近年、男性の美容意識は高まりを見せ、メンズコスメ市場は大きな盛り上がりを見せています。しかし、「何から始めればいいかわからない」「種類が多すぎて選べない」と感じている方も多いのではないでしょうか。特に、毎日使うものだからこそ、品質はもちろん、価格も重要なポイントです。
この記事では、メンズコスメの世界に足を踏み入れたい初心者の方から、新しいアイテムを探している経験者の方まで、幅広く役立つ情報をお届けします。ドラッグストアなどで気軽に購入できる「プチプラ」アイテムに絞り、スキンケアからメイクアップまで、おすすめの30商品を厳選しました。
メンズコスメの基本知識や、自分の肌に合ったアイテムの選び方、正しい使い方までを網羅的に解説します。この記事を読めば、あなたにぴったりのメンズコスメが見つかり、自信に満ちた毎日を送るための第一歩を踏み出せるはずです。
目次
メンズコスメの基本知識
メンズコスメを使い始める前に、まずは基本的な知識を身につけておきましょう。「メンズコスメとは何か」「なぜ今、注目されているのか」、そして「使うことでどんなメリットがあるのか」を理解することで、より効果的に自分磨きを進めることができます。
メンズコスメとは?
メンズコスメとは、その名の通り男性の肌質やライフスタイル、好みを考慮して開発された化粧品全般を指します。スキンケア製品(洗顔料、化粧水、乳液など)から、メイクアップ製品(BBクリーム、コンシーラー、アイブロウなど)、ヘアケア・ボディケア製品まで、その範囲は多岐にわたります。
女性用コスメとの最も大きな違いは、男性特有の肌質に対応している点です。一般的に、男性の肌は女性の肌と比較して以下のような特徴があります。
- 皮脂の分泌量が多い:男性ホルモンの影響で、皮脂の分泌量が女性の約2〜3倍と言われています。これにより、肌がテカりやすく、毛穴が詰まりやすい傾向があります。
- 水分量が少ない:皮脂は多い一方で、肌内部の水分量は女性より少ない「インナードライ」状態になりがちです。肌のバリア機能が低下しやすく、乾燥や肌荒れを起こしやすいのが特徴です。
- 肌が厚い:男性の肌は女性よりも厚く、キメが粗い傾向があります。
- 毎日のシェービングによるダメージ:髭剃りによって、肌表面の角質層が傷つき、カミソリ負けや乾燥、色素沈着などのトラブルが起きやすくなります。
これらの特徴を踏まえ、メンズコスメはさっぱりとした使用感でベタつきにくいテクスチャーのものや、皮脂吸着成分が配合されているもの、シェービング後の肌を整える成分が含まれているものなどが多く開発されています。また、香りは爽やかなシトラス系やミント系、あるいは無香料のものが好まれる傾向にあり、パッケージもシンプルで男性が手に取りやすいデザインになっているのが一般的です。
メンズコスメが注目される理由
ここ数年で、メンズコスメ市場は急速に拡大し、多くの男性が日常的にコスメを取り入れるようになりました。その背景には、いくつかの社会的な変化や価値観の多様化が関係しています。
第一に、男性の美意識の向上が挙げられます。清潔感を保つことは、もはやビジネスマナーの一部として捉えられるようになりました。特に、オンライン会議の普及により、画面越しに自分の顔を見る機会が増えたことで、肌のコンディションや顔色を気にする男性が増えています。「画面映りを良くしたい」「相手に健康的な印象を与えたい」というニーズが、スキンケアやベースメイクへの関心を高める大きな要因となりました。
第二に、SNSの普及による影響です。InstagramやTikTok、YouTubeなどで、多くのインフルエンサーがメンズコスメのレビューやメイク方法を発信しています。憧れの有名人や同世代の男性がコスメを使っている姿を見ることで、「自分も試してみよう」と考えるハードルが格段に下がりました。コスメが自己表現のツールの一つとして認識されるようになったことも、大きな変化と言えるでしょう。
第三に、ジェンダーレスな価値観の広がりです。美容は女性だけのものではなく、性別に関わらず誰もが楽しむ権利があるという考え方が浸透してきました。これにより、男性がメイクをすることへの社会的な抵抗感が薄れ、よりオープンに美容を楽しめる環境が整いつつあります。
こうした背景から、ドラッグストアやバラエティショップではメンズコスメ専用のコーナーが拡大し、様々なブランドから多様なアイテムが発売されています。もはやメンズコスメは一部の特別な人のためのものではなく、多くの男性にとって身だしなみを整え、自信を高めるためのスタンダードなツールとなりつつあるのです。
メンズコスメを使う3つのメリット
メンズコスメを日常に取り入れることで、具体的にどのような良いことがあるのでしょうか。ここでは、主な3つのメリットについて解説します。
清潔感がアップして好印象を与える
メンズコスメを使う最大のメリットは、清潔感が格段にアップし、周囲に好印象を与えられることです。ビジネスシーンでもプライベートでも、清潔感は第一印象を大きく左右する重要な要素です。
例えば、洗顔料や化粧水でスキンケアを習慣にすれば、過剰な皮脂によるテカリやベタつきを抑えられます。日焼け止めを塗ることで、紫外線によるダメージを防ぎ、健康的な肌をキープできます。さらに、BBクリームやコンシーラーを使えば、ニキビ跡や青ひげ、目の下のクマなどを自然にカバーし、均一で明るい肌に見せることが可能です。
整えられた肌は、その人自身が「細やかな配慮ができる」「自己管理ができている」というポジティブな印象に繋がります。商談やプレゼン、デートや友人との集まりなど、様々な場面で自信を持って人と接することができるようになるでしょう。
ニキビやテカリなどの肌悩みをケア・カバーできる
多くの男性が抱える、ニキビや吹き出物、Tゾーンのテカリ、毛穴の開き、カミソリ負けといった肌の悩み。これらのトラブルに対して、メンズコスメは直接的な解決策を提示してくれます。
例えば、ニキビができやすい脂性肌の人は、殺菌・抗炎症成分が配合された洗顔料や化粧水を選ぶことで、ニキビの予防・改善が期待できます。テカリが気になる場合は、皮脂コントロール効果のある下地やフェイスパウダーを使うことで、一日中サラサラの肌を保つことが可能です。
また、できてしまったニキビ跡やシミ、クマなどは、コンシーラーやBBクリームでピンポイントにカバーできます。悩みを隠すだけでなく、スキンケア効果を兼ね備えた製品も多いため、使いながら肌の状態を健やかに導くこともできます。コンプレックスだった肌悩みが解消されることで、鏡を見るのが楽しくなるはずです。
自分に自信が持てる
肌の状態は、精神的なコンディションにも大きく影響します。肌荒れやニキビがあると気分が落ち込んだり、人と会うのが億劫になったりした経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
