近年、男性の美容意識の高まりとともに、メンズメイクは特別なものではなく、ビジネスやプライベートで好印象を与えるためのツールとして広く受け入れられるようになりました。ニキビ跡やクマ、青ひげといった肌悩みをカバーし、清潔感を演出することで、自信を持って人と接することができるようになります。
しかし、いざメンズメイクを始めようと思っても、「どのブランドを選べばいいかわからない」「何から揃えればいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。ドラッグストアで手軽に買えるプチプラから、上質な仕上がりを約束するデパコス、トレンド感あふれる韓国コスメまで、その選択肢は多岐にわたります。
この記事では、メンズメイクを始めたい初心者から、よりこだわりのアイテムを探している上級者まで、すべての方に向けて自分に最適なブランドを見つけるための選び方から、おすすめの人気ブランド20選、さらには具体的なメイクの基本ステップまでを網羅的に解説します。肌の悩みやなりたいイメージ、予算に合わせて、あなたにぴったりのメンズメイクブランドが必ず見つかるはずです。この記事を参考に、新しい自分を発見する第一歩を踏み出してみましょう。
目次
メンズメイクブランドの選び方
メンズメイクブランドの世界は奥深く、多種多様な選択肢があります。自分に最適なブランドを見つけるためには、いくつかの重要な視点から製品を比較検討することが不可欠です。ここでは、「肌の悩みやなりたい仕上がり」「メイクの習熟度」「価格帯」「購入場所」という4つの主要な切り口から、ブランド選びの具体的な方法を詳しく解説します。これらのポイントを押さえることで、無数の選択肢の中から自分にぴったりのパートナーとなるブランドを見つけ出すことができるでしょう。
肌の悩みやなりたい仕上がりで選ぶ
メンズメイクの最も基本的な目的は、肌の悩みをカバーし、理想の肌印象を演出することです。そのため、自分の肌がどのような状態で、どのような仕上がりを目指したいのかを明確にすることが、ブランド選びの第一歩となります。
ナチュラルにカバーしたい
「メイクしていることを悟られたくない」「あくまで自然に、清潔感をアップさせたい」と考える方は非常に多いでしょう。このようなニーズに応えるのが、薄付きで素肌感を活かせるアイテムです。
具体的には、BBクリームやCCクリーム、色付きの化粧下地などがおすすめです。これらのアイテムは、ファンデーションほどカバー力は高くありませんが、肌の色ムラを均一に整え、毛穴や薄いシミ、クマなどを自然にカモフラージュしてくれます。特にBBクリームは、美容液、日焼け止め、下地、ファンデーションなどの機能が一つになったオールインワンタイプが多く、忙しい朝でも手軽に使えるため初心者に最適です。
ブランド選びの際は、テクスチャーがみずみずしく、伸びが良いものを選ぶのがポイントです。厚塗り感が出にくく、まるでスキンケアの延長のように肌に馴染みます。また、パールやラメが入っていない、マットもしくはセミマットな仕上がりの製品を選ぶと、より男性の肌に自然に溶け込みます。キーワードは「素肌感」「透明感」「薄膜仕上げ」です。これらの言葉をコンセプトに掲げるブランドや製品ラインを探してみましょう。
しっかりとカバーしたい
ニキビ跡の凹凸、濃い青ひげ、目立つシミやクマなど、特定の肌悩みを徹底的に隠したい場合は、カバー力の高いアイテムが必要になります。ナチュラルカバー向けの製品では物足りなさを感じる方は、リキッドファンデーションやスティックファンデーション、そしてコンシーラーを主軸にブランドを選びましょう。
ファンデーションは、製品によってカバー力に大きな差があります。「ハイカバー」「フルカバレッジ」といった表記のある製品は、一般的にカバー力が高い傾向にあります。肌への密着度が高く、崩れにくい処方になっていることが多いのも特徴です。ただし、カバー力が高い分、厚塗り感が出やすいという側面もあるため、塗り方には少しコツが必要です。少量を顔の中心から外側に向かって薄く伸ばし、気になる部分にだけ重ね付けするのが基本です。
さらに、ファンデーションだけでは隠しきれない頑固な悩みには、コンシーラーが必須アイテムです。スティックタイプは硬めのテクスチャーでカバー力が高く、ピンポイントのシミやニキビ跡に適しています。リキッドタイプは伸びが良く、広範囲のクマや赤みのカバーに便利です。自分の悩みに合った形状と、肌色より少しだけ暗い色を選ぶのが、白浮きせずに自然に隠すコツです。
スキンケア効果も重視したい
メイクは肌に負担をかける、というイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、最近のコスメは進化しており、メイクしながら肌をケアできるスキンケア効果を兼ね備えた製品が数多く登場しています。
日中の乾燥が気になる方は、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドといった保湿成分が配合されたファンデーションやBBクリームがおすすめです。肌の潤いを保ち、乾燥による化粧崩れや粉吹きを防いでくれます。また、日中の紫外線は肌老化の大きな原因です. SPF/PA値が高い日焼け止め効果を持つベースメイクアイテムを選べば、紫外線対策も同時に完了します。
さらに、テカリやニキビが気になる脂性肌の方には、皮脂吸着パウダーが配合されたものや、「ノンコメドジェニックテスト済み」(ニキビのもとになりにくい処方)と記載された製品が適しています。これらの製品は、過剰な皮脂を抑えてサラサラの肌をキープし、ニキビの悪化を防ぐ助けとなります。このように、自分の肌質や悩みに合ったスキンケア成分が含まれているかどうかも、ブランド選びの重要な判断基準となります。
初心者か上級者かで選ぶ
メイクの経験値によっても、適したブランドは異なります。使いやすさやアイテムのシンプルさを求めるのか、それとも表現の幅広さや専門性を求めるのか、自分のレベルに合わせてブランドを選んでみましょう。
初心者はメンズ専用ブランドやアイテム数の少ないブランドがおすすめ
メイク未経験者や初心者が最初に直面する壁は、「何から買えばいいのかわからない」という問題です。そんな方には、男性の肌質や肌色、そして悩みを徹底的に研究して開発されたメンズ専用ブランドが最適です。
