「毎日のヒゲ剃りが面倒」「青ヒゲが気になる」「体毛が濃くて自信が持てない」といった悩みを抱える男性が増える中、メンズ脱毛はもはや特別なことではなく、自己投資の一環として広く認知されるようになりました。清潔感を高め、自分に自信を持つための有効な手段として、多くの男性がクリニックやサロンに足を運んでいます。
しかし、いざ脱毛を始めようと思っても、「医療脱毛とサロン脱毛は何が違うの?」「どこのクリニックを選べばいいの?」「料金はどれくらいかかるの?」といった疑問が次々と浮かび、一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、メンズ脱毛に関するあらゆる疑問を解消し、あなたが後悔しない選択をするためのお手伝いをします。脱毛の種類ごとの違いから、最新のおすすめクリニック・サロン15選、失敗しない選び方のポイント、部位別の料金相場、さらには脱毛前後の注意点まで、網羅的に詳しく解説します。
この記事を最後まで読めば、あなたに最適な脱毛方法が見つかり、自信に満ちた理想の肌を手に入れるための具体的な道筋が見えてくるはずです。
目次
最初に知りたい!医療脱毛とサロン脱毛の違い
メンズ脱毛を検討する上で、最初に理解しておくべき最も重要なポイントが「医療脱毛」と「サロン脱毛」の違いです。この二つは、脱毛の仕組み、効果、施術者、料金、痛みのレベルなど、あらゆる面で大きく異なります。さらに、特定のニーズに応える「ニードル脱毛」という選択肢も存在します。それぞれの特徴を正しく理解し、自分の目的や予算、ライフスタイルに合った方法を選ぶことが、後悔しない脱毛の第一歩です。
医療脱毛(レーザー脱毛)の特徴
医療脱毛は、医師または医師の監督のもと看護師が施術を行う、医療行為に分類される脱毛方法です。クリニックや皮膚科などの医療機関でのみ受けることができます。
最大の特徴は、高出力の医療用レーザーを使用して、発毛組織(毛母細胞やバルジ領域など)を破壊する点にあります。毛の黒い色素(メラニン)に反応するレーザーを照射し、その熱エネルギーで毛根の組織を破壊することで、毛が再生する能力を失わせます。この「発毛組織の破壊」は医療行為であるため、エステサロンでは許可されていません。
効果
医療脱毛の最も大きなメリットは、その効果の高さです。発毛組織を破壊するため、「永久脱毛」の効果が期待できます。ここで言う「永久脱毛」とは、永久に1本も毛が生えてこなくなるという意味ではありません。米国食品医薬品局(FDA)では、「一定の脱毛施術を行った後に、再発毛する毛の数が長期間において減少し、その状態が維持されること」と定義しています。つまり、一度施術が完了すれば、長期間にわたって自己処理がほとんど不要な状態を維持できるということです。少ない回数で高い効果を実感しやすく、比較的短期間で脱毛を完了させたい方に向いています。
痛み
高出力のレーザーを使用するため、サロン脱毛に比べて痛みを強く感じやすい傾向があります。特に、毛が濃く密集しているヒゲやVIOは、「輪ゴムで強く弾かれたような痛み」と表現されることが多いです。しかし、医療機関であるため、痛みを緩和するための麻酔(麻酔クリームや笑気麻酔)を使用できるのが大きな利点です。痛みが不安な方は、麻酔が利用できるクリニックを選ぶと良いでしょう。
料金・期間
1回あたりの料金はサロン脱毛よりも高額になる傾向があります。しかし、少ない回数で脱毛が完了するため、結果的に総額ではサロン脱毛と変わらない、あるいは安くなるケースも少なくありません。自己処理が不要になるまでの回数の目安は、ヒゲで10〜15回、体で5〜8回程度とされています。
メリット・デメリット
- メリット:
- 永久脱毛効果が期待できる
- 少ない回数、短期間で効果を実感しやすい
- 医師や看護師が施術するため安心感が高い
- 万が一の肌トラブル(やけど、毛嚢炎など)が起きても、その場で医師による診察や薬の処方が受けられる
- 痛みを緩和する麻酔が使用できる
- デメリット:
- サロン脱毛に比べて痛みが強い傾向がある
- 1回あたりの料金が高め
- レーザーの出力が高いため、肌への負担が比較的大きい
サロン脱毛(光脱毛)の特徴
サロン脱毛は、エステサロンなどでエステティシャンが施術を行う脱毛方法です。「光脱毛」や「フラッシュ脱毛」とも呼ばれます。医療脱毛とは異なり、医療行為には該当しません。
サロン脱毛では、医療用レーザーよりも出力の弱い光を照射し、毛根にダメージを与えることで、毛の成長を抑制します。これは発毛組織を「破壊」するのではなく、あくまでダメージを与えて弱らせる行為であり、「抑毛・減毛」を目的としています。そのため、施術を中止すると、時間とともに再び毛が生えてくる可能性があります。
効果
サロン脱毛で得られるのは、永久脱毛効果ではなく、一時的な抑毛・減毛効果です。施術を継続することで、毛が細くなったり、生えるスピードが遅くなったりする効果が期待できます。ツルツルにしたいというよりは、「少し毛量を減らして自然な感じにしたい」「自己処理を楽にしたい」といったニーズに向いています。効果を実感するまでには医療脱毛よりも多くの回数と時間が必要です。
痛み
使用する光の出力が弱いため、医療脱毛に比べて痛みが少ないのが大きな特徴です。温かさを感じる程度で、痛みはほとんどないという人もいます。痛みに極端に弱い方や、リラックスして施術を受けたい方にはサロン脱毛がおすすめです。ただし、医療機関ではないため麻酔は使用できません。
料金・期間
1回あたりの料金は医療脱毛よりも安価に設定されていることが多く、気軽に始めやすいのがメリットです。ただし、効果を実感し、維持するためには多くの回数が必要になるため、総額では医療脱毛と変わらなくなることもあります。減毛を実感するまでには、ヒゲで15〜20回、体で12〜18回程度の施術が必要とされています。
メリット・デメリット
- メリット:
- 痛みが少なく、肌への負担が少ない
- 1回あたりの料金が比較的安く、始めやすい
- 店舗数が多く、キャンペーンなども豊富
- デメリット:
- 永久脱毛はできず、抑毛・減毛効果に留まる
- 効果を実感するまでに多くの回数と時間が必要
- 施術を中止すると、また毛が生えてくる可能性がある
- 肌トラブルが起きた場合、提携の医療機関を紹介される形となり、その場での対応はできない
ニードル脱毛(美容電気脱毛)の特徴
ニードル脱毛は、医療脱毛やサロン脱毛とは全く異なるアプローチの脱毛方法です。「美容電気脱毛」とも呼ばれ、100年以上の歴史があります。
この方法では、毛穴一つひとつに絶縁針(プローブ)と呼ばれる極細の針を挿入し、微弱な電流を流して発毛組織を直接破壊します。毛根を一つずつ確実に処理していくのが特徴です。施術は高度な技術を要するため、専門の技術者が行います。
効果
ニードル脱毛は、現存する脱毛方法の中で最も確実な永久脱毛効果を持つとされています。米国電気脱毛協会(A.E.A.)では、「最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下である脱毛法」を永久脱毛と定義しており、ニードル脱毛はこの基準を満たす方法として認められています。処理した毛穴からは、毛が二度と再生することはありません。
また、レーザーや光が反応しない白髪や金髪、色素の薄い産毛にも効果を発揮します。日焼けした肌や色素沈着がある部位でも施術が可能です。ヒゲのデザインをミリ単位で整えたり、一部分だけ確実に毛をなくしたいといった、細かいニーズに応えるのに非常に適しています。
痛み
毛穴に直接針を刺して電流を流すため、非常に強い痛みを伴います。脱毛方法の中では最も痛いと言われており、この痛みが最大のデメリットです。
料金・期間