メンズコスメを使って肌をケアし、コンプレックスをカバーすることは、見た目の変化だけでなく、内面的な自信にも繋がります。「今日の自分は、いつもよりいい感じだ」と思えるだけで、その日一日を前向きな気持ちで過ごせるものです。
スキンケアやメイクの時間は、自分自身と向き合い、労わる大切なひとときにもなります。日々の小さな努力が積み重なり、理想の自分に近づいていく実感は、大きな自己肯定感をもたらしてくれるでしょう。メンズコスメは、単に肌を美しく見せるための道具ではなく、自分を好きになり、毎日をより豊かにするための投資と言えます。
失敗しないプチプラメンズコスメの選び方
メンズコスメへの関心が高まる一方で、「何を選べば良いのかわからない」という声も多く聞かれます。特に、価格が手頃なプチプラコスメは種類が豊富なため、選択肢の多さに圧倒されてしまうかもしれません。ここでは、数あるプチプラメンズコスメの中から、自分にぴったりの一品を見つけるための選び方のポイントを5つ紹介します。
肌質や肌の悩みに合わせて選ぶ
コスメ選びで最も重要なのは、自分の肌質や悩みに合った製品を選ぶことです。肌質に合わないものを使うと、効果が感じられないばかりか、かえって肌トラブルを悪化させてしまう可能性もあります。まずは、自分の肌がどのタイプなのかを把握しましょう。
簡単な肌質の見分け方は、洗顔後、タオルで水分を拭き取ってから何もつけずに10分ほど放置し、肌の状態を観察する方法です。
- 顔全体がつっぱる感じがする → 乾燥肌
- 顔全体のつっぱり感はなく、すぐにテカってくる → 脂性肌
- Tゾーン(おでこ・鼻)はテカるのに、Uゾーン(頬・あご)はカサつく → 混合肌
- 少しの刺激で赤みやかゆみが出やすい → 敏感肌
自分の肌タイプがわかったら、それぞれの特徴に合わせた成分やテクスチャーの製品を選びましょう。
乾燥肌
乾燥肌は、皮脂も水分も不足している状態です。肌のバカリア機能が低下しがちで、カサつきや粉ふき、小じわが気になります。シェービングによるダメージも受けやすいタイプです。
【選び方のポイント】
- 保湿成分が豊富に含まれたものを選びましょう。セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、グリセリンといった成分が代表的です。
- テクスチャーは、さっぱりタイプよりもしっとりとした「高保湿タイプ」がおすすめです。化粧水だけでなく、乳液やクリームでしっかりと油分を補い、水分の蒸発を防ぐことが重要です。
- アルコール(エタノール)が多く含まれている製品は、肌の水分を奪ってしまうことがあるため、避けた方が良い場合があります。
脂性肌
脂性肌は、皮脂の分泌が過剰な状態で、顔全体のテカリやベタつきが気になります。毛穴が詰まりやすく、ニキビや黒ずみができやすいのが特徴です。
【選び方のポイント】
- 皮脂の分泌をコントロールする成分や、ニキビ予防に効果的な成分が配合された製品がおすすめです。ビタミンC誘導体、グリチルリチン酸2K(抗炎症成分)、サリチル酸(殺菌成分)などが有効です。
- 使用感は、さっぱりとしてベタつかないものが良いでしょう。オイルフリー処方の製品や、皮脂吸着効果のあるパウダーが含まれた製品も適しています。
- 洗顔で皮脂を落としすぎると、かえって皮脂の過剰分泌を招くことがあります。洗浄力がマイルドで、保湿もできるタイプの洗顔料を選びましょう。
混合肌
混合肌は、日本人男性に最も多いとされる肌質で、皮脂が多い部分(Tゾーン)と乾燥する部分(Uゾーン)が混在しています。部位によってケアを使い分けるのが理想ですが、まずは全体のバランスを整えることが大切です。
【選び方のポイント】
- 基本は「保湿」を重視しましょう。肌が乾燥すると、それを補おうとして皮脂が過剰に分泌されることがあります。まずはしっかりと水分を補給することが、テカリの抑制にも繋がります。
- ベタつかないのに保湿力が高い、ジェルタイプの保湿液などが使いやすいでしょう。
- 乾燥が気になる頬や口周りには乳液やクリームを重ね付けし、テカリが気になるTゾーンはさっぱりタイプの化粧水を使うなど、アイテムを使い分けるのも効果的です。
敏感肌
敏感肌は、外部からの刺激に弱く、赤み、かゆみ、ヒリヒリ感などの肌トラブルを起こしやすい状態です。季節の変わり目や体調によって肌がゆらぎやすいのも特徴です。
【選び方のポイント】
- 低刺激設計の製品を選びましょう。「敏感肌用」「アレルギーテスト済み」「パッチテスト済み」といった表記があるものが目安になります。
- アルコール、香料、着色料、パラベン(防腐剤)などが無添加(フリー)の製品を選ぶと、肌への負担を軽減できます。
- 新しい製品を使う前には、必ずパッチテスト(腕の内側など目立たない部分に少量塗り、24時間〜48時間様子を見ること)を行い、自分の肌に合うか確認することをおすすめします。
目的のアイテムの種類で選ぶ
ひとくちにメンズコスメと言っても、その種類は様々です。自分が「何をしたいのか」という目的を明確にすることで、必要なアイテムが見えてきます。
- スキンケア(肌の土台を整えたい):肌のテカリや乾燥、ニキビなどの根本的な悩みを改善したい場合は、まずスキンケアから始めましょう。基本は「洗顔料」「化粧水」「乳液(またはオールインワンジェル)」の3ステップです。紫外線対策として「日焼け止め」も必須アイテムです。
- ベースメイク(肌をきれいに見せたい):ニキビ跡や青ひげ、クマ、毛穴などをすぐにカバーして、清潔感のある肌印象を作りたい場合は、ベースメイクアイテムが役立ちます。初心者には、化粧下地やファンデーションの機能が一つになった「BBクリーム」がおすすめです。特に気になる部分には「コンシーラー」、テカリを抑えたいなら「フェイスパウダー」を追加しましょう。
- ポイントメイク(顔の印象を変えたい):さらに一歩進んで、顔の印象をシャープに見せたい、目力をアップさせたいという場合は、ポイントメイクに挑戦してみましょう。眉毛を整える「アイブロウ」は、顔の印象を大きく左右する重要なパーツです。血色を良く見せる「リップクリーム(色付き)」や、自然に目を大きく見せる「アイライナー」などもあります。
初心者の場合は、まずスキンケアの基本を揃え、必要に応じてBBクリームやアイブロウを追加していくのがスムーズです。
使い続けやすい価格帯で選ぶ
コスメは、一度使って終わりではなく、毎日継続して使うことで効果を発揮します。そのため、無理なく使い続けられる価格帯であることは非常に重要です。
この記事で紹介する「プチプラ」は、一般的に2,000円以下で購入できる価格帯の製品を指します。ドラッグストアやバラエティショップで手軽に購入でき、お財布への負担も少ないため、初心者でも気軽に試すことができます。
