き」「家でゆっくり過ごすことが多い」「家族と出かける」
    • スタイリングにかけられる時間: 「朝は忙しいので、5分以内でセットしたい」「スタイリングは好きなので、時間はかけられる」

例えば、「普段はスーツで、朝は時間がない」と伝えれば、スタイリングが楽なベリーショートや、ジェルで固めるだけの七三分けを提案してくれるでしょう。「休日はアウトドアが好き」と伝えれば、汗をかいても崩れにくい、アクティブな印象のアップバングスタイルを勧めてくれるかもしれません。

美容院での時間は、単に髪を切るだけの時間ではありません。プロである美容師と対話し、自分自身をより深く理解し、新しい魅力を発見するための貴重な機会です。この3つのコツを実践して、次回の美容院ではぜひ、理想の自分をオーダーしてみてください。

40代の髪型に関するよくある質問

40代がやってはいけないNGな髪型、40代に似合うおすすめの髪色、スタイリング剤は毎日使った方が良い?

ここでは、40代の男性が髪型に関して抱きがちな、よくある質問にお答えします。多くの人が気になるポイントを押さえて、髪型選びの最後の疑問を解消しましょう。

40代がやってはいけないNGな髪型はありますか?

絶対にNGという髪型は一概には言えませんが、40代という年齢や社会的立場を考慮すると、避けた方が無難なスタイルはいくつか存在します。主なポイントは「清潔感の欠如」と「若作りに見えること」です。

  • 清潔感に欠けるスタイル
    • 伸びっぱなしの長髪: 手入れの行き届いていない長髪は、不潔な印象やだらしない印象を与えがちです。ミディアムやロングにする場合は、定期的なメンテナンスと清潔感を保つスタイリングが必須です。
    • 過度なダメージヘア: 明るすぎるブリーチを繰り返した髪や、パサパサに傷んだ髪は、品格を損ない、疲れた印象に見えてしまいます。
  • 過度な若作りに見えるスタイル
    • 極端なツーブロック: 刈り上げ部分とトップの髪の長さの差が激しすぎるスタイルは、10代〜20代の若者の間で流行するものであり、40代がやると不自然な若作りに見えてしまう可能性があります。自然な繋がりを意識した「ナチュラルツーブロック」がおすすめです。
    • 奇抜すぎる髪色やメッシュ: 明るすぎる金髪や、原色系の派手なカラー、太すぎるメッシュなどは、TPOをわきまえていないと見なされ、ビジネスシーンでは信頼を損なう原因にもなりかねません。
    • 作り込みすぎたホスト風のスタイル: 毛先を細かく散らしたり、逆毛を立てて過剰にボリュームを出したりするスタイルは、40代の落ち着いた大人の魅力とは相性が良くありません。

最も重要なのは、年齢に抗うのではなく、年齢を重ねたからこそ出せる品格や渋さ、余裕を大切にすることです。 清潔感をベースに、自分らしさをさりげなく表現するバランス感覚が、40代の髪型を成功させる鍵となります。

40代に似合うおすすめの髪色は?

40代のヘアカラーは、若々しさを演出しつつも、品格を失わない色選びが重要です。基本的には、地毛に近い自然な色合いか、白髪を活かす方向性がおすすめです。

  • 自然なブラウン系
    真っ黒な髪よりも、少し明るい6〜7トーン程度のダークブラウンやアッシュブラウンにすると、髪が柔らかく見え、表情も明るい印象になります。白髪が少し混じり始めた方の場合、白髪を自然にぼかしてくれる効果もあります。
  • 知的なアッシュ系・グレー系
    赤みを抑えたアッシュ(灰色)系のカラーは、クールで知的な印象を与えます。特に白髪を活かしたい方には「白髪ぼかし」としてアッシュグレーやシルバーアッシュが非常に人気です。 白髪と黒髪のコントラストを和らげ、お洒落なグレイヘアスタイルに移行できます。
  • 避けた方が良い髪色
    前述の通り、明るすぎる金髪や、赤みが強すぎる派手なブラウン、原色系のカラーは、ビジネスシーンでの信頼性や大人の品格を損なう可能性があるため、慎重に検討することをおすすめします。髪色で個性を出したい場合は、インナーカラーなど、さりげなく見える部分に取り入れるのが良いでしょう。

スタイリング剤は毎日使った方が良いですか?

結論から言うと、ヘアスタイルを整え、清潔感を保つためには、基本的には毎日使うことをおすすめします。

  • スタイリング剤を使うメリット
    • 清潔感の演出: 寝癖のままではなく、整えられた髪はそれだけで清潔な印象を与えます。
    • スタイルのキープ: 美容院でカットしたスタイルを再現し、一日中キープできます。特にボリュームを出したり、毛流れを作ったりする上では必須です。
    • 外的要因からの保護: 湿気による広がりや、風による乱れを防ぐ効果があります。
  • 頭皮への影響が気になる場合
    「毎日使うと頭皮に悪いのでは?」と心配される方もいますが、現在のスタイリング剤は品質が向上しており、正しく使えば大きな問題はありません。重要なのは、その日のうちにシャンプーでしっかりと洗い流すことです。特に、スタイリング剤が残ったまま寝てしまうと、毛穴の詰まりや頭皮トラブルの原因になるため注意が必要です。

もし、スタイリング剤のベタつきが苦手な場合や、休日に髪を休ませたい場合は、必ずしもワックスやジェルを使う必要はありません。しかし、その場合でも朝、髪を濡らしてドライヤーでブローするだけでも、印象は大きく変わります。 この一手間をかけるかどうかで、40代の身だしなみへの意識の差が表れると言えるでしょう。