【2024年6月最新】メンズスキンケアおすすめ25選 年代・肌質別に紹介

メンズスキンケアおすすめ25選、年代・肌質別に紹介

「スキンケアは女性がするもの」という考え方はもはや過去のものです。現代では、清潔感や健康的な印象を保つために、男性もスキンケアを日常的に取り入れることが当たり前になりつつあります。しかし、いざ始めようと思っても「何から手をつければいいのか分からない」「どの商品を選べばいいのか迷ってしまう」という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、メンズスキンケアの必要性から、自分にぴったりのアイテムを見つけるための選び方、具体的なおすすめ商品、そして正しいスキンケアの方法まで、網羅的に解説します。年代や肌質、悩みに合わせた最適なケアを知ることで、あなたの肌はきっと変わります。この記事を読めば、メンズスキンケアに関するあらゆる疑問が解消され、今日から実践できる具体的なアクションプランが手に入ります。

なぜ男性にもスキンケアが必要なのか

スキンケアと聞くと、特別な美容意識の高い人が行うもの、というイメージを持つかもしれません。しかし、男性の肌は日々の生活の中で多くのダメージを受けており、実は女性以上に丁寧なケアを必要としています。ここでは、男性の肌が持つ特有の性質と、スキンケアの重要性について掘り下げていきます。

意外とデリケート?男性の肌の特徴

男性の肌は、一見すると女性よりも丈夫そうに見えますが、実際にはいくつかの弱点を抱えています。その特有の性質を理解することが、適切なスキンケアの第一歩です。

1. 皮脂の分泌量が非常に多い
男性の肌の最も大きな特徴は、皮脂の分泌量が女性の約2~3倍と非常に多いことです。これは男性ホルモンであるテストステロンの影響によるもので、思春期以降、活発に皮脂が分泌されます。適度な皮脂は肌の潤いを守るバリアとして機能しますが、過剰に分泌されると、以下のような肌トラブルを引き起こす原因となります。

  • テカリ・ベタつき: 顔が脂っぽく見え、清潔感を損なう原因になります。
  • 毛穴の詰まり・黒ずみ: 過剰な皮脂が古い角質や汚れと混ざり合い、毛穴を詰まらせます。これが酸化すると黒ずみ(いちご鼻)の原因になります。
  • ニキビ・吹き出物: 毛穴に詰まった皮脂を栄養源としてアクネ菌が増殖し、炎症を起こしてニキビが発生します。

このように、皮脂の多さは男性が抱える肌悩みの根源となっているケースが非常に多いのです。

2. 水分量が少なく、乾燥しやすい
皮脂が多い一方で、肌の水分量は女性の半分以下しかないというデータもあります。肌の水分を保つ役割を持つ角質層の水分保持能力が、男性は女性に比べて低い傾向にあるのです。
これにより、「肌の表面はベタついているのに、内部は乾燥している」という「インナードライ(混合肌)」状態に陥りやすくなります。肌は内部の乾燥を補おうとして、さらに皮脂を過剰に分泌するという悪循環に陥ることも少なくありません。肌のつっぱり感やかさつきを感じる場合、それは乾燥のサインかもしれません。

3. 毎日のシェービングによるダメージ
多くの男性が日常的に行うシェービングは、ヒゲだけでなく、肌表面の角質層まで削り取ってしまいます。角質層は、外部の刺激から肌を守り、内部の水分蒸発を防ぐ「バリア機能」の役割を担っています。
シェービングによってバリア機能が低下すると、肌は非常に無防備な状態になります。

  • カミソリ負け: 赤み、ヒリヒリ感、細かい傷などができやすくなります。
  • 乾燥の悪化: 水分が蒸発しやすくなり、肌が乾燥しやすくなります。
  • 外部刺激への抵抗力低下: 細菌やアレルゲンが侵入しやすくなり、肌荒れやニキビの原因になります。