高価なデパコス(デパートコスメ)には、独自の先進技術や希少な成分が使われている魅力がありますが、プチプラでも優れた製品は数多く存在します。特に、大手化粧品メーカーが展開するプチプラブランドは、長年の研究に基づいた確かな品質と、手頃な価格を両立させています。
まずはプチプラから始めてみて、自分の肌に合う成分や好みの使用感を見つけてから、少しずつ高価格帯の製品にステップアップしていくのも良いでしょう。
購入しやすい場所で選ぶ
継続して使うためには、「買いやすさ」も意外と重要なポイントです。仕事帰りや買い物のついでに気軽に立ち寄れる場所で販売されていると、ストックが切れてもすぐに補充できます。
- ドラッグストア・薬局:全国どこにでもあり、最も手軽に購入できる場所です。メンズコスメの専用コーナーも充実しており、主要なブランドの製品はほとんど揃います。
- バラエティショップ(ロフト、東急ハンズなど):トレンドのアイテムや、少しユニークなブランドまで、幅広い品揃えが魅力です。テスターが充実している店舗も多く、実際に色味や使用感を試してから購入できます。
- 無印良品:シンプルで機能的な製品が揃っています。特にスキンケアは敏感肌向けの種類が豊富で、性別を問わず人気があります。
- ECサイト(Amazon、楽天市場など):店舗に行く時間がない場合に便利です。口コミやレビューが豊富で、価格比較がしやすいのがメリットです。ただし、色味やテクスチャーを直接確認できないというデメリットもあります。
自分のライフスタイルに合わせて、最も利用しやすい購入場所を選びましょう。
口コミやレビューを参考にする
実際に製品を使った人の声は、コスメ選びにおいて非常に参考になります。ECサイトの商品レビューや、美容系SNS、口コミサイトなどをチェックしてみましょう。
【口コミを参考にする際の注意点】
- 自分と似た肌質・年代の人の意見を参考にする:脂性肌の人に高評価でも、乾燥肌の自分には合わない、というケースはよくあります。レビュー投稿者の肌質や年代を確認しましょう。
- 良い点だけでなく、悪い点もチェックする:「香りが苦手だった」「思ったよりカバー力はなかった」といったネガティブな意見も、自分に合うかどうかを判断する上で重要な情報になります。
- 複数の情報源を確認する:一つのサイトやインフルエンサーの意見だけを鵜呑みにせず、様々な媒体の口コミを比較検討することで、より客観的な判断ができます。
- 最終的には「自分の肌で試す」ことが大切:口コミはあくまで参考です。人の肌は千差万別なので、最終的には自分の肌で試してみることが、失敗しないための最も確実な方法です。テスターやサンプルがあれば、積極的に活用しましょう。
これらの選び方のポイントを押さえることで、星の数ほどあるプチプラメンズコスメの中から、きっとあなたの「相棒」となる一品を見つけられるはずです。
【スキンケア編】プチプラメンズコスメおすすめ15選
清潔感のある肌を手に入れるための第一歩は、毎日のスキンケアです。ここでは、ドラッグストアやバラエティショップで気軽に購入できる、コストパフォーマンスに優れたスキンケアアイテムを15種類厳選しました。洗顔料から化粧水、日焼け止めまで、男性の肌悩みに応える人気の製品をご紹介します。
① 無印良品 化粧水 敏感肌用 高保湿タイプ
岩手県釜石の天然水を使用した、無印良品の超ロングセラー化粧水です。デリケートな肌のために、香料・着色料・鉱物油・パラベン・アルコールを不使用という徹底した低刺激設計が特徴。肌保護成分としてスベリヒユエキス、保湿効果の高いグレープフルーツ種子エキス、リピジュア®、ヒアルロン酸を配合しています。(参照:株式会社良品計画 公式サイト)
とろみのあるテクスチャーで、乾燥しがちな男性の肌にぐんぐん浸透し、しっとりもちもちの肌へと導きます。シェービング後の敏感になった肌にも優しく、性別や年齢を問わず使える万能化粧水として、まず一本持っておきたいアイテムです。
② なめらか本舗 化粧水 NC
豆乳イソフラボンを含有したスキンケアシリーズとしておなじみの製品。九州産大豆「ふくゆたか」から作られた高純度豆乳イソフラボンと豆乳発酵液を配合し、肌にうるおいと弾力感を与えます。(参照:常盤薬品工業株式会社 なめらか本舗公式サイト)
ベタつかないのにしっかり潤う使用感で、脂性肌から乾燥肌まで、幅広い肌質の人が使いやすいのが魅力です。肌の内側に水分を閉じ込め、ふっくらとしたなめらかな肌に整えます。ドラッグストアでの取り扱いが多く、手に入れやすいのも嬉しいポイントです。
③ オルビスミスター エッセンスローション
男性の肌に着目したオルビスのメンズライン「オルビスミスター」の化粧水です。これ一本で化粧水と保湿液の役割を果たすオールインワンタイプ。とろみのあるジェル状のローションが肌に乗せるとパシャっと弾けて素早く浸透し、うるおいを角層のすみずみまで届けます。(参照:オルビス株式会社 公式サイト)
ベタつきやすい男性の肌を考慮した処方で、うるおいはしっかり与えながらも、表面はサラッとした仕上がりに。忙しい朝やスキンケアが面倒な方でも、手軽に本格的な保湿ケアが完了します。
④ ウーノ スキンバリアローション
資生堂が展開するメンズコスメブランド「ウーノ」の化粧水。肌の必須要素「うるおい」に着目し、Wヒアルロン酸を配合。乾燥ダメージを受けやすい男性の肌の角層にまで水分を届け、肌のバリア機能をサポートします。(参照:株式会社ファイントゥデイ ウーノ公式サイト)
テカリもカサつきも気になるアンバランスな肌を、うるおいのある「いい肌」に導きます。とろみがあるのに肌なじみが良く、ベタつかない使用感は、化粧水に慣れていない男性でも快適に使えるでしょう。
⑤ 無印良品 乳液 敏感肌用 高保湿タイプ
①で紹介した化粧水と同じ、敏感肌用シリーズの乳液です。化粧水で与えた水分が蒸発しないように、油分でしっかりとフタをする役割を果たします。こちらも低刺激性にこだわった処方で、乾燥や刺激でデリケートになりがちな肌を優しく守ります。
伸びの良いなめらかなテクスチャーで、肌にスッとなじみます。化粧水とセットで使うことで、より高い保湿効果を実感できるでしょう。乾燥が特に気になる方、冬場のカサつき対策をしたい方におすすめです。
⑥ ウーノ クリームパーフェクション
化粧水・乳液・美容液・クリーム・マスクの5つの機能を1つに凝縮したオールインワンクリームです。洗顔後はこれ1つでスキンケアが完了するため、時間がない朝や疲れた夜に大活躍します。(参照:株式会社ファイントゥデイ ウーノ公式サイト)
Wヒアルロン酸配合でうるおいをしっかり補給し、オイルコントロールパウダーがテカリやベタつきを抑えます。みずみずしいクリームが肌に素早く浸透し、オールインワンにありがちな被膜感もありません。何から使えばいいか分からないスキンケア初心者に最適なアイテムです。