メンズ専用ブランドの多くは、「BBクリーム(またはファンデーション)」「コンシーラー」「アイブロウ」「リップクリーム」といった基本アイテムに絞ったシンプルな製品ラインナップになっています。これにより、初心者が迷うことなく、まず揃えるべきアイテムを直感的に選ぶことができます。また、色展開も男性の平均的な肌色に合わせて数種類に絞られていることが多く、色選びの失敗が少ないのも大きなメリットです。
パッケージも男性が手に取りやすいように、シンプルでスタイリッシュなデザインが採用されていることがほとんどです。公式サイトや製品ページでは、基本的な使い方や「バレないメイクのコツ」などが丁寧に解説されていることも多く、まさに至れり尽くせりのガイド役となってくれます。
上級者はジェンダーレスブランドやアイテムの幅が広いブランドもチェック
基本的なメイクに慣れ、さらに表現の幅を広げたい、自分だけのスタイルを追求したいと考える上級者には、選択肢がぐっと広がります。性別の垣根なく、メイクそのものを楽しむことをコンセプトにしたジェンダーレスブランドは、そんな探求心を満たしてくれます。
ジェンダーレスブランドや、女性向けがメインでありながら幅広い製品を展開するブランドは、ファンデーションのカラーバリエーションが数十色に及ぶことも珍しくありません。これにより、自分の肌色に寸分違わずマッチする色を見つけることが可能です。また、マット、ツヤ、セミマットといった質感の多様性、アイシャドウやチーク、ハイライトなどの多彩なカラーアイテムも魅力です。
これらのブランドは、必ずしも「メンズメイク」を謳っているわけではありませんが、その豊富なラインナップの中から自分の目的や好みに合うものを選び出す楽しみがあります。デパートのコスメカウンターで専門的な知識を持つビューティーアドバイザーに相談しながら、自分に似合う色や新しい使い方を提案してもらうのも、上級者ならではの醍醐味と言えるでしょう。
価格帯(デパコス・プチプラ)で選ぶ
コスメの価格は、数百円で手に入るものから数万円するものまで様々です。一般的に、デパートのコスメカウンターで販売されているものを「デパコス」、ドラッグストアなどで気軽に購入できる低価格帯のものを「プチプラ」と呼びます。それぞれの特徴を理解し、自分の予算や価値観に合ったものを選びましょう。
デパコス (デパートコスメ) | プチプラ (プチプライスコスメ) | |
---|---|---|
価格帯 | 高価格帯 (BBクリームで4,000円〜) | 低価格帯 (BBクリームで1,000円前後〜) |
主な購入場所 | デパート、公式オンラインストア | ドラッグストア、バラエティショップ、ECサイト |
メリット | ・高品質な成分、処方 ・洗練されたパッケージ ・BAによるカウンセリング ・所有する満足感 |
・低価格で気軽に試せる ・トレンドアイテムが豊富 ・入手しやすい ・コストパフォーマンスが高い |
デメリット | ・価格が高い ・気軽に試しにくい |
・パッケージがシンプルなものが多い ・ブランドによっては色展開が少ない ・専門的なアドバイスは受けにくい |
おすすめな人 | ・質の高い仕上がりを求める人 ・特定の肌悩みを解決したい人 ・ブランドの世界観を楽しみたい人 |
・メイクを始めたばかりの初心者 ・コストを抑えたい人 ・色々なアイテムを試したい人 |
デパコス:質の高い仕上がりと特別感を求める方に
デパコスブランドの最大の魅力は、その価格に見合うだけの高品質な仕上がりです。最新の皮膚科学研究を応用した独自の成分や、肌へのフィット感、崩れにくさを追求した処方など、細部にまでこだわりが詰まっています。肌にのせた瞬間のなめらかな感触や、時間が経ってもくすみにくい美しい仕上がりは、一度体験するとその価値を実感できるでしょう。
また、高級感あふれる洗練されたパッケージデザインも所有する喜びを満たしてくれます。毎朝のメイクタイムを、特別な時間へと演出してくれるでしょう。さらに、デパートのカウンターでは、専門知識豊富なビューティーアドバイザーから自分の肌質や悩みに合わせた最適なアイテム選びのアドバイスや、プロのメイクテクニックを直接教えてもらえるという、プライスレスな価値も得られます。
プチプラ:気軽に試したい、コストを抑えたい方に
一方、プチプラブランドの魅力は、何と言ってもその手頃な価格と入手のしやすさにあります。1,000円前後でBBクリームが購入できるなど、メイク初心者でも気軽に挑戦できるのが最大のメリットです。「自分にメイクが合うかわからない」「まずは試してみたい」という方にとって、これ以上ない選択肢と言えるでしょう。
近年は技術の進歩により、プチプラと侮れない高品質な製品が続々と登場しています。デパコスに引けを取らないカバー力や持続力を持つアイテムも珍しくありません。また、トレンドのカラーや質感をいち早く取り入れた製品が多いため、気軽に流行りのメイクを試せるのも楽しいポイントです。まずはプチプラで基本のアイテムを揃え、メイクに慣れてきたら特定のアイテムだけデパコスにグレードアップする、といった使い分けも賢い方法です。
購入できる場所で選ぶ
どこでコスメを購入するかも、ブランド選びの重要な要素です。それぞれの購入場所には異なるメリットがあり、自分のライフスタイルや買い物の仕方に合わせて選ぶことができます。
ドラッグストア・バラエティショップ
最も手軽で身近な購入場所が、全国のドラッグストアやロフト、プラザといったバラエティショップです。仕事帰りや買い物のついでに気軽に立ち寄ることができ、数多くのプチプラブランドや一部のメンズコスメブランドが並んでいます。
最大のメリットは、テスターが用意されていることが多い点です。BBクリームやファンデーションの色味、テクスチャーなどを実際に自分の肌で試してから購入できるため、色選びの失敗を減らすことができます。ただし、専門の販売員が常駐しているわけではないため、詳しいアドバイスを求めるのは難しい場合があります。
デパートのコスメカウンター
前述の通り、デパコスブランドの主要な販売チャネルです。ここでは、ただ商品を買うだけでなく、ブランド専属のビューティーアドバイザー(BA)によるプロのカウンセリングを受けられます。専用の機器で肌の状態を測定してもらったり、自分の肌悩みやなりたいイメージを伝え、最適な商品や色を提案してもらったりすることが可能です。