料金は「1本あたり〇円」や「15分〇円」といった時間制で設定されていることが多く、広範囲の脱毛には向いていません。全身や腕全体などをニードル脱毛で行うと、費用は数百万円に及ぶこともあり、現実的ではありません。レーザー脱毛で残ってしまった数本の毛や、デザインを整えたいヒゲ、白髪の処理など、限定的な範囲に用いるのが一般的です。施術にも非常に時間がかかります。
メリット・デメリット
- メリット:
- 最も確実な永久脱毛効果が期待できる
- 白髪や産毛、日焼け肌にも対応可能
- 細かいデザイン脱毛(ヒゲのラインなど)に最適
- デメリット:
- 非常に強い痛みを伴う
- 費用が非常に高額になりやすい
- 施術に時間がかかり、広範囲の脱毛には不向き
- 施術者の技術力によって効果や痛みが左右される
【比較表】効果・料金・痛みの違いが一目でわかる
これまでの内容をまとめると、以下のようになります。どの脱毛方法が自分に合っているか、比較検討する際の参考にしてください。
項目 | 医療脱毛(レーザー) | サロン脱毛(光) | ニードル脱毛(美容電気) |
---|---|---|---|
脱毛方式 | 高出力のレーザーで発毛組織を破壊 | 低出力の光で発毛組織にダメージを与える | 毛穴に針を刺し、電気で発毛組織を破壊 |
効果 | 永久脱毛 | 抑毛・減毛 | 最も確実な永久脱毛 |
痛み | 強い(麻酔使用可) | 弱い | 非常に強い |
料金(総額) | やや高め | 比較的安い〜高め | 非常に高い |
期間・回数 | 短期間・少ない回数 | 長期間・多い回数 | 非常に長い時間がかかる |
施術者 | 医師・看護師 | エステティシャン | 専門の技術者 |
肌トラブル対応 | クリニック内で即時対応 | 提携医療機関の紹介 | 提携医療機関の紹介など |
対応できない毛 | 白髪、色素の薄い毛 | 白髪、色素の薄い毛 | 基本的になし |
おすすめな人 | ・確実に永久脱毛したい ・短期間で効果を出したい ・安心感を重視したい |
・痛みが苦手 ・気軽に始めたい ・毛量を少し減らしたい |
・白髪を脱毛したい ・ヒゲのデザインを細かく整えたい ・レーザーで残った毛を処理したい |
最終的にどの方法を選ぶかは、あなたの「脱毛のゴール」によって決まります。ツルツルを目指すなら医療脱毛、痛みを避けつつ少し毛量を減らしたいならサロン脱毛、白髪やデザインにこだわるならニードル脱毛が有力な選択肢となるでしょう。
【2024年最新】メンズ脱毛おすすめクリニック・サロン15選
ここでは、数あるメンズ脱毛クリニック・サロンの中から、実績、料金体系、サービスの質などを総合的に判断し、おすすめの15施設を厳選してご紹介します。各施設の特徴や料金プランを比較し、自分にぴったりの場所を見つけるための参考にしてください。
※料金やプランは変更される可能性があるため、最新の情報は必ず各公式サイトでご確認ください。
① メンズリゼ
- 特徴:
- 全国に展開する男性専門の医療脱毛クリニック
- 3種類の脱毛機を使い分け、肌質や毛質に合わせた最適な施術を提供
- コース終了後は1回料金の半額以下で追加照射が可能
- 麻酔クリームと笑気麻酔の2種類を用意(有料)
- 代表的な料金プラン:
- ヒゲ全体脱毛セット(5回): 69,800円
- 全身脱毛(5回): 229,800円
- VIO脱毛セット(5回): 89,800円
- 脱毛機: ジェントルヤグプロ(ヤグ)、メディオスター(ダイオード)、ラシャ(ダイオード)
- 補足: 予約キャンセル料、シェービング代、初診・再診料などの追加費用が無料。
- 参照:メンズリゼ公式サイト
② ゴリラクリニック
- 特徴:
- 男性専門の総合美容クリニックで、メンズ脱毛のパイオニア的存在
- 6種類の脱毛機を導入し、個々に合わせたオーダーメイドの施術を実現
- ヒゲ脱毛完了コースは、6回コース終了後3年間、1回100円で追加照射が可能
- 男性看護師が多数在籍
- 代表的な料金プラン:
- ヒゲ脱毛完了コース(鼻下・アゴ・アゴ下/6回): 46,800円
- 全身脱毛(5回): 354,800円
- VIO脱毛(5回): 82,800円
- 脱毛機: ジェントルヤグ(ヤグ)、ジェントルマックスプロ(ヤグ/アレキサンドライト)、メディオスターNeXT PRO(ダイオード)など
- 補足: 笑気麻酔、麻酔クリームを用意(有料)。平日割や学割など割引も豊富。
- 参照:ゴリラクリニック公式サイト
③ メンズエミナル
- 特徴:
- 全国に店舗を展開する、痛みを抑えた脱毛が特徴の医療脱毛クリニック
- 痛みの少ない蓄熱式と熱破壊式を切り替えられる脱毛機を使用
- ヒゲ・ワキ・VIOの麻酔クリームが無料
- 施術の有効期限が長く、転院制度もあるため通いやすい
- 代表的な料金プラン:
- 選べるヒゲ脱毛(3部位/5回): 38,000円
- 全身+ヒゲ脱毛(5回): 256,080円
- VIO脱毛(5回): 78,000円
- 脱毛機: クリスタルプロ2(ダイオード)
- 補足: 初診料、再診料、各種処置料、テスト照射などが無料。
- 参照:メンズエミナル公式サイト
④ 湘南美容クリニック
- 特徴:
- 国内外に140院以上を展開する業界最大手の美容クリニック
- 圧倒的な店舗数で通いやすく、契約院以外でも施術が可能
- 症例数が豊富で、料金設定がリーズナブル
- 男性のVIO脱毛は男性看護師が必ず対応
- 代表的な料金プラン:
- ヒゲ(3部位/6回): 16,800円
- 全身コース(顔・VIO除く/6回): 244,200円
- VIO脱毛(6回): 82,500円
- 脱毛機: ジェントルレイズプロ(アレキサンドライト)、スプレンダーX(アレキサンドライト/ヤグ)、ウルトラ美肌脱毛(IPL)など
- 補足: 脱毛保証付きで、万が一の照射漏れにも対応。
- 参照:湘南美容クリニック公式サイト
⑤ レジーナクリニックオム
- 特徴:
- 全国主要都市に展開する男性専門の医療脱毛クリニック
- 麻酔クリームが無料で利用できるため、痛みが不安な方におすすめ
- 平日21時まで診療しており、仕事帰りにも通いやすい
- ヒゲ脱毛は最短2ヶ月に1回のペースで照射可能
- 代表的な料金プラン:
- ヒゲ脱毛Aコース(3部位/6回): 44,800円
- 全身脱毛(顔・VIO除く/5回): 272,800円
- VIO脱毛(5回): 99,000円
- 脱毛機: ジェントルマックスプロプラス(アレキサンドライト/ヤグ)、ジェントルマックスプロ(アレキサンドライト/ヤグ)、メディオスターモノリス(ダイオード)
- 補足: カウンセリング料、初診・再診料、予約キャンセル料などが無料。
- 参照:レジーナクリニックオム公式サイト
⑥ メンズTBC
- 特徴:
- 唯一無二の「スーパー脱毛(美容電気脱毛)」を提供
- 処理完了した毛はもう生えてこない、高い脱毛効果が魅力
- 白髪や日焼け肌、細い毛にも対応可能
- 美容電気脱毛と光脱毛を組み合わせたプランも用意
- 代表的な料金プラン:
- スーパー脱毛(美容電気脱毛): 1本あたり132円~(ビジター価格)
- エピラッシュ(光脱毛): 1回2,200円~(部位による)
- 初回限定ヒゲ脱毛体験コース: 1,000円
- 脱毛機: スーパー脱毛(美容電気脱毛)、エピラッシュ(光脱毛)
- 補足: デザイン脱毛にこだわりたい方、レーザーで残った毛を処理したい方に最適。
- 参照:メンズTBC公式サイト
⑦ リンクス(RINX)
- 特徴:
- 創業15年以上の実績を持つ、スタッフ全員が男性のメンズ脱毛専門サロン
- 医師監修のもと、自社開発した男性専用の脱毛機を使用
- 全国80店舗以上で店舗間移動が自由
- コース満了後は永久に80%OFFで施術が受けられる保証付き
- 代表的な料金プラン:
- 顔・ヒゲ脱毛(6ヶ所/10回): 110,800円
- 全身脱毛(10回): 574,800円
- 脱毛機: INOVATION(IPL)