⑦ ギャツビー EXプレミアムタイプ オールインワンローション
マンダムが展開する「ギャツビー」の上位ラインから出ている、大人の男性向けのオールインワンローション。コエンザイムQ10をはじめとする5種類のスキンケア成分を配合し、年齢とともに気になる乾燥小じわを目立たなくする効果が期待できます(効能評価試験済み)。(参照:株式会社マンダム ギャツビー公式サイト)
1本で化粧水、乳液、美容液の役割を果たし、しっとりするのにベタつかない絶妙な使用感です。肌のハリ不足や乾燥が気になり始めた30代以降の男性に特におすすめです。
⑧ NIVEA MEN フェイスウォッシュ フレッシュ
スキンケアブランドとしておなじみのニベアから出ているメンズ用洗顔料。肌のテカリやベタつきの原因となる皮脂をしっかり洗浄し、さっぱりと爽快な洗い上がりが特徴です。うるおい成分としてグリセリンを配合しており、つっぱり感を防ぎます。(参照:ニベア花王株式会社 公式サイト)
キメ細かい豊かな泡が、毛穴の汚れや皮脂をすっきりと落とします。クールで爽やかな使い心地で、朝の洗顔に使えば気分もシャキッとします。特に脂性肌や、夏のベタつきが気になる方におすすめです。
⑨ ファンケル 泥ジェル洗顔
毛穴の黒ずみや角栓、ざらつきが気になる方におすすめなのが、ファンケルの「泥ジェル洗顔」。ブラッククレイ、活性炭、黒米エキスなどの黒の力で、毛穴汚れをごっそり吸着・除去します。(参照:株式会社ファンケル 公式サイト)
泡立て不要のジェルタイプで、肌にのせてくるくるなじませるだけでOK。うるおいを守りながら洗うアミノ酸系洗浄成分を配合しているため、洗い上がりはつっぱらず、すべすべの肌に。週に数回のスペシャルケアとして取り入れるのも効果的です。
⑩ ビフェスタ ミセラークレンジングシート モイスト
BBクリームや日焼け止めを使った日は、クレンジングが必須です。ビフェスタのクレンジングシートは、化粧水由来の洗浄成分「ミセラー」が、メイク汚れやくすみの原因となる古い角質を浮かせて包み込み、優しく拭き取ります。(参照:株式会社マンダム ビフェスタ公式サイト)
大判で液がひたひたのシートなので、1枚で顔全体のメイクをしっかり落とせます。洗い流し不要で、帰宅後すぐにメイクオフできる手軽さが魅力。保湿タイプなので、拭き取り後も肌がしっとりします。
⑪ クオリティファースト ダーマレーザー スーパーVC100 マスク
「ながら美容」に最適なシートマスク。こちらは、4種類の高濃度ビタミンCを配合し、毛穴、くすみ、ハリ、キメなど、様々な肌悩みにアプローチします。(参照:株式会社クオリティファースト 公式サイト)
美容液がたっぷり染み込んだシートが肌にピタッと密着し、成分を角層のすみずみまで届けます。防腐剤不使用で肌への優しさも考慮されています。週に1〜2回のスペシャルケアとして取り入れることで、肌のコンディションを底上げしてくれるでしょう。
⑫ ビオレUV アクアリッチ ウォータリーエッセンス
SPF50+ PA++++という高い紫外線カット効果を持ちながら、まるで水のように軽い使い心地で人気のロングセラー日焼け止め。ミクロレベルの隙間まで塗りムラを防ぐ「ミクロUVカットカプセル」を配合しています。(参照:花王株式会社 ビオレ公式サイト)
白浮きせず、きしみ感もないので、日焼け止め特有の使用感が苦手な男性でも快適に使えます。ヒアルロン酸やローヤルゼリーエキスなどの保湿成分も配合。石けんで簡単に落とせるのも嬉しいポイントです。
⑬ スキンアクア トーンアップUVエッセンス
紫外線対策と同時に、肌をきれいに見せたいという願いを叶えるのが、このトーンアップUVです。ラベンダーカラーのエッセンスが肌の黄ぐすみを補正し、自然な透明感と血色感を与えてくれます。(参照:ロート製薬株式会社 スキンアクア公式サイト)
SPF50+ PA++++の高いUVカット効果に加え、光を反射して肌を立体的に見せるストロボパールを配合。BBクリームを塗るほどではないけれど、顔色を少し明るく見せたいという日にぴったりです。
⑭ ニベア ディープモイスチャーリップ 無香料
唇は皮膚が薄く、乾燥しやすいパーツです。特に男性はリップケアを怠りがちですが、カサカサの唇は不健康な印象を与えてしまいます。このリップクリームは、はちみつ、アボカドオイル、トレハロースなどの高保湿成分を配合し、ひと塗りでしっかり潤います。(参照:ニベア花王株式会社 公式サイト)
UVカット成分も配合されており(SPF26 PA++)、唇を紫外線から守ります。無香料なので、リップクリームの香りが苦手な方でも使いやすいです。
⑮ DHC 薬用リップクリーム
オリーブバージンオイルやアロエエキスなどの保護成分を配合した、言わずと知れた大人気の薬用リップクリームです。ベタつかないのに保湿力が高く、唇の乾燥や荒れをしっかり防ぎます。(参照:株式会社ディーエイチシー 公式サイト)
人の皮脂に似た組成のオイルを使用しているため、唇になじみやすく、自然なツヤを与えてくれます。一度使うと手放せなくなるというリピーターが多いのも納得の、信頼感のある一本です。
【ベースメイク編】プチプラメンズコスメおすすめ10選
スキンケアで肌の土台を整えたら、次はベースメイクに挑戦してみましょう。ベースメイクは、ニキビ跡や青ひげ、クマといった肌悩みを自然にカバーし、清潔感のある均一な肌トーンに仕上げるためのステップです。ここでは、初心者でも扱いやすく、バレにくいナチュラルな仕上がりが特徴のプチプラアイテムを10選ご紹介します。
① NULL BBクリーム
日本人男性の肌色に合わせて開発された、メンズコスメの代表格とも言えるBBクリームです。これ1本で、日焼け止め(SPF30 PA++)、化粧下地、ファンデーション、コンシーラーの役割を果たします。(参照:株式会社G.Oホールディングス NULL公式サイト)
伸びの良いテクスチャーで、少量でも顔全体に広がり、気になる毛穴やニキビ跡、クマ、青ひげなどを自然にカバー。肌のテカリを抑える成分も配合されており、サラサラとした仕上がりが長時間続きます。バレずに肌をきれいに見せたい、という男性のニーズに応える人気のアイテムです。
② ウーノ フェイスカラークリエイター (ナチュラル)
BBクリームに抵抗がある初心者の方でも使いやすい、色付きのクリームです。肌に塗ると色が変化し、個々の肌色に自然になじんでクマやニキビ跡をカバーします。(参照:株式会社ファイントゥデイ ウーノ公式サイト)
スキンケア効果もあり、うるおい成分Wヒアルロン酸を配合。なめらかな使い心地で、塗っている感のない軽い仕上がりが特徴です。SPF30・PA+++で紫外線対策も可能。洗顔料で簡単に落とせる手軽さも魅力です。