実際に顔にメイクを施してもらう「タッチアップ」サービスを利用すれば、仕上がりのイメージを正確に確認できます。価格は高いですが、自分に本当に合ったものを見つけたい、メイクの技術も学びたいという方には最適な場所です。
公式オンラインストア・ECサイト
時間や場所を問わずに買い物ができるオンラインストアは、非常に便利な選択肢です。ブランドの公式サイトでは、限定品や先行販売品が手に入ることがあるほか、製品の詳細な情報や開発背景などを深く知ることができます。Amazonや楽天市場、@cosme SHOPPINGといった大手ECサイトでは、豊富な口コミやレビューを比較検討できるのが最大のメリットです。
実際に製品を試すことはできませんが、オンライン限定のカラーシミュレーションツールを提供しているブランドもあります。ポイント還元やセールなどを活用すれば、お得に購入できるチャンスも多いです。忙しくて店舗に行く時間がない方や、多くの情報を比較してじっくり選びたい方におすすめです。
メンズメイクのおすすめ人気ブランド20選
ここでは、数あるブランドの中から、初心者から上級者まで幅広いニーズに応えるおすすめの人気メンズメイクブランドを20選ご紹介します。メンズ専用ブランドはもちろん、ジェンダーレスに使えるブランドまで、それぞれの特徴や魅力を解説しますので、ぜひブランド選びの参考にしてください。
① FIVEISM × THREE (ファイブイズム バイ スリー)
メンズメイクのパイオニア的存在として知られる、日本のコスメブランドTHREEから生まれたブランドです。「個性をありのままに表現する」というコンセプトを掲げ、性別や年齢にとらわれない自己表現のツールとしてのメイクを提案しています。バータイプのファンデーションやコンシーラーなど、男性が直感的に使いやすいスティック状のアイテムが豊富なのが特徴です。洗練されたミニマルなパッケージも魅力で、質の高さを求める大人の男性から絶大な支持を得ています。
参照:FIVEISM × THREE 公式サイト
② SHISEIDO MEN (シセイドウ メン)
世界的な化粧品メーカー資生堂が、長年の男性皮膚科学研究の成果を結集させたメンズ専用ラインです。スキンケアをベースとした発想で、メイクアイテムにも美容成分を贅沢に配合。肌を健やかに保ちながら、見た目の印象を向上させます。BBクリームやコンシーラーは、自然なカバー力と軽やかなつけ心地で、初心者でも扱いやすいのが特徴。信頼の資生堂ブランドという安心感も大きな魅力です。
参照:SHISEIDO MEN 公式サイト
③ CHANEL (シャネル)
世界的ラグジュアリーブランド、シャネルが展開するメンズメイクアップラインが「BOY DE CHANEL(ボーイ ドゥ シャネル)」です。「美しさは、ひとのスタイルを描き出すもの。性別は関係ない」という哲学のもと、ファンデーション、アイブロウ、リップなどを展開。エレガントでマットなネイビーのパッケージは、所有する喜びを感じさせてくれます。上質なテクスチャーと洗練された仕上がりで、ワンランク上の自分を演出したい男性に最適です。
参照:CHANEL公式サイト
④ Dior (ディオール)
シャネルと並ぶラグジュアリーブランド、ディオールもメンズメイクに力を入れています。スキンケアライン「ディオール オム」と連動したアイテムや、バックステージから着想を得たプロ仕様のメイクアップラインは、性別を問わず人気です。特にファンデーションやコンシーラーのカラーバリエーションが非常に豊富で、どんな肌色にも完璧にマッチする色が見つかります。トレンド感と確かな品質を両立させたい方におすすめです。
参照:Dior公式サイト
⑤ TOM FORD BEAUTY (トム フォード ビューティ)
デザイナー、トム・フォードが手がけるビューティラインは、「完璧な肌は究極のアクセサリー」という哲学に基づいています。男性の骨格を美しく見せることにこだわり、コンシーラーやアイブロウジェルなど、機能的で洗練されたアイテムが揃います。ラグジュアリーを極めたパッケージと、非の打ちどころのない仕上がりは、まさに大人の男性のためのコスメ。価格帯は高いですが、それに見合う満足感を得られるブランドです。
参照:TOM FORD BEAUTY公式サイト
⑥ ORBIS Mr. (オルビス ミスター)
スキンケアブランドとして知られるオルビスのメンズラインです。「シンプルでスマートな身だしなみ」をコンセプトに、複雑なステップを不要とするミニマルなアイテムを展開しています。特に、1本で日焼け止め・下地・ファンデーションの役割を果たす「ベースカラー コントローラー」は、肌の色ムラや毛穴を自然に補正し、清潔感のある肌を手軽に作れると初心者から高い支持を得ています。
参照:ORBIS公式サイト
⑦ KATE (ケイト)
「NO MORE RULES.」をスローガンに掲げるカネボウ化粧品のメイクアップブランド。プチプラながら高品質でトレンド感のあるアイテムを数多く生み出しており、性別を問わずファンが多いです。特にアイブロウアイテムは絶大な人気を誇り、ペンシル、パウダー、マスカラと種類も豊富。BBクリームやコンシーラーもカバー力に定評があり、コストを抑えつつ本格的なメイクに挑戦したい方の強い味方です。
参照:KATE公式サイト
⑧ CEZANNE (セザンヌ)
「ずっと安心、ずっとキレイ」をコンセプトに、高品質・低価格なコスメを提供し続ける日本のプチプラブランド。肌へのやさしさを考え、シンプルな処方とパッチテスト済みの製品が多いのが特徴です。テカリ防止下地やBBクリーム、フェイスパウダーなどが人気で、1,000円以下で購入できるアイテムがほとんど。メンズメイクを気軽に試してみたいという入門者に最適なブランドです。
参照:CEZANNE公式サイト
⑨ 無印良品
シンプルなライフスタイルを提案する無印良品は、コスメも充実しています。天然由来のうるおい成分を配合し、敏感肌にも配慮した低刺激性の製品が多く、肌がデリケートな男性でも安心して使いやすいのが魅力です。BBクリームやコンシーラー、アイブロウペンシルなど、メイクに必要な基本アイテムが手頃な価格で揃います。無駄のないシンプルなパッケージも、男性の部屋に自然に馴染みます。
参照:無印良品公式サイト
⑩ LAKA (ラカ)