- 補足: カウンセリング料、パッチテスト、剃毛料などが無料。
- 参照:リンクス(RINX)公式サイト
⑧ ローランドビューティーラウンジ
- 特徴:
- ホスト界の帝王ROLANDがプロデュースする、高級感あふれる脱毛サロン
- 痛みが少なくスピーディーなSHR方式の脱毛機「LUMIX-A9X」を導入
- 日焼け肌や金髪・産毛にも対応可能
- 衛生管理と上質なサービスを徹底
- 代表的な料金プラン:
- ヒゲ脱毛(顔8パーツ/20回): 132,000円
- 全身脱毛セレクト10(10部位選択/10回): 297,000円
- 脱毛機: LUMIX-A9X(SHR)
- 補足: 丁寧なカウンセリングと、高級ホテルのような空間が魅力。
- 参照:ローランドビューティーラウンジ公式サイト
⑨ メンズクリア
- 特徴:
- 全国110店舗以上を展開する業界最大級のメンズ脱毛専門サロン
- 通い放題プランが充実しており、満足いくまで通えるのが魅力
- 痛みを抑えた特注のハイブリッド脱毛機を使用
- お試しプランが豊富で、気軽に始めやすい
- 代表的な料金プラン:
- ヒゲ脱毛トライアル: 1回980円
- 陰部脱毛(4箇所)通い放題プラン: 月々2,900円~
- 脱毛機: クリアプロ(IPL×SHR)
- 補足: 予約が取りやすいシステムを導入。21時まで営業している店舗が多い。
- 参照:メンズクリア公式サイト
⑩ レイロール
- 特徴:
- 「業界最安値保証」を掲げる、コストパフォーマンスに優れた脱毛サロン
- 全国展開しており、店舗間の移動も自由
- 男性専用に開発された高性能なオリジナル脱毛機「BRILLIO」を使用
- コース終了後は永久に80%OFFのアフター保証付き
- 代表的な料金プラン:
- ヒゲ脱毛選べる5ヶ所(10回): 99,800円
- VIO脱毛(10回): 129,800円
- 脱毛機: BRILLIO(IPL×SHR)
- 補足: 完全個室でプライバシーにも配慮。
- 参照:レイロール公式サイト
⑪ figo(フィーゴ)
- 特徴:
- 都度払い専門のメンズ脱毛サロン
- 高額なコース契約が不要で、好きな時に好きなだけ通える
- 部位ごとの料金が明確で、1パーツから脱毛可能
- 最新の国産脱毛機でスピーディーな施術を実現
- 代表的な料金プラン(都度払い):
- ヒゲ全体: 8,800円/回
- VIO: 11,000円/回
- 全身(顔・VIO除く): 22,000円/回
- 脱毛機: 詳細非公開(SHR方式)
- 補足: 自分のペースで通いたい方、ローンを組みたくない方におすすめ。
- 参照:figo公式サイト
⑫ U-SKINクリニック
- 特徴:
- 都度払い専門の医療脱毛クリニック
- コース契約がなく、1回ごとの支払いで気軽に医療脱毛を始められる
- 痛みの少ない蓄熱式ダイオードレーザーを使用
- アプリで予約から決済まで完結できる手軽さ
- 代表的な料金プラン(都度払い):
- ヒゲ脱毛(3部位): 9,900円/回
- 全身脱毛(顔・VIO除く): 29,800円/回
- 脱毛機: 詳細非公開(蓄熱式ダイオードレーザー)
- 補足: 高額な契約に抵抗があるが、医療脱毛を受けたいというニーズにマッチ。
- 参照:U-SKINクリニック公式サイト
⑬ Dr.コバ
- 特徴:
- 銀座、大阪、名古屋に展開する医療脱毛クリニック
- ヒゲ脱毛の「無期限・無制限」プランが最大の特徴
- 一度料金を支払えば、期間や回数の制限なく納得いくまで通える
- 2種類のレーザーを使い分け、幅広い毛質に対応
- 代表的な料金プラン:
- 無制限ヒゲ脱毛(口周り+アゴ下・首): 110,000円(6回目以降は予約料110円のみ)
- 脱毛機: ライトシェア(ダイオード)、ジェントルマックスプロ(ヤグ/アレキサンドライト)
- 補足: ヒゲが濃く、徹底的に脱毛したい方に最適なプラン。
- 参照:Dr.コバ公式サイト
⑭ ダビデクリニック
- 特徴:
- 新宿と渋谷にある男性専門の医療脱毛クリニック
- 夜22時まで診療しており、忙しい方でも通いやすい
- 痛みを抑える蓄熱式と効果の高い熱破壊式を使い分け
- コース終了後の追加照射が割引価格で受けられる
- 代表的な料金プラン:
- ヒゲ全体脱毛(6回): 65,780円
- 全身脱毛(顔・VIO除く/5回): 264,000円
- 脱毛機: ソプラノチタニウム(蓄熱式)、スプレンダーX(熱破壊式)
- 補足: 照射漏れ無料再照射、各種薬代無料などサポート体制が充実。
- 参照:ダビデクリニック公式サイト
⑮ リアラクリニック
- 特徴:
- 全国に展開し、リーズナブルな料金設定が魅力の医療脱毛クリニック
- 痛みが少なく肌に優しい蓄熱式脱毛機を主に使用
- 全身脱毛の施術時間が約60分とスピーディー
- 当日キャンセルでもペナルティなし
- 代表的な料金プラン:
- まるごとヒゲ脱毛(5回): 99,000円
- 全身脱毛コース(5回): 137,500円
- 脱毛機: メディオスターNeXT PRO、ソプラノアイスプラチナム(いずれも蓄熱式)
- 補足: 学割やペア割などの割引制度も豊富。
- 参照:リアラクリニック公式サイト
後悔しない!メンズ脱毛クリニック・サロンの選び方7つのポイント
数多くの選択肢の中から、自分にとって最適なクリニックやサロンを見つけ出すのは簡単なことではありません。料金の安さだけで選んでしまったり、広告のイメージだけで決めたりすると、「効果が出ない」「痛くて続けられない」「予約が取れない」といった後悔につながりかねません。ここでは、そうした失敗を避けるために、必ずチェックすべき7つの重要なポイントを詳しく解説します。
① 永久脱毛がしたいなら「医療脱毛」を選ぶ
選び方の最も根本的で重要なポイントは、「あなたが脱毛に何を求めるか」を明確にすることです。
- ゴール設定A:ヒゲ剃りの手間を完全になくし、ツルツルの状態を長期間維持したい。
- ゴール設定B:毛の量を少し減らして、自然な薄さにしたい。朝のヒゲ剃りを楽にしたい。
もしあなたのゴールがAであれば、選択肢は「医療脱毛」一択です。前述の通り、発毛組織を破壊して永久的な脱毛効果を得られるのは医療行為である医療脱毛だけです。サロン脱毛では、一時的に毛が薄くなったり生えにくくなったりはしますが、施術をやめれば再び毛は生えてきます。「永久脱毛」という言葉に惹かれてサロンの契約をしたものの、期待した効果が得られなかった、というのはよくある失敗例です。長期的な視点で自己処理から解放されたいのであれば、迷わず医療脱毛クリニックを選びましょう。
一方、ゴールがBであれば、「サロン脱毛」も有力な選択肢となります。痛みが少なく、比較的リーズナブルに始められるサロン脱毛は、「完全に無くす必要はないが、少し薄くしたい」というニーズに適しています。また、医療脱毛でも施術回数を調整することで毛量を減らす「減毛」は可能です。
② 脱毛したい部位で選ぶ
脱毛したい部位によって、クリニックやサロン選びのポイントは変わってきます。自分がどの部位を最も優先して脱毛したいのかを考え、それに合った強みを持つ場所を選びましょう。
- ヒゲ脱毛の場合:
ヒゲは他の部位に比べて毛が濃く、密集しているため、痛みを感じやすく、効果を出すには回数が必要です。そのため、痛みを緩和する麻酔が使える医療脱毛がおすすめです。また、「ヒゲ脱毛完了コース」や「無制限プラン」など、ヒゲ脱毛に特化したお得なプランを用意しているクリニック(ゴリラクリニックやDr.コバなど)を選ぶとコストを抑えられます。顎下や首までなど、照射範囲がどこまでかも確認しましょう。 - VIO脱毛の場合:
デリケートな部位であるため、プライバシーへの配慮が重要です。施術を男性看護師や男性スタッフが担当してくれるクリニックやサロンを選ぶと、精神的な負担が軽減されます。メンズ専門のクリニック・サロン(メンズリゼ、ゴリラクリニック、リンクスなど)は、この点での配慮が行き届いていることが多いです。また、VIOも痛みが強い部位なので、麻酔の有無や痛みの少ない脱毛機の導入状況は必ずチェックしましょう。 - 全身脱毛の場合:
全身脱毛は費用が高額になりがちです。料金プランをしっかり比較検討することが重要ですが、その際に「全身」にどの部位が含まれているかを必ず確認してください。「全身脱毛」と謳っていても、顔(ヒゲ)やVIOが含まれていないケースがほとんどです。自分が脱毛したい部位がすべてプランに含まれているか、追加料金はいくらかかるのかを把握しましょう。また、施術範囲が広い分、1回の施術時間も長くなります。スピーディーな施術が可能な脱毛機を導入しているかどうかも、通い続ける上では大切なポイントです。
③ 総額費用と料金プランの分かりやすさで選ぶ
料金は誰もが気になる重要な要素ですが、目先の安さだけで判断するのは危険です。「月々〇〇円」という広告だけを見て契約すると、後から高額な総額に驚くことになります。
月額払いと都度払いの違い
多くのクリニック・サロンで採用されている「月額払い」は、多くの場合、医療ローンやクレジット分割払いのことを指します。
| | メリット | デメリット |
| :— | :— | :— |
| 月額払い | ・まとまった初期費用がなくても始められる
・毎月の支払い負担が少ない | ・分割手数料(金利)がかかるため、総額は一括払いより高くなる
・途中で解約してもローンの支払いは残ることがある |
| 都度払い | ・1回ごとに支払うため、好きな時にやめられる
・高額なローンを組む必要がない
・自分のペースで通える | ・1回あたりの単価はコース料金より割高になることが多い
・毎回支払いの手間がかかる |
月額払いは一見手軽に見えますが、必ず支払総額がいくらになるのかを確認することが鉄則です。一方で、figoやU-SKINクリニックのような都度払い専門の場所は、高額な契約に抵抗がある方や、お試しで数回だけ通いたい方に適しています。
追加料金の有無を確認する
提示されたプラン料金以外に、追加で費用が発生しないかを確認することも極めて重要です。契約前に、以下の項目が料金に含まれているか、あるいは別途必要なのかをリストアップして確認しましょう。
- 初診料・再診料
- カウンセリング料
- テスト照射料
- 麻酔代(特に医療脱毛の場合。無料のクリニックもあれば、1部位3,000円程度かかる場合も)
- シェービング代(剃り残しがあった場合の剃毛料金。無料のところもあれば、1部位1,000〜2,000円程度かかることも)
- 予約のキャンセル料(いつから発生するのか、料金はいくらか)
- 肌トラブル時の薬代や処置料
これらの追加料金を含めた「支払総額」で比較検討することが、後悔しないための賢い選び方です。
④ 痛みを抑える工夫があるかで選ぶ
「脱毛は痛い」というイメージから、二の足を踏んでいる方も多いでしょう。特に痛みが強いとされるヒゲやVIOの脱毛を考えているなら、痛みを軽減するための工夫があるかどうかは非常に重要な選択基準になります。
脱毛機の種類
痛みの感じ方は、使用する脱毛機の種類によって大きく変わります。
- 熱破壊式(ショット式):
アレキサンドライトレーザーやヤグレーザーなどがこれにあたります。高出力のレーザーを単発で照射し、毛根を破壊するため、効果が高い反面、痛みも強い傾向があります。太く濃い毛に効果的です。 - 蓄熱式(SHR式):
ダイオードレーザーの一部などがこれにあたります。低出力のレーザーを連続で照射し、じわじわと熱を加えてバルジ領域(発毛を促す司令塔)を破壊します。温かさを感じる程度で、痛みが格段に少ないのが特徴です。日焼け肌や産毛にも対応しやすいというメリットもあります。
痛みに弱い方は、蓄熱式の脱毛機を導入しているクリニック(メンズエミナル、リアラクリニックなど)を選ぶのがおすすめです。また、複数の脱毛機を導入し、部位や毛質によって使い分けてくれるクリニック(メンズリゼ、ゴリラクリニックなど)は、よりパーソナルな対応が期待できます。
麻酔の有無
医療脱毛クリニックを選ぶ場合、麻酔が利用できるかは大きな安心材料になります。
- 麻酔クリーム(塗る麻酔): 施術部位に塗布し、30分〜1時間ほど待ってから施術します。皮膚の表面の感覚を鈍らせます。
- 笑気麻酔(吸う麻酔): 鼻からガスを吸入し、リラックスした状態(お酒に酔ったような感覚)を作り出します。
これらの麻酔が無料なのか有料なのかはクリニックによって異なります。麻酔代が無料のクリニック(メンズエミナル、レジーナクリニックオムなど)は、痛みが不安な方にとって非常に魅力的です。
⑤ 予約の取りやすさで選ぶ
せっかく高額な契約をしても、予約が取れなければ脱毛を進めることはできず、お金と時間を無駄にしてしまいます。予約の取りやすさは、快適に脱毛を完了させるための隠れた重要ポイントです。
カウンセリング時には、以下の点を確認しましょう。
- 店舗のキャパシティ: ベッド数に対して契約者数が多すぎないか。
- 予約方法: 電話だけでなく、Webサイトや専用アプリで24時間いつでも予約・変更ができるか。
- 店舗間の移動: 契約した院以外でも予約・施術が可能か。店舗数が多いクリニック(湘南美容クリニックなど)では、この制度があると予約の選択肢が格段に広がります。
- 平日の夜や土日の予約状況: 自分の通いたい時間帯の混雑具合を正直に聞いてみましょう。「2〜3ヶ月先まで予約が埋まっている」といった状況であれば、注意が必要です。
- コースの有効期限: 予約が取りにくい状況も考慮し、有効期限が長めに設定されているか、延長措置があるかも確認しておくと安心です。
⑥ 通いやすい場所にあるかで選ぶ
脱毛は1回では終わらず、少なくとも1〜2年、長い場合はそれ以上通い続けることになります。そのため、無理なく通い続けられる立地にあるかどうかは、想像以上に重要です。
- 自宅からのアクセス
- 職場や学校からのアクセス
- 最寄り駅からの距離
これらの点を考慮し、自分の生活圏内で通いやすい場所を選びましょう。また、営業時間が長く、平日の仕事帰りや土日にも通えるかどうかもチェックポイントです。例えば、夜21時や22時まで営業しているクリニック(レジーナクリニックオム、ダビデクリニックなど)は、多忙なビジネスパーソンにとって非常に便利です。
⑦ 無料カウンセリングの丁寧さで選ぶ
ほとんどのクリニックやサロンでは、契約前に無料のカウンセリングを実施しています。これは、その施設が信頼できるかどうかを自分の目で見極める絶好の機会です。
カウンセリングでは、以下の点を重点的にチェックしましょう。
- 説明の分かりやすさ: 脱毛の仕組み、料金プラン、リスクやデメリットについて、専門用語を多用せず、素人にも理解できるように丁寧に説明してくれるか。
- 質問への対応: こちらの疑問や不安に対して、真摯に、そして明確に答えてくれるか。
- 無理な勧誘の有無: 高額なプランや不要なオプションを強く勧めてきたり、その場で契約を迫ったりしないか。「一度持ち帰って検討します」と伝えた際のスタッフの対応も見ておきましょう。
- 院内の清潔感や雰囲気: 自分がこれから通う場所として、快適に過ごせそうか。
- スタッフの対応: 受付からカウンセラー、医師、看護師まで、スタッフ全体の対応が丁寧で好感が持てるか。
複数のクリニック・サロンでカウンセリングを受けて比較検討するのが最もおすすめです。実際に足を運ぶことで、ウェブサイトだけでは分からない雰囲気やスタッフの人柄を感じ取ることができ、より納得のいく選択ができます。
【部位別】メンズ脱毛の料金相場と必要回数の目安
メンズ脱毛にかかる費用と期間は、脱毛する部位や目指すゴール(減毛か、ツルツルか)、そして選ぶ脱毛方法(医療かサロンか)によって大きく異なります。ここでは、人気の部位別に、料金相場と完了までの回数の目安を解説します。あくまで一般的な目安であり、個人の毛質や毛量によって変動することを念頭に置いてご覧ください。