③ マニフィーク BBクリーム
コーセーが展開するメンズコスメブランド「マニフィーク」のBBクリーム。植物由来の保湿成分を配合し、スキンケアしながら肌悩みをカバーします。光を巧みに操る「スキンペアリングパウダー」が、毛穴や凹凸、色ムラを自然にぼかしてくれます。(参照:コーセーコスメポート株式会社 マニフィーク公式サイト)
SPF28・PA++で日常の紫外線をカット。フローラルウッディの爽やかな香りで、心地よく使えます。比較的明るめの仕上がりで、肌をトーンアップさせたい方におすすめです。
④ anelia natural トリートメントMASCARA
こちらは厳密にはポイントメイクのアイテムですが、ベースメイクの一環として眉毛やまつ毛を整えるのに非常に役立ちます。クリアタイプのマスカラで、眉毛の流れを整えてキープしたり、まつ毛に自然なツヤとハリを与えたりすることができます。(参照:株式会社アマラ anelia natural公式サイト)
ボサボサの眉毛を整えるだけで、顔全体が引き締まり、清潔感が格段にアップします。美容液成分も配合されているため、ケアしながら使えるのも嬉しいポイント。無色なのでメイクをしているとは気づかれにくく、初心者でも簡単に取り入れられます。
⑤ aZTK シングルアイシャドウ
こちらもポイントメイクアイテムですが、ベースメイクの応用として活用できます。マット系のブラウンやベージュのアイシャドウを、鼻筋の横やフェイスラインにうっすらと入れる(シェーディング)ことで、顔に自然な立体感と陰影が生まれ、小顔効果や鼻を高く見せる効果が期待できます。(参照:株式会社SISI aZTK公式サイト)
aZTKのアイシャドウは発色が良く、豊富なカラーバリエーションと驚きの低価格が魅力。まずは肌なじみの良いマットブラウンを一つ持っておくと、メイクの幅が広がります。
⑥ the SAEM カバーパーフェクション チップコンシーラー
BBクリームだけでは隠しきれない、濃いニキビ跡やシミ、クマに絶大な効果を発揮するリキッドコンシーラーです。高いカバー力と密着力で、気になる部分をピンポイントでしっかり隠します。(参照:the SAEM公式サイト)
豊富なカラーバリエーションの中から自分の肌色に合った色を選べます。速乾性があるため、肌にのせたら素早く指やスポンジでトントンと叩き込むようにしてなじませるのがコツ。プチプラとは思えないカバー力で、一つ持っていると非常に心強いアイテムです。
⑦ TIRTIR マスクフィットレッドコンシーラー
クッションファンデーションで大人気のTIRTIR(ティルティル)から出ているリキッドコンシーラー。薄付きなのにハイカバーで、素肌のような軽い仕上がりが特徴です。(参照:株式会社ティルティルジャパン 公式サイト)
伸びの良いテクスチャーで、厚塗り感なく肌のアラをカバーできます。独自のパウダーが肌にぴたっと密着し、長時間ヨレにくいのも魅力。目元のクマなど、動きが多くてヨレやすい部分に使うのもおすすめです。
⑧ イニスフリー ノーセバム ミネラルパウダー N
「塗るあぶらとり紙」とも呼ばれる、韓国コスメの超人気フェイスパウダーです。皮脂吸着パウダーとミネラル皮脂コントロールパウダーが、過剰な皮脂を吸着し、テカリやベタつきを瞬時に抑えてくれます。(参照:アモーレパシフィックジャパン株式会社 イニスフリー公式サイト)
BBクリームやコンシーラーを塗ったあとの仕上げに使うと、メイクの持ちが格段に良くなり、マスクへの色移りも防げます。前髪がおでこに張り付くのを防いだり、汗でベタつく首筋に使ったりと、マルチに活躍する万能パウダーです。
⑨ キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダー
プチプラコスメの王道、キャンメイクの言わずと知れた名品パウダー。ふんわりとしたマットなマシュマロ肌に仕上げてくれます。毛穴や肌の凹凸をきれいにカバーし、肌をワントーン明るく見せる効果も。
(参照:株式会社井田ラボラトリーズ キャンメイク公式サイト)
SPF50・PA+++と高いUVカット効果があり、メイク直しにも最適です。美容液成分配合で、乾燥しにくいのもポイント。付属のパフで優しく肌にのせるだけで、テカリ知らずのサラサラ肌が完成します。
⑩ セザンヌ 皮脂テカリ防止下地
ベースメイクの最初に使うことで、テカリやメイク崩れを強力に防ぐ化粧下地です。ウォータープルーフ処方で、汗や水にも強いのが特徴。皮脂吸着パウダーが毛穴の凹凸をカバーし、肌をサラサラに保ちます。(参照:株式会社セザンヌ化粧品 公式サイト)
顔全体に塗るのはもちろん、テカリが特に気になるTゾーン(おでこ・鼻)だけに部分使いするのもおすすめです。これを仕込むだけで、夕方の肌のコンディションが大きく変わることを実感できるはずです。
【ポイントメイク編】プチプラメンズコスメおすすめ5選
ベースメイクで肌を整えたら、次はポイントメイクでさらに印象アップを目指しましょう。特に「眉」は顔の額縁とも言われ、形を整えるだけで表情が引き締まり、知的な印象や清潔感を演出できます。ここでは、初心者でも簡単に扱える、眉メイクを中心としたおすすめのプチプラポイントメイクアイテムを5選ご紹介します。
① KATE デザイニングアイブロウ3D
アイブロウパウダーの代名詞的存在で、多くのメイクアップアーティストや美容好きから支持され続けるロングセラー商品です。濃淡3色のパウダーがセットになっており、これ一つで眉頭から眉尻まで、自然なグラデーションのある立体的な眉を描くことができます。(参照:株式会社カネボウ化粧品 KATE公式サイト)
一番薄い色はノーズシャドウ(鼻筋の陰影)としても使え、彫りの深い顔立ちを演出するのにも役立ちます。付属のブラシも使いやすく、初心者でも簡単にプロが描いたようなナチュラルな眉が完成します。髪色に合わせて選べる豊富なカラーバリエーションも魅力です。
② セザンヌ 超細芯アイブロウ
「眉毛を一本一本描き足したい」「眉尻をシャープに仕上げたい」という場合に最適なのが、この極細芯のアイブロウペンシルです。芯の直径はわずか0.9mmで、本物の毛のように繊細なラインを描くことができます。(参照:株式会社セザンヌ化粧品 公式サイト)
眉毛が薄い部分や、生えていない部分をピンポイントで埋めるのに非常に便利です。力を入れずに優しく描くのがきれいに仕上げるコツ。ウォータープルーフ処方で、汗や皮脂に強く、描いた眉が消えにくいのも嬉しいポイントです。
③ KATE リップモンスター
「落ちないリップ」として社会現象を巻き起こした大人気リップ。唇から蒸発する水分を活用して密着ジェル膜に変化する独自技術により、つけたての色が長時間持続します。(参照:株式会社カネボウ化粧品 KATE公式サイト)