カミソリ負けを「いつものこと」と放置していると、肌の慢性的な炎症や色素沈着につながる可能性もあるため、シェービング後の保湿ケアは極めて重要です。

4. 紫外線対策への意識の低さ
一般的に、男性は女性に比べて日焼け止めを塗る習慣がない人が多く、紫外線を無防備に浴びがちです。紫外線は肌にとって最大の敵ともいえる存在で、以下のような「光老化」を引き起こします。

  • シミ・そばかす: 紫外線から肌を守るために生成されたメラニンが、ターンオーバーの乱れによって排出されずに残り、色素沈着を起こします。
  • シワ・たるみ: 肌のハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンを破壊し、肌の老化を加速させます。
  • 乾燥: 肌のバリア機能を低下させ、水分を奪います。

若い頃は気にならなくても、長年浴び続けた紫外線ダメージは30代、40代以降になってシミや深いシワとして現れます。健康的な肌を長く保つためには、日々の紫外線対策が不可欠です。

これらの特徴を総合すると、男性の肌は「皮脂が多くてベタつきやすいのに、内部は乾燥しており、日々のシェービングや紫外線でダメージを受けやすい」という、非常にデリケートな状態にあると言えます。だからこそ、日々のスキンケアで肌の水分と油分のバランスを整え、外部刺激から守ってあげることが重要なのです。

女性用スキンケアとの違い

「スキンケアを始めたいけれど、家族が使っている女性用の製品を使ってもいいのだろうか?」と疑問に思う方もいるでしょう。結論から言えば、女性用製品を使っても大きな問題はありません。しかし、より効果的なケアを目指すなら、男性の肌特性に合わせて作られたメンズスキンケア製品を選ぶのがおすすめです。両者には、主に以下のような違いがあります。

比較項目 メンズスキンケアの特徴 女性用スキンケアの特徴
主な目的 皮脂コントロール、テカリ防止、爽快感、シェービング後の鎮静 高保湿、美白、エイジングケア、ハリ・弾力アップなど多岐にわたる
使用感 さっぱり、ベタつかない、スーッとする清涼感のあるものが多い しっとり、もっちり、コクのあるリッチなテクスチャーのものが多い
配合成分 メントール、皮脂吸着パウダー、抗炎症成分、収れん成分など ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミドなどの高保湿成分、各種美容成分が豊富
香り シトラス系、ミント系、ウッディ系など、爽やかでリフレッシュできる香り フローラル系、フルーティー系など、華やかでリラックスできる香り
パッケージ 黒や青を基調としたシンプルでスタイリッシュなデザインが多い ピンクや白を基調としたフェミニンで洗練されたデザインが多い

1. 目的と配合成分の違い
前述の通り、男性の肌は皮脂が多く、シェービングによるダメージを受けやすいという特徴があります。そのため、メンズスキンケア製品は、過剰な皮脂を抑える成分(ビタミンC誘導体など)や、肌を引き締める収れん成分、シェービング後の炎症を抑える抗炎症成分(グリチルリチン酸2Kなど)が配合されていることが多いのが特徴です。
一方、女性用スキンケアは、乾燥対策のための高保湿成分や、シミを防ぐ美白成分、シワやたるみにアプローチするエイジングケア成分などが豊富に含まれており、目的がより細分化されています。

2. 使用感(テクスチャー)と香りの違い
男性は肌のベタつきを嫌う傾向が強いため、メンズスキンケア製品はさっぱりとした使用感で、肌なじみが良く、塗った後もサラサラ感が続くように作られているものが主流です。また、爽快感が得られるようにメントールなどの清涼成分が配合されていることもあります。香りは、ビジネスシーンでも邪魔にならないような、控えめで爽やかなシトラス系やミント系が好まれます。
対して女性用は、保湿効果を実感しやすいように、あえてしっとりとしたり、もっちりとしたりするテクスチャーのものが多く、香りもリラックス効果を高めるフローラル系など、バリエーションが豊かです。