韓国初のジェンダーニュートラルメイクアップブランドとして登場し、大きな話題を呼びました。すべてのクリエイションにおいて女性と男性のルックを提案し、性別の枠にとらわれない「らしさ」を追求しています。透明感あふれる仕上がりのクッションファンデーションや、みずみずしいツヤが持続する「フルーティーグラムティント」は特に人気。トレンド感と抜け感のあるメイクを楽しみたい方におすすめです。
参照:Laka Official Brand Mall (Qoo10)
⑪ VT COSMETICS (ブイティー コスメティックス)
韓国の人気コスメブランドで、特にCICA(シカ)成分を配合したスキンケア製品が有名です。そのスキンケア技術を活かしたベースメイクアイテムは、肌荒れを防ぎながらメイクができると敏感肌の人々から支持されています。緑のパッケージが象徴的な「シカクッションファンデ」は、赤みを自然にカバーし、健やかな肌を演出します。スキンケア効果を重視する方にぴったりのブランドです。
参照:VT CUBE JAPAN公式サイト
⑫ GIVENCHY (ジバンシイ)
フランスのオートクチュールブランド、ジバンシイのコスメラインには「MISTER(ミスター)」という、性別を問わず使えるシリーズがあります。肌の凹凸をなめらかにするマットスティックや、眉やまつ毛を整える透明なブロウフィクサーなど、メイク感を主張せずとも印象を格上げしてくれるユニークなアイテムが揃います。素顔を底上げするような、洗練された「隠し技」コスメを探している上級者向けです。
参照:GIVENCHY BEAUTY公式サイト
⑬ IPSA (イプサ)
「自ら、ともに、つくり上げる」というコンセプトのもと、カウンセリングを重視する日本のコスメブランド。独自の肌測定器「イプサライザー」による分析結果に基づき、一人ひとりの肌に最適なアイテムを提案してくれます。特に、8色のファンデーションから自分の肌色にぴったりの色を選べる「リキッド ファウンデイションe」は、色選びで失敗したくない男性におすすめ。自分だけのレシピを見つけたい方に最適です。
参照:IPSA公式サイト
⑭ MEN’S TBC (メンズ TBC)
エステティックサロンTBCがプロデュースするメンズコスメブランドです。エステティシャンの視点から開発された製品は、男性特有の肌悩みにアプローチ。BBクリームやコンシーラーは、青ひげやクマ、ニキビ跡などをしっかりカバーしながらも、自然な仕上がりを実現します。サロン品質のケアを自宅で手軽に取り入れたい、というニーズに応えるブランドです。
参照:MEN’S TBC 公式サイト
⑮ Magnifique (マニフィーク)
コーセーコスメポートが展開するメンズコスメブランド。「自然の恵みをサイエンスの力で」をコンセプトに、植物由来の保湿成分などを配合したスキンケア発想のアイテムが特徴です。BBクリームやコンシーラーは、洗顔料で簡単にオフできる手軽さも魅力。ドラッグストアなどで購入でき、価格も手頃なため、初心者が手に取りやすいブランドの一つです。
参照:Magnifique公式サイト
⑯ LIPPS BOY (リップスボーイ)
人気ヘアサロン「LIPPS」がプロデュースするメンズコスメブランド。ヘアスタイルだけでなく、顔の印象もトータルでプロデュースするという発想から生まれました。BBクリームやコンシーラー、アイブロウなど、男性が「かっこよくなる」ために必要なアイテムを厳選して展開。特にファンデーションは、男性の肌色に合わせたカラー展開と、バレにくいナチュラルな仕上がりに定評があります。
参照:LIPPS BOY公式サイト
⑰ UNO (ウーノ)
資生堂が展開する、若い男性向けのマスブランド。スキンケアやヘアスタイリング剤でおなじみですが、近年はメイクアップアイテムも充実しています。「速攻肌悩みカバー」を謳うBBクリーム「フェイスカラークリエイター」は、塗ると色が自分の肌色に変化するユニークな処方で、色選び不要という手軽さが人気です。ドラッグストアで手軽に購入でき、メイク入門に最適です。
参照:UNO公式サイト
⑱ GATSBY THE DESIGNER (ギャツビー ザ デザイナー)
マンダムが、トップヘアサロンと共同開発したメンズコスメの新ラインです。「ヘアデザインだけでなく、顔の細部までデザインする」というコンセプトで、BBクリーム、コンシーラー、アイブロウなどを展開。プロの視点を取り入れた使いやすさと、洗練されたミニマルなデザインが特徴。クリエイティブな感性を持つ男性に響くブランドです。
参照:GATSBY THE DESIGNER公式サイト
⑲ NULL (ヌル)
ECサイトを中心に人気を集める日本のメンズコスメブランドです。特にBBクリームは、男性の肌悩みを徹底研究して開発されており、SPF/PA値も高く、日焼け止めとしても優秀。汗や水に強いウォータープルーフ処方でありながら、石鹸で落とせる手軽さも人気の理由です。オンラインでの購入に抵抗がなく、機能性を重視する方におすすめです。
参照:NULL公式サイト
⑳ BOTCHAN (ボッチャン)
「『男らしく』を脱け出そう。」という印象的なコピーを掲げる、ジェンダーレスコスメブランド。カラフルでポップなパッケージが目を引きます。スキンケア発想のアイテムが中心で、肌に優しい処方が特徴。肌の色ムラを補正し、トーンアップさせるカラー下地「スキンパーフェクター マット」は、ファンデーションに抵抗がある男性でも使いやすいアイテムとして人気です。
参照:BOTCHAN公式サイト
【初心者向け】まず試したいメンズメイクブランド
メイクを始めたいけれど、何から手をつけていいかわからない。そんな初心者の方には、「シンプルさ」「使いやすさ」「手に入れやすさ」を兼ね備えたブランドが最適です。ここでは、特におすすめの4つのブランドをピックアップし、なぜ初心者向けなのかを詳しく解説します。
ORBIS Mr. (オルビス ミスター)
スキンケアで定評のあるオルビスのメンズライン「オルビス ミスター」は、メイク初心者のための配慮が行き届いています。アイテム数が絞られているため、選ぶ際に迷うことがありません。特に代表的なアイテムが「Mr. ベースカラー コントローラー」です。これはBBクリームやファンデーションの一種ですが、肌色を問わずに使える1色展開というのが最大の特徴。肌の上で光をコントロールすることで、クマや青ひげ、毛穴などの色ムラや凹凸を自然にカモフラージュします。色選びという初心者にとって最も高いハードルをなくしてくれるため、安心して使い始めることができます。スキンケア成分も配合されており、日中の乾燥を防いでくれるのも嬉しいポイントです。