男性が使う場合は、派手な色ではなく、自然な血色感をプラスしてくれるような落ち着いたカラーがおすすめです。例えば「03 陽炎」や「05 ダークフィグ」などは、元の唇の色になじみやすく、健康的な印象を与えてくれます。唇の乾燥を防ぐ保湿成分も配合されており、リップクリーム感覚で使える手軽さも魅力です。
④ UZU BY FLOWFUSHI EYE OPENING LINER
目力をさりげなくアップさせたいなら、アイライナーが有効です。UZUのアイライナーは、日本の職人による手揉みで作られた「大和匠筆™」を採用しており、驚くほど滑らかで描きやすいのが特徴。(参照:株式会社フローフシ UZU BY FLOWFUSHI公式サイト)
男性が使う場合、黒目の上やまつ毛の生え際を埋めるように「インライン」を引くと、アイラインを引いているとはバレずに、自然に黒目が強調され、印象的な目元になります。水、湿気、皮脂に強いウォータープルーフ処方ながら、ぬるま湯で簡単にオフできるのも便利です。
⑤ ヘビーローテーション カラーリングアイブロウR
髪を明るい色に染めている方におすすめなのが、眉マスカラです。眉毛の色を髪色に合わせることで、顔全体の統一感が生まれ、一気にあか抜けた印象になります。(参照:株式会社伊勢半 ヘビーローテーション公式サイト)
地肌につきにくいテクニカルブラシが採用されており、毛流れに逆らうように塗ってから、毛流れに沿って整えるだけで、簡単に眉色をチェンジできます。汗・水・皮脂・こすれに強いマルチプルーフ処方でありながら、お湯で簡単にオフ可能です。豊富なカラー展開で、どんな髪色にも合わせやすいのが特徴です。
メンズコスメ初心者が最初に揃えるべき基本アイテム
メンズコスメに興味はあるけれど、何から手をつければ良いのかわからない、という方も多いでしょう。ここでは、コスメ初心者が「これさえあれば大丈夫」という、最初に揃えるべき最低限の基本アイテムを「スキンケア編」と「メイク編」に分けてご紹介します。まずはここから始めて、徐々にアイテムを増やしていくのがおすすめです。
カテゴリ | アイテム | 役割 |
---|---|---|
スキンケア | 洗顔料 | 汗、皮脂、ホコリなどの汚れを落とし、肌を清潔に保つ |
化粧水・乳液(またはオールインワン) | 肌に水分と油分を補給し、乾燥や肌荒れを防ぐ | |
日焼け止め | 紫外線によるシミ、シワ、たるみなどの肌老化を防ぐ | |
メイク | BBクリーム | 肌の色ムラ、ニキビ跡、青ひげなどを自然にカバーする |
コンシーラー | BBクリームで隠しきれない濃いシミやクマを隠す | |
アイブロウペンシル | 眉の形を整え、薄い部分を描き足して清潔感を出す |
スキンケアで最低限必要なもの
美しい肌は、一日にしてならず。メイクで隠すだけでなく、肌そのものを健康に保つことが重要です。そのための土台となるのが毎日のスキンケア。まずは以下の3つを揃え、習慣にすることを目指しましょう。
洗顔料
スキンケアの基本は、まず肌を清潔にすることから始まります。寝ている間にかいた汗や分泌された皮脂、日中についたホコリや排気ガスなどを洗い流すために、洗顔料は必須です。
水やお湯だけで洗う人もいますが、皮脂汚れは水だけでは十分に落ち切りません。古い皮脂が肌に残ると、酸化して肌トラブルの原因になったり、毛穴を詰まらせてニキビを誘発したりします。
【選び方のポイント】
- 自分の肌質に合ったものを選びましょう。脂性肌ならさっぱりタイプ、乾燥肌なら保湿成分配合のしっとりタイプがおすすめです。
- よく泡立てて、泡で顔を撫でるように優しく洗うのがコツです。ゴシゴシこすると肌を傷つける原因になります。
化粧水・乳液(またはオールインワンジェル)
洗顔後の肌は、汚れと共に必要な皮脂や保湿成分も洗い流され、非常に乾燥しやすい状態になっています。そのまま放置すると、肌は水分を補おうとして過剰に皮脂を分泌し、かえってテカリの原因になることも。
- 化粧水:洗顔後の肌に水分を補給する役割があります。肌にうるおいを与え、キメを整えます。
- 乳液・クリーム:化粧水で与えた水分が蒸発しないように、油分でフタをする役割があります。肌を柔らかく保ち、外部の刺激から守ります。
この2ステップが面倒に感じる方は、化粧水と乳液の機能が一つになった「オールインワンジェル(ゲル)」がおすすめです。洗顔後にこれ一つで保湿ケアが完了するので、忙しい方やスキンケア初心者に最適です。
日焼け止め
メンズコスメの中で、最も重要と言っても過言ではないのが日焼け止めです。紫外線は、シミやそばかすの原因になるだけでなく、肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンを破壊し、シワやたるみといった「肌の老化」を促進する最大の要因です。
日焼けは夏だけ対策すれば良いと思われがちですが、紫外線は一年中降り注いでいます。将来の自分の肌のために、毎日欠かさず日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。
【選び方のポイント】
- SPFとPAの表示を確認しましょう。SPFは短期的な日焼け(赤くなる、ヒリヒリする)を防ぐ効果、PAは長期的な肌老化(シワ、たるみ)を防ぐ効果を示します。日常生活ではSPF30、PA+++程度あれば十分です。
- 白浮きしにくい、ベタつかない、石けんで落とせるなど、毎日快適に使える使用感のものを選ぶことが継続のコツです。
メイクで最初に揃えたいもの
スキンケアで肌の土台を整えたら、次は肌悩みをカバーして、より清潔感のある印象を作るメイクアイテムを揃えましょう。いきなりフルメイクをする必要はありません。まずは以下の3アイテムから試してみるのがおすすめです。
BBクリーム
BBクリームは、日焼け止め、下地、ファンデーションなどの機能が一つになった多機能クリームです。これ一本で肌の色ムラを整え、ニキビ跡や薄いシミ、毛穴、青ひげなどを自然にカバーできます。
ファンデーションよりも薄付きでナチュラルな仕上がりのものが多く、「いかにも塗ってます」という感じになりにくいため、メイク初心者でも安心して使えます。
【選び方のポイント】
- 自分の肌色に合った色を選ぶことが最も重要です。首の色と合わせると、白浮きせず自然になじみます。テスターで試すのが一番ですが、難しい場合は標準色や自然な肌色といったカラーから試してみましょう。
コンシーラー
BBクリームだけでは隠しきれない、色の濃いシミやニキビ跡、頑固なクマなどをピンポイントでカバーするためのアイテムです。スティックタイプやリキッドタイプなどがありますが、初心者には狙ったところに塗りやすいリキッドタイプがおすすめです。
【使い方】