部位 | 脱毛方法 | 効果を実感する回数 | ツルツルを目指す回数 | 料金相場(コース) |
---|---|---|---|---|
ヒゲ(顔全体) | 医療脱毛 | 5~10回 | 10~20回以上 | 5回:8~15万円 10回:15~25万円 |
サロン脱毛 | 10~15回 | 20~30回以上 | 10回:10~15万円 20回:18~25万円 |
|
VIO | 医療脱毛 | 3~5回 | 8~12回 | 5回:10~15万円 |
サロン脱毛 | 8~12回 | 15~20回以上 | 10回:10~18万円 | |
全身(顔・VIO除く) | 医療脱毛 | 3~5回 | 5~8回 | 5回:25~40万円 |
サロン脱毛 | 8~12回 | 12~18回 | 12回:30~50万円 | |
腕全体 | 医療脱毛 | 3~5回 | 5~8回 | 5回:10~20万円 |
サロン脱毛 | 8~12回 | 12~18回 | 12回:15~25万円 | |
足全体 | 医療脱毛 | 3~5回 | 5~8回 | 5回:12~22万円 |
サロン脱毛 | 8~12回 | 12~18回 | 12回:18~28万円 | |
ワキ | 医療脱毛 | 3~5回 | 5~8回 | 5回:2~5万円 |
サロン脱毛 | 8~12回 | 12~18回 | 12回:2~5万円 |
ヒゲ脱毛(顔全体)
ヒゲは男性ホルモンの影響を強く受ける部位で、毛が濃く、密度も高いため、他の部位よりも多くの回数と時間が必要です。
- 医療脱毛: 5回程度のコースを終えると、「自己処理がかなり楽になった」と感じる方が多いです。青ヒゲも改善され、夕方になっても目立たなくなります。ツルツルを目指す場合は、10回以上の施術が必要になることが一般的です。特に濃い方は15〜20回かかるケースもあります。そのため、ゴリラクリニックの「ヒゲ脱毛完了コース」やDr.コバの「無制限ヒゲ脱毛」のように、コース終了後の保証が手厚いプランが人気です。
- サロン脱毛: 医療脱毛よりも効果がマイルドなため、さらに多くの回数が必要です。10〜15回で減毛効果を実感し始め、ツルツルに近い状態を目指すなら30回以上通うことも珍しくありません。「完全に無くす」というよりは、「ヒゲを剃る頻度を減らしたい」「デザインを整えたい」といった目的の方に向いています。
VIO脱毛
近年、男性の間でも衛生面や快適性の観点から人気が高まっているVIO脱毛。デリケートゾーンは皮膚が薄く、毛も太いため痛みを感じやすい部位です。
- 医療脱毛: 3〜5回で毛量が減り、蒸れにくくなるなどの効果を実感できます。8〜12回程度で、自己処理がほとんど不要なレベルを目指せます。痛みが強いため、麻酔が使える医療脱毛を選ぶ方が多いです。
- サロン脱毛: 痛みが少ないのがメリットですが、効果を実感するまでには時間がかかります。10回前後で減毛を実感し、ツルツルを目指す場合はさらに回数を重ねる必要があります。衛生面を考慮し、Vラインだけ残してI・Oラインはツルツルにするなど、デザインの希望を伝えることも可能です。
全身脱毛
腕、足、胸、お腹、背中などをまとめて脱毛するプランです。ファッションを楽しみたい、コンプレックスを解消したいという方に人気です。
- 医療脱毛: 5回コースでも全体的に毛が薄くなり、自己処理が楽になる効果が期待できます。8回程度で満足する方が多いです。注意点として、多くのクリニックで「全身脱毛プラン」には顔(ヒゲ)とVIOが含まれていません。これらも脱毛したい場合は、別途セットプランを契約する必要があります。
- サロン脱毛: 10回を超えたあたりから、毛が細く、薄くなったと実感し始めます。ツルツルを目指す場合は18回以上の施術が目安となります。医療脱毛に比べて1回あたりの料金は安いですが、回数が多くなるため、総額では高額になる可能性があります。
腕・足の脱毛
半袖やハーフパンツになった際に見える腕や足の毛が気になるという方に人気の部位です。
- 医療脱毛: 比較的効果が出やすい部位で、5〜8回程度で満足のいく結果を得られることが多いです。特に足(すね毛)は毛が濃いことが多く、脱毛効果を実感しやすい部位と言えます。
- サロン脱毛: こちらも効果を実感しやすく、12回程度のコースで自己処理が楽になります。完全に無くすのではなく、自然な薄さにしたいというニーズにも回数調整で応えやすい部位です。
ワキの脱毛
ワキは、ニオイや蒸れの軽減、清潔感アップのために脱毛する方が増えています。範囲が狭いため、比較的リーズナブルな料金で始められるのが特徴です。
- 医療脱毛・サロン脱毛共通: 他の部位に比べて料金が安く設定されており、「お試し」として最初に脱毛する部位としても人気です。ワキ脱毛のキャンペーンを実施しているクリニックやサロンも多いため、チェックしてみると良いでしょう。少ない回数で効果を実感しやすく、コストパフォーマンスが高い部位です。
メンズ脱毛のメリット・デメリット
メンズ脱毛には多くの魅力がある一方で、費用や痛みといったデメリットも存在します。契約後に後悔しないためには、良い面と悪い面の両方を正しく理解し、納得した上でスタートすることが大切です。
メンズ脱毛の4つのメリット
① 清潔感がアップし、好印象を与える
メンズ脱毛の最大のメリットは、何と言っても清潔感の向上です。ヒゲ脱毛をすれば青ヒゲがなくなり、顔全体が明るく若々しい印象になります。胸毛や腹毛、すね毛などを処理すれば、服装の選択肢が広がり、爽やかなイメージを与えることができます。特にビジネスシーンやプライベートでの第一印象において、清潔感は非常に重要な要素です。脱毛は、外見的な魅力を高め、他者からの好感度を上げるための有効な自己投資と言えます。
② 自己処理の手間がなくなり、時間が節約できる
毎朝のヒゲ剃りに費やす時間は、1日あたり5〜10分だとしても、1年間では約30〜60時間にもなります。脱毛が完了すれば、この膨大な時間を他の有意義な活動に充てることができます。朝の忙しい時間に余裕が生まれるだけでなく、旅行や出張の際にシェーバーを持っていく必要もなくなります。また、カミソリの刃やシェービングフォームを買い続けるコストも不要になるため、長期的に見れば経済的なメリットも大きいのです。
③ カミソリ負けなどの肌トラブルが減る
毎日のヒゲ剃りは、肌にとって大きな負担です。カミソリの刃が肌表面の角質層を削り取り、乾燥や赤み、ヒリヒリ感といった「カミソリ負け」を引き起こします。また、毛穴に細菌が入って炎症を起こす「毛嚢炎(もうのうえん)」や、皮膚の下で毛が伸びてしまう「埋没毛」といった肌トラブルの原因にもなります。脱毛によって自己処理の頻度が劇的に減る、あるいは不要になることで、これらの肌トラブルから解放され、健やかな肌を保つことができます。
④ 青ヒゲや体毛のコンプレックスが解消される
「青ヒゲが老けて見える」「体毛が濃いのが恥ずかしくて半袖や短パンになれない」といったコンプレックスを抱えている男性は少なくありません。脱毛は、こうした長年の悩みを根本から解決し、大きな自信を与えてくれます。見た目のコンプレックスが解消されることで、自分に自信が持てるようになり、ファッションをより楽しめたり、人と接することに積極的になれたりと、内面にもポジティブな変化をもたらすことが期待できます。
メンズ脱毛の3つのデメリット
① 費用と時間がかかる
脱毛は、決して安い投資ではありません。特に効果の高い医療脱毛で全身をツルツルにしようとすれば、数十万円単位の費用がかかります。また、脱毛は1回で終わるものではなく、毛周期に合わせて複数回、長期間にわたって通い続ける必要があります。一般的に、脱毛が完了するまでには1年半〜2年程度の期間を見込んでおく必要があります。この費用と時間を捻出できるか、事前にしっかりと計画を立てることが重要です。