無印良品
無印良品は、手に取りやすい価格と、誰にでも使いやすいシンプルな設計が魅力です。特に「BBクリーム」は、SPF40・PA+++と高い紫外線カット効果を持ちながら、石鹸で落とせる手軽さが初心者にはうってつけ。色展開も数種類ありますが、どれも日本人の肌に馴染みやすいニュートラルな色味です。また、「コンシーラー スティックタイプ」も、気になるニキビ跡やシミにピンポイントで使いやすく、カバー力も十分。全国の店舗で気軽にテスターを試せるため、自分の肌で色味や質感を確かめてから購入できる安心感があります。
UNO (ウーノ)
ドラッグストアでおなじみのUNOは、「とにかく手軽に、速攻で」というニーズに応えてくれます。代表アイテムの「フェイスカラークリエイター」は、白いクリームが肌の上で自分の肌色に変化するという画期的な技術を採用。これにより、色選びが一切不要になります。さらに、洗顔料で簡単にオフできるため、専用のクレンジングを用意する必要もありません。「メイクは面倒くさい」と感じる男性でも、日焼け止めを塗る感覚で気軽に取り入れられるのが最大の強み。価格も非常に手頃で、メンズメイクの第一歩としてこれ以上ない選択肢と言えるでしょう。
NULL (ヌル)
オンラインを中心に展開するNULLは、男性の肌悩みを解決することに特化したブランドです。特に「BBクリーム」は、青ひげやニキビ跡、クマといった男性特有の悩みをしっかりとカバーする高い性能で人気を集めています。ウォータープルーフ処方で汗や皮脂に強く、長時間崩れにくいにも関わらず、洗顔料とぬるま湯で落とせるという手軽さも両立。オンラインでの購入がメインですが、公式サイトでは色の選び方や使い方が動画で丁寧に解説されているため、初心者でも安心して購入できます。機能性を重視し、確実なカバー力を求めるならNULLがおすすめです。
【デパコス】上質な仕上がりを求める方向けブランド
メイクに慣れてきたり、ビジネスシーンや特別な日のために、より洗練された印象を求めたりする方には、デパートコスメ(デパコス)がおすすめです。高品質な成分、緻密に計算されたテクスチャー、そして所有する喜びを満たすパッケージは、毎日のメイクを特別な儀式へと昇華させてくれます。ここでは、上質な仕上がりを約束する5つのデパコスブランドをご紹介します。
FIVEISM × THREE (ファイブイズム バイ スリー)
メンズメイクの領域を切り拓いた先駆者として、「品質」と「使いやすさ」を高いレベルで両立させています。ブランドの象徴的なアイテムである「ネイキッドタッチ モイスチャライザー」は、スキンケアのような軽いつけ心地でありながら、肌のトーンを均一に整え、洗練された素肌感を演出します。「コンシール バー」はクレヨンのようなスティック状のコンシーラーで、気になる部分に直接塗って指でなじませるだけ。男性が直感的に使える工夫が随所に凝らされており、プロのような仕上がりを手軽に実現できます。デパコス入門としても最適なブランドです。
CHANEL (シャネル)
「BOY DE CHANEL(ボーイ ドゥ シャネル)」は、究極のラグジュアリーとエレガンスを体現しています。フルイドタイプのファンデーション「ル タン」は、驚くほど軽やかなテクスチャーで肌に溶け込み、つけていることを忘れるほどの快適さが続きます。それでいて、肌の欠点を品良くカバーし、内側から発光するようなヘルシーな肌印象に。アイブロウペンシルやリップボームも、男性の顔立ちに自然な立体感と血色感を与えてくれます。シャネルというブランドを纏う高揚感は、自信という何よりのアクセサリーになるでしょう。
Dior (ディオール)
ディオールのメイクアップは、ファッションショーのバックステージからインスピレーションを得た、プロフェッショナルな品質が魅力です。特に「ディオールスキン フォーエヴァー」シリーズのファンデーションやコンシーラーは、圧倒的なカラーバリエーションを誇り、自分の肌色に完璧に合う一色が見つかります。カバー力と持続力に優れ、長時間美しい仕上がりをキープ。トレンドを取り入れつつも、決して品位を失わない絶妙なバランス感覚は、さすがディオール。メイクで自己表現を楽しみたい、感度の高い男性におすすめです。
TOM FORD BEAUTY (トム フォード ビューティ)
「紳士のためのグルーミング」という確固たる哲学を持つトム フォード ビューティは、機能性とラグジュアリーを極めた製品を展開しています。男性向けのコンシーラーは、肌にピタッと密着し、クマや赤みを完璧にカモフラージュ。アイブロウジェルは、眉毛一本一本をコーティングし、自然で立体的な眉を一日中キープします。製品のクオリティはもちろんのこと、重厚感のあるパッケージデザインは、まさに大人の男性の書斎にふさわしい逸品。価格は最高級クラスですが、それに見合うだけの確かな効果と満足感をもたらしてくれます。
SHISEIDO MEN (シセイドウ メン)
日本のトップコスメブランド資生堂が、長年の男性皮膚科学研究を注ぎ込んだSHISEIDO MENは、スキンケアとメイクアップの融合を高いレベルで実現しています。人気の「ヴァイブラント BBモイスチャライザー」は、美容液のようなみずみずしい感触で、乾燥や肌荒れを防ぎながら、色ムラや毛穴を自然にカバー。メイク特有の皮膜感がなく、肌が呼吸しているような軽やかなつけ心地が特徴です。日本の男性の肌質や好みを熟知した処方は、まさに「痒い所に手が届く」使い心地。品質と安心感を求めるなら、まず試すべきブランドの一つです。
【プチプラ】手軽に始められるメンズメイクブランド
「まずは気軽に試してみたい」「毎日のことだからコストは抑えたい」そんな方には、ドラッグストアなどで手軽に購入できるプチプラブランドが最適です。近年、プチプラコスメの品質は飛躍的に向上しており、デパコスに引けを取らない実力派アイテムも少なくありません。ここでは、コストパフォーマンスに優れた4つのブランドをご紹介します。
KATE (ケイト)
プチプラ界の雄、KATEはシャープでクールな世界観と、トレンドを捉えた高い機能性で、性別を問わず絶大な人気を誇ります。特に「3DアイブロウカラーN」のような眉マスカラや、数々のベストコスメを受賞したアイブロウペンシルは、眉メイク初心者の男性でも自然で立体的な眉を描けると評判です。「ザBB(カバー&オイルブロック)」は、テカリやベタつきを長時間抑えながら、高いカバー力を実現。プチプラ価格で本格的なメイクを楽しみたい、という願いを叶えてくれるブランドです。