結論として、肌が特に敏感でなく、保湿さえできれば良いという場合は女性用製品でも代用可能ですが、テカリやニキビ、カミソリ負けといった男性特有の悩みを効率的にケアしたいのであれば、メンズスキンケア製品を選ぶ方が合理的です。まずは、自分の肌悩みや好みの使用感に合わせて、最適なアイテムを探すことから始めてみましょう。

自分に合ったメンズスキンケアの選び方

メンズスキンケアの重要性を理解したところで、次はいよいよ自分に合った製品選びです。市場には無数の商品があり、どれを選べば良いか迷うのは当然です。ここでは、後悔しない製品選びのために、押さえておくべき5つの視点「肌質」「年代」「肌悩み」「タイプ」「価格帯」について、それぞれ詳しく解説します。

【肌質別】で選ぶ

人の肌質は、水分量と皮脂量のバランスによって、大きく4つのタイプに分けられます。自分の肌がどのタイプかを知ることが、スキンケア選びの最も重要な第一歩です。

肌質タイプ 肌の状態 おすすめの成分
乾燥肌 水分量・皮脂量ともに少ない。肌がかさつき、つっぱりやすい。 セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、グリセリン
脂性肌 水分量・皮脂量ともに多い。顔全体がテカりやすく、ニキビができやすい。 ビタミンC誘導体、グリチルリチン酸2K、オイルフリー
混合肌 Tゾーンはベタつくが、Uゾーン(頬や口周り)は乾燥する。 ライスパワーNo.6、ビタミンC誘導体、ヒアルロン酸
敏感肌 外部刺激に弱く、赤みやかゆみ、ヒリつきが出やすい。 セラミド、グリチルリチン酸2K、アミノ酸系成分(低刺激処方)

乾燥肌:高保湿成分をチェック

洗顔後につっぱり感があったり、冬場になると口元や頬が粉を吹いたりする方は乾燥肌の可能性が高いです。乾燥肌のケアで最も重要なのは、水分と油分をしっかりと補い、それを逃がさないことです。
製品を選ぶ際は、以下の高保湿成分が含まれているかを確認しましょう。

  • セラミド: 角質層に存在し、細胞間の水分を繋ぎ止める役割を持つ成分。肌のバリア機能をサポートし、水分蒸発を防ぎます。
  • ヒアルロン酸: 1gで6リットルもの水分を抱え込むことができる高い保水力を持つ成分。肌にハリと潤いを与えます。
  • コラーゲン: 肌の弾力を支える成分。肌表面に膜を作り、水分を保持します。
  • グリセリン: 代表的な保湿剤で、水分を吸着して肌に潤いを与えます。

化粧水はしっとりタイプ、乳液やクリームは油分が多めのコクのあるテクスチャーのものを選ぶと良いでしょう。

脂性肌:さっぱりした使用感のものを

顔全体が常にテカテカしており、ニキビや毛穴の黒ずみが気になる方は脂性肌です。脂性肌の方はベタつくのを嫌って保湿を怠りがちですが、それがかえって過剰な皮脂分泌を招くこともあります。重要なのは、過剰な皮脂をコントロールしつつ、必要な水分を補給することです。
以下のポイントで製品を選びましょう。

  • オイルフリー処方: 油分を含まない、または少ない製品を選び、ベタつきを抑えましょう。
  • 皮脂コントロール成分: ビタミンC誘導体は、皮脂の過剰分泌を抑える効果が期待できます。
  • 抗炎症成分: ニキビができやすい肌には、炎症を抑えるグリチルリチン酸2Kやアラントインなどが配合されたものがおすすめです。
  • さっぱりしたテクスチャー: ジェルタイプや、とろみの少ないローションタイプの化粧水が心地よく使えます。