② 施術時に痛みを感じることがある
脱毛、特に医療レーザー脱毛には痛みが伴います。毛が濃く密集しているヒゲやVIO、骨に近い部位などは、特に痛みを感じやすいです。この痛みは「輪ゴムで強く弾かれたような痛み」とよく表現されます。痛みの感じ方には個人差があり、我慢できるレベルだと感じる人もいれば、非常に辛いと感じる人もいます。ただし、前述の通り、医療脱毛では麻酔を使用したり、痛みの少ない蓄熱式の脱毛機を選んだりすることで、痛みを大幅に軽減することが可能です。
③ 一度脱毛すると元に戻すのは難しい
これはメリットの裏返しでもありますが、特に医療脱毛で永久脱毛を行うと、毛を元の状態に戻すことは非常に困難です。現在はツルツルにしたいと思っていても、将来的に「渋い雰囲気のヒゲを生やしたくなった」と思っても、その希望を叶えることはできません。そのため、ヒゲ脱毛の場合は、完全に無くすのではなく、デザインを残したり、全体的に薄くする「減毛」に留めたりするという選択肢も考慮に入れると良いでしょう。契約前に、将来のライフプランや好みの変化の可能性についても一度考えてみることが大切です。
カウンセリングから施術当日までの流れ【4ステップ】
初めてメンズ脱毛に挑戦する方にとって、カウンセリングの予約から実際の施術まで、どのような流れで進むのかは気になるところでしょう。ここでは、一般的なクリニック・サロンにおける一連の流れを4つのステップに分けて分かりやすく解説します。事前に流れを把握しておくことで、当日の不安を軽減できます。
① 公式サイトから無料カウンセリングを予約
まずは、気になるクリニックやサロンの公式サイトにアクセスし、「無料カウンセリング予約」のボタンを探しましょう。ほとんどの施設で、Web上の予約フォームが用意されています。
- 予約フォームの入力: 名前、年齢、連絡先(電話番号・メールアドレス)、希望する日時、脱毛したい部位などを入力します。24時間いつでも申し込めるのがWeb予約のメリットです。
- 日時の調整: フォーム送信後、クリニック・サロン側から電話またはメールで予約確定の連絡が来ます。希望日時が埋まっている場合は、この時点で日程の再調整を行います。
- 持ち物の確認: 予約確定の連絡の際に、カウンセリング当日の持ち物について案内があります。一般的には、身分証明書(運転免許証、健康保険証など)が必要です。契約を検討している場合は、印鑑(シャチハタ不可の場合あり)、クレジットカードまたはキャッシュカード、医療ローンの審査に必要な情報(引き落とし口座の通帳など)も持参するとスムーズです。
② 来店してカウンセリング・診察を受ける
予約した日時にクリニックまたはサロンへ来店します。受付で名前を告げ、問診票の記入を求められることが一般的です。カウンセリングは完全個室で行われることがほとんどで、所要時間は1時間〜1時間半程度です。
- カウンセリング:
専門のカウンセラーが、あなたの悩みや脱毛の希望(どの部位を、どの程度まで脱毛したいかなど)をヒアリングします。その後、脱毛の仕組み、毛周期、脱毛方法(医療レーザーや光脱毛)の違い、使用する脱毛機の特徴、施術に伴うリスクや副作用、アフターケアの方法などについて、一通り説明を受けます。分からないことや不安なことがあれば、この段階で遠慮なく質問しましょう。 - 料金プランの説明:
あなたの希望に沿った最適な料金プランを提案してくれます。料金体系、支払い方法(一括、分割、都度払いなど)、追加料金の有無、解約時の返金制度など、お金に関する重要な説明があります。必ず総額でいくらかかるのかを確認してください。 - 医師による診察(医療脱毛の場合):
医療脱毛クリニックでは、カウンセリングに加えて医師による診察が行われます。肌質や毛質、健康状態をチェックし、脱毛施術が可能かどうかを医学的に判断します。持病や服用中の薬がある場合は、この時に必ず申告してください。 - テスト照射:
希望すれば、腕などの目立たない部位にテストでレーザーや光を照射してもらえる場合があります。これにより、実際の痛みの程度や、施術後の肌の反応を確認できます。テスト照射の可否や料金(無料の場合が多い)は施設によって異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
③ 契約・初回の施術日を予約
カウンセリングと診察の内容に納得できれば、契約手続きに進みます。もちろん、その場で契約する必要はありません。一度持ち帰って冷静に検討することも非常に重要です。複数のカウンセリングを比較してから決めるのが最も賢明な方法です。
- 契約手続き:
契約書の内容を隅々まで確認し、署名・捺印します。特に、契約期間(有効期限)、中途解約時の条件や返金額については、後々のトラブルを避けるために必ず目を通してください。クーリング・オフ制度(一定期間内であれば無条件で契約を解除できる制度)についての説明も受けます。 - 支払い:
選択した支払い方法に応じて、初回の支払い手続きを行います。 - 初回施術日の予約:
契約後、初回の施術日を予約します。カウンセリング当日に空きがあれば、そのまま施術を受けられる場合もありますが、基本的には後日改めて予約を取る形になります。
④ 施術を受ける
いよいよ脱毛施術の当日です。施術前には、指定された範囲のシェービングを済ませておきましょう。
- 来店・着替え: 受付を済ませた後、施術室に案内されます。施術する部位に応じて、備え付けのガウンや紙パンツなどに着替えます。
- 肌状態のチェック・マーキング:
看護師またはエステティシャンが、施術部位の肌状態(日焼けや傷の有無など)を確認します。剃り残しがある場合は、この時点でシェービング(有料の場合あり)が行われます。その後、照射範囲を明確にするために、ペンでマーキングをすることがあります。 - 照射:
目を保護するためのゴーグルを装着します。施術部位に冷却ジェルを塗布(脱毛機による)した後、レーザーまたは光を照射していきます。痛みを感じる場合は、我慢せずにすぐにスタッフに伝えましょう。出力を調整してくれる場合があります。 - 冷却・保湿:
照射が完了したら、ジェルを拭き取り、冷たいタオルや保冷剤で肌をクールダウンさせます。最後に、炎症を抑える軟膏や保湿ローションを塗布して、施術は終了です。 - アフターケアの説明・次回予約:
施術後の注意点(保湿の重要性、避けるべき行動など)について説明を受けます。必要であれば、次回の施術予約を取って帰宅します。
脱毛効果を高める!施術前後の注意点
脱毛の効果を最大限に引き出し、肌トラブルのリスクを最小限に抑えるためには、施術前後のセルフケアが非常に重要です。ここでは、脱毛期間中に必ず守りたい注意点を「施術前」と「施術後」に分けて具体的に解説します。
脱毛前にやるべきこと
事前のシェービングは必須
施術の前日または当日の朝に、脱毛する部位の毛を必ずシェービングしておく必要があります。これは、レーザーや光のエネルギーが肌表面の毛(黒い部分)に分散せず、毛根に集中して届くようにするためです。
- なぜ必要か?:
毛が伸びたまま照射すると、レーザーが地肌の上の毛に反応してしまい、火傷のリスクが高まります。また、エネルギーが毛根まで届きにくくなるため、脱毛効果が著しく低下します。 - 正しい方法:
肌への負担が少ない電気シェーバーを使用するのが最もおすすめです。カミソリは肌の角質まで削り取ってしまい、肌トラブルの原因になるため避けた方が無難です。毛抜きやワックスでの自己処理は、レーザーが反応するターゲット(毛根のメラニン)をなくしてしまうため、絶対にNGです。 - 注意点:
剃り残しがあると、クリニックやサロンでシェービング代(1,000円〜3,000円程度)が発生したり、その部分だけ照射を避けられたりすることがあります。特に背中など、手の届きにくい部位は家族やパートナーに手伝ってもらうか、シェービングサービスが無料のクリニックを選ぶと良いでしょう。