CEZANNE (セザンヌ)
「高品質・低価格」を徹底的に追求するセザンヌは、メイク初心者の強い味方です。ほとんどのアイテムが1,000円以下で購入できるという驚きの価格設定ながら、その品質は確か。特に「皮脂テカリ防止下地」は、男性の悩みであるTゾーンのテカリを強力にブロックしてくれる名品です。BBクリームやフェイスパウダーも、肌に優しい処方でありながら、毛穴や色ムラをふんわりとカバー。とにかくコストをかけずに基本のアイテムを揃えたいなら、まずセザンヌのカウンターを覗いてみるのがおすすめです。
GATSBY THE DESIGNER (ギャツビー ザ デザイナー)
メンズコスメの老舗ギャツビーが、トップサロンと共同開発した新ライン。「プロの仕上がりを手軽に」というコンセプト通り、使いやすさと洗練されたデザインが両立しています。BBクリームは、男性の肌色に馴染むよう計算された2色展開で、厚塗り感なく自然な仕上がり。コンシーラーやアイブロウも、テクニック不要でプロが仕上げたような印象を作れます。プチプラでありながら、デザイン性にもこだわりたいという方にぴったりです。
Magnifique (マニフィーク)
コーセーコスメポートが手がけるMagnifiqueは、スキンケア発想のメンズコスメです。植物由来の成分を配合し、肌への優しさに配慮しています。BBクリームは、みずみずしいテクスチャーで伸びが良く、メイクに慣れていない男性でもムラなく簡単に塗ることができます。洗顔料で簡単にオフできるため、クレンジングに抵抗がある方でも安心。ドラッグストアで手軽に購入できるので、日々のスキンケアの延長として取り入れやすいブランドです。
【韓国】トレンド感を重視する方向けメンズメイクブランド
ツヤ感を重視した「水光肌」や、性別の垣根を感じさせないジェンダーニュートラルな表現など、世界の美容トレンドを牽引する韓国コスメ。メンズメイクにおいても、その影響力は絶大です。ここでは、トレンド感あふれるメイクを楽しみたい方におすすめの韓国ブランドを4つご紹介します。
LAKA (ラカ)
韓国初のジェンダーニュートラルブランドとして、シーンに衝撃を与えたLAKA。その製品は、すべてのクリエイションにおいて女性と男性双方のモデルを起用し、性別に関係なく使えることを明確に打ち出しています。特に人気の「フルーティーグラムティント」は、唇にみずみずしいツヤの膜を張り、自然な血色感をプラスしてくれます。男性が使っても浮かない絶妙なカラーが揃っており、潤いと健康的な印象を手に入れたい方におすすめです。ベースメイクも、素肌のような透明感を引き出すアイテムが豊富です。
VT COSMETICS (ブイティー コスメティックス)
鎮静効果で知られるCICA(シカ)成分を配合したスキンケアで一躍有名になったVT。その技術はメイクアップ製品にも応用されており、肌荒れやニキビが気になる方でも安心して使えるのが最大の魅力です。「シカクッションファンデ」は、肌の赤みを自然にカバーしながら、肌を健やかに保つ効果が期待できます。カバー力がありながら厚塗りにならず、セミマットな仕上がりは男性の肌にもぴったり。メイクとスキンケアを両立させたい方に最適なブランドです。
B.READY (ビーレディ)
韓国最大の化粧品会社アモーレパシフィックが、男性のためにローンチした初のメイクアップ専門ブランドです。Z世代の男性をメインターゲットに、彼らのリアルな肌悩みを解決するために開発されました。ファンデーションは5色展開で、男性の多様な肌トーンに対応。青ひげやクマをしっかりカバーするコンシーラーや、自然な血色感を演出するリップバームなど、男性が本当に必要とするアイテムが揃っています。パッケージもシンプルでスタイリッシュ。まさに現代のメンズメイクを象徴するブランドです。
参照:B.READY 公式サイト(Amorepacific)
Hince (ヒンス)
「ムードナラティブ(Mood-Narrative)」をコンセプトに、潜在する本来の美しさを引き出すことを目指すジェンダーレスブランド。その世界観は、落ち着いたトーンでありながらも、個性を感じさせる絶妙なカラーパレットに表れています。肌本来のキメを活かすような薄付きのファンデーションや、繊細なパールがきらめくハイライターは、上品で洗練されたツヤ肌を演出します。派手さはありませんが、確実に印象を格上げしてくれる。そんな大人のための韓国コスメブランドです。
参照:hince 公式サイト
【アイテム別】おすすめのメンズメイクブランド
ここでは、具体的に「どのアイテムを、どのブランドで買うか」という視点から、特におすすめの製品をピックアップしてご紹介します。自分の悩みや目的に合わせて、最適な一品を見つけてください。
BBクリーム・ファンデーション
ベースメイクの基本となるアイテム。カバー力、ナチュラルさ、使いやすさなど、重視するポイントで選びましょう。
NULL BBクリーム
ECサイトで絶大な人気を誇るBBクリーム。青ひげや濃いニキビ跡など、男性特有の悩みをしっかりカバーする高い補正力が魅力です。汗や皮脂に強いウォータープルーフでありながら、洗顔料で落とせる手軽さも兼ね備えています。機能性を最優先するなら、まず試してほしい一本です。
ORBIS Mr. ベースカラー コントローラー
色選び不要という、初心者にとって最大のメリットを持つアイテム。肌色を問わず、光の効果で色ムラや毛穴を自然に補正します。スキンケアの延長のような軽い付け心地で、メイクをしていることを忘れるほど。あくまでナチュラルに、清潔感をアップさせたい方におすすめです。
SHISEIDO MEN ヴァイブラント BBモイスチャライザー
資生堂の技術が詰まった、スキンケア効果の高いBBクリーム。みずみずしいテクスチャーで肌にうるおいを与えながら、気になる肌悩みを自然にカバーします。日中の乾燥が気になる方や、肌への負担を気にする方に最適。品のあるセミマットな仕上がりです。
コンシーラー
BBクリームやファンデーションだけでは隠しきれない、ピンポイントの悩みをカバーする必需品です。
FIVEISM × THREE コンシール バー
スティック状で、まるで文房具のように直感的に使えるコンシーラー。ニキビ跡やシミ、クマなど、隠したい場所に直接塗って指でなじませるだけで、肌にピタッと密着します。カバー力とナチュラルさを両立した絶妙な仕上がりは、さすがの一言です。