- BBクリームを塗った後、カバーしたい部分に少量置き、指でトントンと優しく叩き込むようにして、周りの肌との境目をぼかします。
アイブロウペンシル
眉毛は顔の印象を大きく左右する重要なパーツです。ボサボサの眉を整え、足りない部分を少し描き足すだけで、一気に清潔感が増し、知的で洗練された印象になります。
【選び方のポイント】
- 髪色よりも少し明るい色を選ぶと、自然で垢抜けた印象になります。
- 初心者の方は、眉毛を一本一本描き足せる細芯タイプのペンシルと、描いた部分をぼかして自然に見せるスクリューブラシが一体になったものが使いやすいでしょう。
まずはこれらの基本アイテムを使いこなし、メンズコスメの楽しさと効果を実感してみてください。
メンズコスメの基本的な使い方と順番
せっかく良いコスメを揃えても、使い方や順番が間違っていると、その効果を十分に発揮できません。ここでは、メンズコスメ初心者が押さえておくべき、スキンケアとメイクの基本的な手順を詳しく解説します。この流れをマスターすれば、毎日のケアがより効果的になり、理想の肌へと近づくことができます。
毎日のスキンケアの正しい順番
スキンケアは、朝と夜で少し目的が異なります。朝は日中の外部刺激(紫外線、乾燥など)から肌を守るための準備、夜はその日に受けたダメージをリセットし、肌を修復するためのケアが中心となります。
朝のスキンケア手順
① 洗顔
まずは寝ている間にかいた汗や余分な皮脂、ホコリを洗い流します。ぬるま湯(32℃前後)で顔を予洗いした後、洗顔料をしっかりと泡立て、泡をクッションにして優しく顔全体を洗います。すすぎ残しがないよう、髪の生え際やフェイスラインまで丁寧に洗い流しましょう。
② 化粧水
洗顔後の清潔な肌に、水分を補給します。500円玉大くらいの量の化粧水を手に取り、顔全体に優しくハンドプレスしてなじませます。パンパンと叩き込むのは肌への刺激になるので避けましょう。乾燥しやすい目元や口元は、重ね付けするのがおすすめです。
③ 乳液・クリーム(またはオールインワン)
化粧水で与えた水分が逃げないように、油分でフタをします。10円玉大くらいの量の乳液を手に取り、顔全体に薄く伸ばします。ベタつきが気になる場合は、乾燥しやすいUゾーン(頬、あご)を中心に塗り、Tゾーン(おでこ、鼻)は残ったものを軽くつける程度でOKです。
④ 日焼け止め
スキンケアの最後に、必ず日焼け止めを塗ります。製品に記載されている適量を手に取り、おでこ、鼻、両頬、あごの5点に置いてから、顔全体にムラなく伸ばします。耳や首の後ろも忘れずに塗りましょう。
夜のスキンケア手順
① クレンジング(メイクや日焼け止めを塗った日のみ)
BBクリームやウォータープルーフの日焼け止めを使った日は、必ずクレンジングでメイクを落としましょう。洗顔料だけでは落としきれず、肌トラブルの原因になります。クレンジング剤を顔全体になじませ、メイク汚れを浮かせてから、ぬるま湯でしっかり洗い流します。
② 洗顔
クレンジング後、またはメイクをしていない日は洗顔からスタートします。朝と同様に、たっぷりの泡で優しく洗い、日中の汚れをリセットします。
③ 化粧水
お風呂上がりの肌は乾燥しやすいため、タオルで水分を拭いたらすぐに化粧水をつけましょう。朝よりも少し多めに使い、じっくりと肌に水分を浸透させます。
④ 美容液・シートマスク(スペシャルケア)
ニキビや毛穴、シミなど、特定の悩みに集中的にアプローチしたい場合は、化粧水の後に美容液を使います。また、週に1〜2回、シートマスクを取り入れると、肌のコンディションが格段にアップします。
⑤ 乳液・クリーム
最後に乳液やクリームでしっかりと保湿します。夜は肌の再生が行われる時間なので、朝よりも少し多めに、あるいは保湿力の高いクリームを使って、うるおいを閉じ込めるのが効果的です。
基本的なメンズメイクの6ステップ
ここでは、清潔感のあるナチュラルな肌に仕上げるための、基本的なメンズメイクの手順をご紹介します。慣れれば5〜10分程度で完了します。
① スキンケアで肌を整える
メイク前のスキンケアは非常に重要です。肌が乾燥しているとファンデーションが粉っぽくなったり、皮脂が多いとメイクが崩れやすくなったりします。上記のスキンケア手順で肌をしっかり保湿し、表面のベタつきが収まるまで少し時間をおいてから、次のステップに進みましょう。
② 日焼け止めを塗る
BBクリームにUVカット効果が含まれている場合でも、十分な効果を得るためには規定量を塗る必要があります。厚塗りを避けるためにも、スキンケアの一環として、まずは日焼け止めを単体で塗るのがおすすめです。肌にしっかりなじませ、表面がサラッとするのを待ちます。
③ BBクリームで肌の色ムラを補正する
BBクリームを手の甲にパール粒1個分ほど出します。おでこ、鼻、両頬、あごの5点に置き、顔の中心から外側に向かって、指の腹で薄く均一に伸ばしていきます。一気にたくさん塗るのではなく、少量ずつ足していくのが自然に仕上げるコツです。特にカバーしたい部分には、少量重ね付けします。
④ コンシーラーで気になる部分を隠す
BBクリームで隠しきれなかった、濃いニキビ跡やシミ、目の下のクマなどをピンポイントでカバーします。コンシーラーを気になる部分に直接ちょんとのせ、指の腹で優しくトントンと叩き込むようにして、周りの肌との境目をぼかします。横にスライドさせるとコンシーラーが取れてしまうので注意しましょう。
⑤ フェイスパウダーでテカリを抑える
テカリを防ぎ、メイクの持ちを良くするために、仕上げにフェイスパウダーを使います。パフやブラシにパウダーを含ませ、一度手の甲で余分な粉を落としてから、テカリやすいTゾーンや顔全体にふんわりとのせます。肌のサラサラ感がアップし、マスクへの色移りも軽減できます。
⑥ アイブロウで眉を整える
最後に眉を整えます。まずはスクリューブラシで毛流れを整えます。次に、アイブロウペンシルやパウダーで、眉毛が足りない部分や薄い部分を、毛を一本一本描くように埋めていきます。眉頭は薄く、眉山から眉尻にかけて少し濃くすると、自然な立体感が出ます。最後に再びスクリューブラシで全体をぼかせば、ナチュラルなイケ眉の完成です。
メイクをした日はクレンジングを忘れずに
BBクリームやコンシーラー、ウォータープルーフの日焼け止めを使った日は、必ずその日のうちにクレンジングでメイクを落とす必要があります。これらのアイテムは油性の成分を多く含んでおり、通常の洗顔料だけでは完全に落としきることができません。
メイクが肌に残ったままだと、毛穴詰まりやニキビ、くすみ、肌荒れなど、あらゆる肌トラブルの原因となります。「石鹸で落ちる」と記載のある製品以外は、クレンジングが必須だと覚えておきましょう。疲れて帰ってきた日のために、拭き取りタイプのクレンジングシートを常備しておくのも一つの手です。
プチプラメンズコスメはどこで買える?