日焼け対策を徹底する
脱毛期間中の日焼けは厳禁です。レーザーや光は、毛だけでなく肌のメラニン色素にも反応します。
- なぜ危険か?:
日焼けした肌に照射すると、レーザーが肌のメラニンに過剰に反応し、火傷や色素沈着といった深刻な肌トラブルを引き起こすリスクが非常に高くなります。安全のため、日焼けの程度によっては施術を断られてしまうこともあります。 - 対策:
脱毛を始めると決めたら、季節を問わず、外出時には必ず日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。顔だけでなく、腕や足、首など、露出する可能性のあるすべての部位に塗布することが大切です。帽子や日傘、UVカット機能のある衣類などを活用するのも効果的です。
薬の服用や予防接種に注意する
一部の薬には、光に過敏に反応してしまう「光線過敏症」の副作用があるものが含まれています。常用している薬がある場合は、カウンセリング時や診察時に必ず医師やスタッフに申し出てください。
また、予防接種(インフルエンザやコロナワクチンなど)の前後一定期間(通常は1〜2週間)は、副反応のリスクを考慮して施術を受けられないことがほとんどです。予防接種の予定がある場合は、事前にクリニックに相談し、施術スケジュールを調整しましょう。
飲酒を控える
施術の前日から当日にかけての飲酒は避けましょう。アルコールを摂取すると血行が促進され、体温が上昇します。その状態で施術を受けると、肌の赤みやかゆみ、痛みが増す原因となります。また、飲酒は体内の水分を奪い、肌を乾燥させるため、肌トラブルのリスクを高めます。
脱毛後に気をつけること
保湿ケアを念入りに行う
レーザーや光の熱によって、施術後の肌は水分が奪われ、非常に乾燥しやすくデリケートな状態になっています。乾燥した肌はバリア機能が低下し、赤みやかゆみなどの肌トラブルが起きやすくなります。
- 正しい方法:
施術当日の夜から、化粧水や乳液、ボディクリームなどで念入りに保湿ケアを行いましょう。これを毎日続けることで、肌のバリア機能が正常に保たれ、トラブルを防ぐだけでなく、肌が潤っていると次回の脱毛効果も高まると言われています。
激しい運動やサウナ、飲酒は避ける
施術当日は、体温を上げる行為はすべて避けるようにしましょう。
- なぜ避けるべきか?:
飲酒、激しい運動、サウナ、長時間の入浴などは血行を促進します。施術後の肌は内部に熱がこもっている状態のため、さらに体温を上げると、赤み、腫れ、かゆみといった炎症が悪化する可能性があります。 - 対策:
施術当日は、湯船には浸からず、ぬるめのシャワーで済ませるのが基本です。飲酒や運動も控え、安静に過ごすことを心がけましょう。
施術箇所を刺激しない
施術後のデリケートな肌は、些細な刺激にも敏感に反応します。
- 避けるべき行動:
施術箇所をゴシゴシこすったり、掻きむしったりするのは絶対にやめましょう。衣類も、肌を締め付けるようなタイトなものではなく、通気性の良いゆったりとしたものを着用するのがおすすめです。 - 毛の処理について:
施術後1〜2週間すると、ダメージを受けた毛が自然にポロポロと抜け落ちてきます(ポップアップ現象)。この時、気になっても毛抜きで無理に抜かないでください。毛周期が乱れ、次回の脱毛効果に影響が出てしまいます。自然に抜け落ちるのを待ちましょう。
クリニック・サロンに通えない方向け|家庭用脱毛器という選択肢
「クリニックやサロンに通う時間がない」「費用をできるだけ抑えたい」「他人に体を見られるのが恥ずかしい」といった理由で、通院をためらっている方もいるでしょう。そうした方にとって、「家庭用脱毛器」は有力な選択肢の一つとなり得ます。ここでは、そのメリット・デメリットと、おすすめの製品を紹介します。
家庭用脱毛器のメリット・デメリット
家庭用脱毛器は、自宅で手軽にムダ毛ケアができる便利なアイテムですが、クリニックやサロンでの施術とは根本的に異なる点を理解しておく必要があります。
メリット | デメリット |
---|---|
① コストが安い | ① 永久脱毛はできない |
② 自宅で好きな時にできる | ② 効果がマイルドで時間がかかる |
③ プライバシーが保たれる | ③ 手間がかかり、照射漏れしやすい |
④ 家族とシェアできる製品もある | ④ 手の届かない部位は難しい |
⑤ 肌トラブルは自己責任 |
メリット
- コストが安い: クリニックやサロンで全身脱毛を契約すると数十万円かかりますが、家庭用脱毛器は数万円から10万円程度で購入できます。初期投資のみで、全身に何度も使用できるため、コストパフォーマンスは非常に高いです。
- 自宅で好きな時にできる: 予約を取る必要がなく、自分の好きなタイミングで、空いた時間にケアできるのが最大の魅力です。テレビを見ながら、リラックスした状態で手軽に行えます。
- プライバシーが保たれる: VIOなど、他人に見られることに抵抗がある部位も、誰にも知られずに自分でケアできます。
デメリット
- 永久脱毛はできない: 家庭用脱毛器は、安全性を考慮して出力が低く設定されています。そのため、得られる効果はあくまで一時的な「抑毛・減毛」であり、クリニックのような永久脱毛効果はありません。使用を中止すれば、また毛は生えてきます。
- 効果がマイルドで時間がかかる: 出力が弱いため、効果を実感するまでに時間がかかります。根気よく、定期的に継続する必要があります。
- 手間がかかり、照射漏れしやすい: 照射口が小さいため、全身など広範囲をケアするには相当な時間がかかります。また、自分で照射するため、照射漏れやムラができやすくなります。
- 手の届かない部位は難しい: 背中やうなじ、Oラインなど、自分では見えにくく、手の届かない部位のケアは一人では困難です。
- 肌トラブルは自己責任: 誤った使い方をすると、火傷や色素沈着などの肌トラブルを引き起こすリスクがあります。万が一トラブルが起きても、すべて自己責任となります。
おすすめの家庭用メンズ脱毛器3選
数ある家庭用脱毛器の中から、男性にも人気が高く、性能や口コミ評価の良いモデルを3つご紹介します。
① ケノン
- 特徴:
家庭用脱毛器のロングセラーモデルで、非常に人気が高い製品です。最大の特徴は、業界トップクラスの照射パワーと、交換可能なカートリッジ式であること。カートリッジを交換すれば、家族とシェアしたり、長期間使用したりできます。照射面積も広く、スピーディーなケアが可能です。美顔スキンケアカートリッジに付け替えれば、美顔器としても使用できます。 - こんな人におすすめ:
・パワフルな効果を求める人
・家族とシェアして使いたい人
・1台で脱毛も美顔ケアもしたい人 - 参照:エムロック(ケノン)公式サイト
② ブラウン シルクエキスパート
- 特徴:
大手電機メーカー「ブラウン」が開発した光美容器。肌の色を自動で読み取り、常に最適なパワーで照射する「ProSkin(肌の色)センサー」を搭載しているのが最大の特徴です。これにより、安全かつ効果的なケアが可能になります。コンパクトで持ちやすく、操作がシンプルなため、初心者でも扱いやすいです。連続照射モードを使えば、脚などの広範囲もスムーズにケアできます。 - こんな人におすすめ:
・安全性や手軽さを重視する人
・家庭用脱毛器を初めて使う人
・自分でパワーを調整するのが面倒な人 - 参照:ブラウン公式サイト
③ JOVS Dora
- 特徴:
世界的なデザイン賞を多数受賞している、スタイリッシュなデザインが魅力の脱毛器です。照射と同時に肌を冷却する「ICE技術」を搭載しており、痛みを大幅に軽減します。照射パワーも強く、ヒゲなどの濃い毛にも対応可能です。アタッチメントの交換なしで、全身のあらゆる部位に使用できる手軽さも人気の理由です。 - こんな人におすすめ:
・痛みをできるだけ抑えたい人
・デザイン性の高い製品が欲しい人
・ヒゲなど濃い毛のケアもしたい人 - 参照:JOVS公式サイト
メンズ脱毛に関するよくある質問
ここでは、メンズ脱毛を検討している方から特によく寄せられる質問とその回答をまとめました。疑問や不安を解消し、安心して一歩を踏み出すための参考にしてください。
Q. 脱毛は何回で完了しますか?
A. 一概には言えません。脱毛方法、部位、個人の毛質・毛量によって大きく異なります。
あくまで目安ですが、医療脱毛の場合、自己処理が楽になるレベルまでには5〜8回、ツルツルを目指すなら10〜15回以上が必要です。特にヒゲはしぶとく、20回以上かかることもあります。
一方、サロン脱毛は効果がマイルドなため、医療脱毛の1.5〜2倍程度の回数が必要になると考えておくと良いでしょう。減毛効果を実感するのに10〜15回、満足のいくレベルまでには20〜30回以上が目安です。
正確な回数は、カウンセリングで自分の毛質や肌質を専門家に見てもらい、相談するのが一番です。
Q. 永久脱毛はできますか?
A. 「医療脱毛」でのみ、永久脱毛の効果が期待できます。
「永久脱毛」とは、毛が1本も生えてこなくなることではなく、「最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下である状態」や「長期間にわたり毛の再生が抑制される状態」と定義されています。この効果を得られるのは、発毛組織を破壊する医療行為である「医療レーザー脱毛」と「ニードル脱毛」だけです。
エステサロンで行われる光脱毛は、あくまで「抑毛・減毛」を目的としており、永久脱毛はできません。
Q. 脱毛はどれくらい痛いですか?
A. 「輪ゴムで強く弾かれたような痛み」と表現されることが多いですが、個人差が大きいです。
痛みの感じ方は、部位、毛の濃さ、肌の状態、そして個人の痛みの閾値によって全く異なります。一般的に、ヒゲ、VIO、ワキなど毛が濃く密集している部位や、骨に近い部位は痛みを感じやすいです。
痛みが不安な場合は、以下の対策がある場所を選びましょう。
- 麻酔を使用する(医療脱毛のみ): 麻酔クリームや笑気麻酔で痛みを大幅に緩和できます。
- 痛みの少ない脱毛機を選ぶ: 低出力のレーザーを連続照射する「蓄熱式脱毛機」は、従来の熱破壊式に比べて痛みが格段に少ないです。
- 冷却機能: 照射と同時に肌を冷却してくれる脱毛機もあります。
Q. ツルツルではなく、毛の量を減らすことはできますか?
A. はい、可能です。脱毛回数を調整することで、希望の毛量にコントロールできます。
必ずしもツルツルにする必要はありません。「すね毛を少し薄くして自然な感じにしたい」「ヒゲ剃りは楽にしたいけど、全部なくすのは抵抗がある」といったニーズにも対応可能です。
カウンセリングの際に、「ツルツルではなく、減毛(毛量を減らす)が希望です」と伝えましょう。目標とする毛量に合わせて、施術回数を少なくしたり、照射出力を調整したりといった提案をしてくれます。
Q. 未成年でも脱毛できますか?
A. 多くのクリニック・サロンで可能ですが、必ず親権者の同意が必要です。
未成年者が契約する場合、「親権者同意書」の提出が法律で義務付けられています。また、カウンセリング時に親権者の同席を求められる場合も多いです。
注意点として、思春期はホルモンバランスが安定しておらず、体の成長段階にあります。そのため、一度脱毛を完了しても、成長に伴って再び毛が生えてくる可能性があります。この点を理解した上で検討することが重要です。
Q. 日焼け肌や地黒肌でも脱毛できますか?
A. 脱毛機の種類によっては可能です。まずはカウンセリングで相談しましょう。
従来の脱毛機(アレキサンドライトレーザーなど)は、肌の黒い色素(メラニン)にも反応してしまうため、日焼け肌や地黒肌への照射は火傷のリスクが高く、断られることがほとんどでした。
しかし、最近ではメラニンへの影響が少ない「蓄熱式脱毛機」や、肌の奥深くまで届く「ヤグレーザー」が登場し、色黒の肌でも安全に施術できるケースが増えています。ただし、対応できるかどうかは肌の色素の度合いによりますので、必ずカウンセリングで医師やスタッフに肌の状態を直接見てもらい、判断を仰いでください。
Q. 白髪にも効果はありますか?
A. 残念ながら、医療レーザー脱毛や光脱毛は白髪には効果がありません。
レーザーや光は、毛の「黒い色素(メラニン)」に反応して熱を発生させる仕組みです。そのため、メラニン色素を持たない白髪には全く反応せず、脱毛効果は得られません。
白髪を確実に脱毛したい場合の唯一の選択肢は「ニードル脱毛」です。ニードル脱毛は、毛の色に関係なく、毛穴に直接電気を流して発毛組織を破壊するため、白髪でも問題なく処理できます。
まとめ:自分に合った脱毛方法を見つけて、理想の肌を手に入れよう
この記事では、メンズ脱毛の種類ごとの違いから、おすすめのクリニック・サロン、後悔しない選び方のポイント、料金相場、メリット・デメリット、そして脱毛前後の注意点まで、幅広く解説してきました。
メンズ脱毛を成功させるために最も重要なことは、「自分は何のために脱毛したいのか」という目的を明確にし、それに合った最適な方法を選ぶことです。
- 永久的な効果を求め、自己処理から完全に解放されたいなら、迷わず「医療脱毛」を選びましょう。
- 痛みを避け、気軽に毛量を減らしたいのであれば、「サロン脱毛」が適しています。
- 白髪の処理や、ミリ単位でのデザインにこだわりたいなら、「ニードル脱毛」が唯一の選択肢です。
そして、料金の安さや広告のイメージだけで決めるのではなく、「総額費用」「痛みの対策」「予約の取りやすさ」「通いやすさ」といった多角的な視点から、自分にとって本当に価値のある場所を見極めることが後悔しないための鍵となります。
情報収集も大切ですが、最終的には実際に無料カウンセリングに足を運び、自分の目で見て、話を聞いて判断することが何よりも重要です。専門家のアドバイスを受け、院内の雰囲気を肌で感じることで、ウェブサイトだけでは得られない納得感が生まれます。
メンズ脱毛は、単にムダ毛をなくすだけの行為ではありません。それは、清潔感を手に入れ、コンプレックスを解消し、自分に自信を持つための強力な自己投資です。この記事が、あなたが理想の自分に近づくための一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。