KATE スティックコンシーラーA
プチプラながら、高いカバー力と密着力を誇るスティックコンシーラー。硬めのテクスチャーで、濃いシミやニキビ跡にもしっかりフィットします。コンパクトで持ち運びにも便利。コストを抑えつつ、確かなカバー力が欲しい方におすすめです。
Dior フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー
プロのメイクアップアーティストも愛用する名品。リキッドタイプで伸びが良く、広範囲のクマや赤みも少量でムラなくカバーできます。高いカバー力がありながら、厚ぼったくならず、時間が経ってもヨレにくいのが特徴。目元のカバーに特に威力を発揮します。
アイブロウ(眉マスカラ・ペンシル)
眉は顔の印象を大きく左右する重要なパーツです。整えるだけで、一気に精悍で清潔感のある印象になります。
KATE 3DアイブロウカラーN
眉毛の流れを整えながら、自然にカラーリングできる眉マスカラ。髪色に合わせて色を選ぶと、より垢抜けた印象になります。汗や皮脂に強いのに、お湯で簡単にオフできるのも嬉しいポイント。眉メイクの仕上げに欠かせないアイテムです。
excel パウダー&ペンシル アイブロウEX
ペンシル、パウダー、ブラシが1本になった非常に便利なアイブロウペンシル。ペンシルで形を描き、パウダーで隙間を埋め、ブラシでぼかすという3ステップがこれ1本で完結します。描きやすさと豊富なカラーバリエーションで、初心者から上級者まで幅広く支持されています。
BOY DE CHANEL アイブロウ ペンシル
繰り出し式のペンシルとスクリューブラシが一体になった、シャネルのメンズ用アイブロウ。なぎなた状の芯が描きやすく、繊細なラインも、太いラインも自在に描けます。ウォータープルーフ処方で、描いた眉を長時間キープ。さりげない高級感が魅力です。
フェイスパウダー
ベースメイクの仕上げに使うことで、テカリを防ぎ、化粧崩れを抑える効果があります。
innisfree ノーセバム ミネラルパウダー N
「あぶらとり紙パウダー」の愛称で知られる、韓国コスメの超人気アイテム。超微粒子の皮脂吸着パウダーが、余分な皮脂をしっかりと吸着し、サラサラの肌を長時間キープします。無色透明なので、ファンデーションの色を邪魔しません。Tゾーンのテカリが気になる男性の必需品です。
CEZANNE うるふわ仕上げパウダー
プチプラとは思えない、ふんわりとキメ細かい肌に仕上げてくれるフェイスパウダー。毛穴をソフトにぼかし、肌をワントーン明るく見せてくれます。保湿成分配合で、乾燥しにくいのも特徴。パール入りのタイプを選べば、自然なツヤ肌も演出できます。
リップクリーム・リップカラー
唇の乾燥を防ぎ、自然な血色感を与えることで、健康的で生き生きとした印象を作ります。
BOTCHAN スキンパーフェクター マット
色付きリップクリームのようなアイテム。唇に自然な血色感を与えながら、マットな質感でテカりを抑えるため、男性が使っても非常にナチュラルです。リップクリームとしてはもちろん、頬にのせて血色感をプラスするチークとしても使えます。
LAKA フルーティーグラムティント
みずみずしいツヤと透明感のある発色が特徴のリップティント。時間が経つとツヤの膜が形成され、美しい仕上がりが長持ちします。男性には、元の唇の色を活かすようなヌーディーなカラーがおすすめ。潤いもたっぷりで、乾燥知らずの唇に。
KATE リップモンスター
発売以来、品薄が続く大ヒットリップ。つけたての色が長時間持続するのが最大の特徴で、マスクにも付きにくいと評判です。豊富なカラーバリエーションの中から、自分の肌色に合う、血色感をプラスしてくれる色を見つける楽しみがあります。
初心者でも簡単!メンズメイクの基本4ステップ
メンズメイクは、決して難しいものではありません。いくつかの基本的なステップとコツを押さえれば、誰でも簡単かつ自然に、清潔感のある印象を手に入れることができます。ここでは、メイク初心者の方に向けて、基本の4ステップを詳しく解説します。
① スキンケアで肌を整える
メイクの仕上がりは、その前のスキンケアで8割決まると言っても過言ではありません。肌が乾燥していたり、皮脂でベタついていたりすると、ファンデーションがうまくのらず、崩れやすくなる原因になります。
まずは洗顔料をしっかりと泡立て、優しく肌の汚れや余分な皮脂を洗い流します。ゴシゴシ擦るのは肌への刺激になるので禁物です。洗顔後は、清潔なタオルで水分を優しく押さえるように拭き取ります。
次に、化粧水で肌に水分を補給します。500円玉大くらいの量を手に取り、顔全体を包み込むようにハンドプレスして、じっくりと肌に馴染ませましょう。肌がひんやりともちっとしたら、水分が補給されたサインです。
最後に、乳液やクリームで油分を補い、化粧水で与えた水分が蒸発しないように蓋をします。ベタつくのが苦手な方は、さっぱりタイプの乳液やジェル状の保湿剤を選ぶのがおすすめです。このひと手間が、日中の乾燥や過剰な皮脂分泌を防ぎ、メイクのノリと持ちを格段に良くします。
② ベースメイクで肌悩みをカバーする
ベースメイクの目的は、肌の色ムラや凹凸を整え、均一でなめらかな「キャンバス」を作ることです。厚塗りにならないよう、「薄く、均一に」を心がけましょう。
化粧下地を塗る
必須ではありませんが、化粧下地を使うと毛穴の凹凸をなめらかにしたり、皮脂によるテカリを防いだり、肌の赤みやくすみを補正したりと、ファンデーションの仕上がりを格上げしてくれます。特にTゾーン(おでこ、鼻)がテカリやすい方は、皮脂崩れ防止効果のある下地を部分的に使うのがおすすめです。
BBクリームやファンデーションを塗る
BBクリームやファンデーションを、おでこ・両頬・鼻・あごの5点に置きます。そして、顔の中心から外側に向かって、指の腹で優しく叩き込むように伸ばしていきます。この時、フェイスライン(顔と首の境目)は、指に残ったごく少量を薄く伸ばすようにして、境目がくっきりしないようにぼかすのが「バレない」ための重要なコツです。
気になる部分にコンシーラーを重ねる
ファンデーションを全顔に塗っても隠しきれない、濃いシミ、ニキビ跡、目の下のクマなどには、コンシーラーをピンポイントで使います。隠したい部分に直接コンシーラーをのせ、周りの肌との境目を指でトントンと優しく叩いてぼかします。この時、コンシーラーをのせた中心部分はあまり触らず、輪郭だけをぼかすようにすると、カバー力を維持したまま自然に仕上がります。