プチプラメンズコスメの魅力の一つは、その手軽さです。専門店に行かなくても、日常生活の動線上で気軽に購入できる場所がたくさんあります。ここでは、代表的な購入場所とそれぞれの特徴をご紹介します。
購入場所 | メリット | デメリット | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|
ドラッグストア・薬局 | ・店舗数が多く、どこでも買いやすい ・主要ブランドが揃っている ・割引やポイントがある |
・テスターが少ない場合がある ・品揃えは店舗規模による |
・手軽に定番商品を買いたい人 ・仕事帰りにサッと買い物を済ませたい人 |
バラエティショップ | ・品揃えが豊富でトレンド商品が見つかる ・テスターが充実している ・専門知識のある店員がいることも |
・店舗が都市部に集中している ・定価販売が基本 |
・色々な商品を比較検討したい人 ・実際に試してから買いたい人 |
無印良品 | ・シンプルで高品質な製品 ・敏感肌向けのスキンケアが充実 ・統一感のあるデザイン |
・メイクアップアイテムは少なめ ・無印良品の店舗に行く必要がある |
・肌が弱い、敏感肌の人 ・シンプルなライフスタイルを好む人 |
ECサイト | ・品揃えが無限大 ・口コミやレビューが豊富 ・価格比較がしやすい、セールがある |
・実物を見たり試したりできない ・送料がかかる場合がある ・届くまでに時間がかかる |
・近くに店舗がない人 ・じっくり口コミを調べてから買いたい人 |
ドラッグストア・薬局
マツモトキヨシ、ウエルシア、スギ薬局といった全国チェーンのドラッグストアは、プチプラメンズコスメを探す上で最も身近で便利な場所です。UNO(ウーノ)、GATSBY(ギャツビー)、NIVEA MEN(ニベアメン)といったメンズ専用ブランドから、無印良品やなめらか本舗といったユニセックスで使える人気ブランドまで、基本的なアイテムはほとんど揃います。
最近ではメンズコスメコーナーを拡充している店舗も多く、スキンケアからベースメイクまで、幅広いラインナップを一度にチェックできます。割引セールやポイント還元なども頻繁に行われているため、お得に購入できる機会が多いのも魅力です。
バラエティショップ(ロフト・東急ハンズなど)
ロフト、東急ハンズ、PLAZAといったバラエティショップは、ドラッグストアよりも一歩進んだ、トレンド感のあるアイテムやこだわりのブランドが見つかる場所です。韓国コスメや、少しマイナーながらも口コミで人気のブランドなど、品揃えの幅広さが特徴です。
最大のメリットは、テスターが非常に充実していること。BBクリームの色味や化粧水のテクスチャー、フェイスパウダーの質感などを、実際に自分の肌で試してから購入できます。コスメに詳しい店員さんがいることも多く、自分に合った商品を相談しながら選べるのも心強い点です。
無印良品
シンプルで機能的なデザインと、品質の高さで人気の無印良品も、メンズコスメを探すのにおすすめの場所です。特にスキンケア製品は、敏感肌用、クリアケア(ニキビ予防)、エイジングケアなど、肌悩み別に細かくシリーズが分かれており、自分の肌質にぴったりのものが見つかります。
天然水を使用し、香料やアルコールなどの刺激になりやすい成分を極力排除した低刺激設計の製品が多いため、肌が弱い方や、何を使えばいいか分からない初心者の方でも安心して試すことができます。
ECサイト(Amazon・楽天市場など)
Amazonや楽天市場、@cosme SHOPPINGなどのECサイトは、時間や場所を問わずに買い物ができる最大のメリットがあります。実店舗には置いていないような海外の製品や、ニッチなブランドまで、圧倒的な品揃えを誇ります。
また、膨大な数の口コミやレビューを参考にできるのも大きな利点です。様々な年代・肌質の人の意見を比較検討し、じっくり考えてから購入したい方には最適です。セールやクーポンを利用すれば、店舗で買うよりも安く手に入れられることもあります。ただし、色物(BBクリームなど)は画面上の色と実物の色が異なる場合があるため、注意が必要です。
プチプラメンズコスメに関するよくある質問
メンズコスメを始めるにあたって、多くの人が抱く素朴な疑問にお答えします。
女性用のコスメを使っても大丈夫?
結論から言うと、男性が女性用のコスメを使っても全く問題ありません。化粧品の基本的な成分や構造に、性別による大きな違いはないためです。
ただし、前述の通り、男性と女性では肌質に以下のような一般的な傾向の違いがあります。
- 皮脂量:男性の方が多い
- 水分量:男性の方が少ない
- 肌の厚さ:男性の方が厚い
このため、女性用コスメの中には、皮脂の少ない乾燥肌の女性向けに作られた、油分が多めのリッチなテクスチャーの製品もあります。そうした製品を皮脂の多い男性が使うと、ベタつきやニキビの原因になる可能性があります。
逆に、女性用の中にもさっぱりとした使用感のものや、皮脂コントロール効果のある製品はたくさんあります。最終的には「メンズ用」「レディース用」という区分にこだわるのではなく、自分の肌質や悩みに合っているかどうかで選ぶことが最も重要です。テクスチャーや香りの好みで、女性用コスメを試してみるのも良いでしょう。
プレゼントにおすすめのプチプラメンズコスメは?
友人やパートナーへのプレゼントとしてメンズコスメを贈りたい場合、相手の肌質や好みがわからないと選ぶのが難しいものです。そんな時は、誰でも使いやすく、好みが出にくいアイテムを選ぶのがおすすめです。
【プレゼントにおすすめのアイテム例】
- リップクリーム:唇のケアは誰にでも必要。高品質なものや、少しデザイン性のあるものを選ぶと喜ばれます。
- ハンドクリーム:手荒れを気にする男性は意外と多いです。ベタつかず、香りが強すぎないものが良いでしょう。
- 洗顔料:毎日使う消耗品なので、いくつあっても困りません。少し上質なものや、泡で出てくるタイプなどが手軽で喜ばれます。
- オールインワンジェル:スキンケアに慣れていない男性でも、これ一つでケアが完了するため、プレゼントをきっかけに美容に目覚めてくれるかもしれません。
- シートマスクのセット:個包装のシートマスクが数種類入ったセットは、見た目も華やかで、気軽にスペシャルケアを試してもらえる良いギフトになります。
BBクリームやコンシーラーなど、色選びが必要なアイテムは、本人の希望を聞いてからにするのが無難です。
高校生でも使っていい?
もちろんです。むしろ、皮脂の分泌が活発になり、ニキビなどの肌トラブルに悩みやすい高校生の時期こそ、正しいスキンケアを始める絶好のタイミングと言えます。
ニキビを気にしてゴシゴシ洗いすぎたり、保湿を怠ったりすると、肌のバリア機能が低下し、さらに肌荒れが悪化するという悪循環に陥りがちです。
高校生がコスメを選ぶ際は、以下の点に注意すると良いでしょう。
- ニキビ予防に特化した製品を選ぶ:「ノンコメドジェニックテスト済み」(ニキビのもとになりにくい処方)と書かれた製品がおすすめです。
- 肌に優しい低刺激性のものを選ぶ:思春期の肌は敏感なので、アルコールや香料などが無添加のものが安心です。
- まずは「洗顔」「保湿」「日焼け止め」の基本から:メイクで隠すことよりも、まずは肌の土台を健康に保つことを優先しましょう。校則でメイクが禁止されている場合でも、スキンケアや日焼け止めは身だしなみの一環として認められることが多いはずです。
何から始めたらいいか分からない場合はどうすればいい?
情報が多すぎて、結局何から手をつければいいのか混乱してしまった、という方もいるかもしれません。
そんな方は、まず「オールインワンジェル」と「石けんで落とせる日焼け止め」の2つから始めてみることを強くおすすめします。
- 朝:洗顔後、オールインワンジェルを塗り、その上から日焼け止めを塗る。
- 夜:お風呂で洗顔料(または石けん)を使って顔を洗う。その後、オールインワンジェルを塗る。
たったこれだけです。この2ステップを習慣にすることから始めてみてください。肌の乾燥やテカリが改善され、日焼けによるダメージも防げるため、数週間続けるだけでも肌のコンディションが良くなるのを実感できるはずです。
肌の状態が良くなってくると、もっと他のアイテムも試したくなるかもしれません。その時、この記事をもう一度読み返して、次に挑戦するアイテムを選んでみてください。焦らず、自分のペースで楽しみながら続けることが、メンズ美容成功の最大の秘訣です。