フェイスパウダーで仕上げる
ベースメイクの最後にフェイスパウダーをはたくことで、余分な皮脂を吸着し、ベタつきを抑えてサラサラの肌に仕上げます。また、ファンデーションがマスクや衣服に付着するのを防ぎ、化粧崩れを抑える効果もあります。パフやブラシにパウダーを取り、余分な粉を手の甲などで払ってから、肌の上を優しく滑らせるようにのせましょう。
③ ポイントメイクで印象をアップする
ベースメイクで肌を整えたら、次はポイントメイクでさらに印象を引き締めます。やりすぎは禁物。あくまで「さりげなく」が鉄則です。
アイブロウで眉を整える
眉は顔の額縁とも言われ、その形一つで印象が大きく変わります。ボサボサの眉を整えるだけで、清潔感と意思の強さが感じられる顔立ちになります。
まずはスクリューブラシで毛流れを整えます。次に、アイブロウペンシルで、眉山から眉尻、そして眉頭の下のラインなど、毛が足りない部分を一本一本描き足すように埋めていきます。最後に、眉マスカラで毛流れに逆らうように塗布し、その後毛流れに沿って整えると、立体的で自然な眉が完成します。
色付きリップで血色感を出す
唇の色が悪いと、疲れて見えたり不健康な印象を与えたりします。ほんのり色が付くリップクリームやリップバームを使えば、自然な血色感をプラスでき、顔全体が明るく健康的な印象になります。ポイントは、元の唇の色に近い、コーラル系やローズ系の自然な色を選ぶこと。鏡を見ずに塗れるくらい、さりげない発色のものから始めるのがおすすめです。
④ メイク落としでしっかりオフする
メイクは「する」ことと同じくらい、「落とす」ことが重要です。BBクリームやファンデーション、日焼け止めなどは、通常の洗顔料だけでは完全に落としきれないことがあります。メイク汚れが肌に残ると、毛穴詰まりやニキビ、肌荒れの原因になります。
メイクをした日は、必ずクレンジング(メイク落とし)を使いましょう。オイル、ミルク、ジェルなど様々なタイプがありますが、しっかりメイクをした日は洗浄力の高いオイルタイプ、ナチュラルメイクの日は肌に優しいミルクタイプなど、その日のメイクに合わせて選ぶのが理想です。
クレンジングを乾いた手に取り、肌の上で優しくクルクルと円を描くようになじませ、メイク汚れを浮き上がらせます。その後、ぬるま湯でしっかりと洗い流し、最後に通常の洗顔料でダブル洗顔します。この一手間を習慣にすることが、健やかな肌を保つための鍵となります。
メンズメイクブランドに関するよくある質問
最後に、メンズメイクやブランド選びに関して、多くの方が疑問に思う点についてお答えします。
メンズメイクのアイテムはどこで買える?
メンズメイクのアイテムが購入できる場所は、年々拡大しています。主な購入場所は以下の通りです。
- ドラッグストア・バラエティショップ: KATE、CEZANNE、UNO、Magnifiqueなどのプチプラブランドや一部のメンズコスメブランドが手に入ります。テスターで気軽に試せるのが最大のメリットです。
- デパートのコスメカウンター: CHANEL、Dior、FIVEISM × THREEなどのデパコスブランドが購入できます。専門のビューティーアドバイザーに相談しながら、自分にぴったりのアイテムを選んでもらえます。
- ブランド公式オンラインストア: 限定品や最新情報が手に入ります。ブランドの世界観を深く知ることができます。
- 大手ECサイト (Amazon, 楽天市場, @cosme SHOPPING 등): NULLのようにEC中心のブランドや、国内外の様々なブランドが揃います。豊富な口コミを比較検討できるのが利点です。
- 無印良品や一部のセレクトショップでも、独自の基準でセレクトされたコスメが販売されています。
メイクがバレないようにするコツは?
「メイクがバレたくない」という場合、目指すべきは「メイクで変身する」のではなく、「元々の素肌がキレイであるかのように見せる」ことです。以下の3つのポイントを意識してみましょう。
- 自分の肌色に合った色を選ぶ: ファンデーションやBBクリームの色が肌に合っていないと、顔だけが白く浮いて見え、不自然な印象になります。購入前には必ずテスターをフェイスライン(顔と首の境目)に塗って、肌に馴染むか確認しましょう。
- とにかく薄く塗る: 一度にたくさん塗るのではなく、少量を顔の中心から外側に向かって薄く伸ばすのが基本です。カバーしたい部分には、後からコンシーラーを重ねる「部分カバー」を徹底することで、厚塗り感を防げます。
- 首との境目をぼかす: 最もバレやすいのが、フェイスラインの色の差です。ファンデーションを塗った顔と、塗っていない首の境目がくっきり分かれないように、指やスポンジでしっかりとぼかして馴染ませることが非常に重要です。
女性用のコスメを使ってもいい?
結論から言うと、全く問題ありません。KATEやCEZANNEのように、元々は女性向けとして展開されていながら、性別を問わず多くの男性に愛用されているブランドも多数あります。
ただし、一般的に男性の肌は女性に比べて「皮脂量が多く水分量が少ない」「肌の色が濃く、赤みが少ない」といった傾向があります。そのため、メンズ専用ブランドは、テカリにくい処方になっていたり、男性の肌色に合わせたカラー展開になっていたりするメリットがあります。
最初はメンズ専用ブランドから試してみて、慣れてきたら女性用ブランドの中から自分の肌質や好みに合うものを探してみる、というステップを踏むのも良いでしょう。
クレンジングは毎日必要?
BBクリームやファンデーション、UVカット効果の高い日焼け止めなどを使った日は、必ず毎日クレンジングが必要です。これらのアイテムには油分や、肌に密着する成分が含まれており、通常の洗顔料では完全に落としきれません。
メイク汚れが肌に残ると、皮脂や古い角質と混ざり合って毛穴を塞ぎ、ニキビや黒ずみ、肌荒れといった様々な肌トラブルを引き起こす原因となります。
最近では「石鹸で落とせる」「洗顔料でオフ可能」と記載されたBBクリームなども増えています。そういった製品を使った日は、専用のクレンジングは不要な場合もあります。しかし、それ以外のメイクアイテムを使った日は、「メイクをしたらクレンジングで落とす」をセットで習慣にすることが、健やかな肌を保つための鉄則です。