「ノンコメドジェニックテスト済み」と記載のある製品は、ニキビの元になりにくい処方のため、選ぶ際の参考になります。

混合肌:部分的な乾燥とベタつきに対応できるものを

Tゾーン(おでこ、鼻)はベタつくのに、Uゾーン(頬、あご)はカサつくという、日本人男性に最も多いとされるのが混合肌です。水分と油分のバランスを整えるケアが鍵となります。
化粧水でしっかり水分を補給した上で、ベタつくTゾーンには乳液を薄く、乾燥するUゾーンには重ね付けするなど、部位によって使い方を工夫するのも一つの方法です。
皮脂分泌を抑えながら水分保持能を改善する「ライスパワーNo.6」のような成分や、肌のバランスを整えるビタミンC誘導体、基本的な保湿成分であるヒアルロン酸などが配合された製品がおすすめです。

敏感肌:低刺激処方や無添加のものを

シェービング後や季節の変わり目などに、肌がヒリヒリしたり赤くなったりしやすい方は敏感肌です。バリア機能が低下しているため、外部からのわずかな刺激にも反応してしまいます。スキンケア製品は、とにかく肌への優しさを最優先で選びましょう。
以下の表示があるかを確認することが重要です。

  • 低刺激処方、敏感肌用
  • 無香料、無着色、アルコール(エタノール)フリー、パラベンフリー
  • アレルギーテスト済み、パッチテスト済み
    ※すべての方にアレルギーや皮膚刺激が起こらないというわけではありません。

肌のバリア機能をサポートする「セラミド」や、炎症を抑える「グリチルリチン酸2K」などが配合されている製品がおすすめです。初めて使う製品は、まず腕の内側などで試してから顔に使うと安心です。

【年代別】で選ぶ

肌の状態は年齢と共に変化していきます。ライフステージごとに起こりやすい肌悩みに合わせて、スキンケアを見直していくことが、健やかな肌を保つ秘訣です。

10代:ニキビ予防と基本的な保湿

10代は、ホルモンバランスの影響で皮脂分泌が最も活発になる時期です。主な悩みは、やはりニキビでしょう。
殺菌成分(サリチル酸など)や抗炎症成分(グリチルリチン酸2Kなど)が配合された、ニキビ予防に特化した薬用スキンケアがおすすめです。ただし、洗浄力の強すぎる洗顔料で皮脂を取りすぎると、かえって肌が乾燥してニキビが悪化することもあります。洗顔後は、オイルフリーの化粧水やジェルでさっぱりと保湿する習慣をつけましょう。

20代:肌質に合わせた保湿ケア

20代は、学生から社会人になるなど生活環境が大きく変わり、ストレスや不規則な生活で肌が揺らぎやすい時期です。10代の頃の脂性肌から、乾燥肌や混合肌に変化することも。
まずは自分の現在の肌質を正しく見極め、その肌質に合った基本的な保湿ケアを定着させることが重要です。乾燥が気になるなら高保湿タイプ、テカリが気になるならさっぱりタイプ、といった具合に、今の自分の肌に必要なものを選びましょう。

30代:エイジングケアを意識し始める

30代になると、肌の水分量が徐々に減少し、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)の周期も遅くなりがちです。これまでのケアだけでは、乾燥による小ジワや、シミ、肌のハリ不足といった「エイジングサイン」が気になり始めます。
保湿ケアを基本としつつ、ナイアシンアミド(シワ改善・美白)、ビタミンC誘導体(シミ予防・ハリ)、レチノール(シワ改善)といった、初期のエイジングケア成分が配合された美容液などをプラスするのがおすすめです。

40代・50代以上:本格的なエイジングケア成分を

40代以降は、長年の紫外線ダメージや男性ホルモンの減少などが影響し、シワやシミ、たるみといったエイジングサインがより深刻になります。
コラーゲンやエラスチンの生成をサポートする高機能な成分を取り入れた、本格的なエイジングケアが必要です。シワ改善効果が認められている「レチノール」や「ナイアシンアミド」、「ニールワン(ポーラ独自の成分)」、肌にハリを与える「ペプチド」などが配合された、高価格帯の美容液やクリームも選択肢に入ってきます。

【肌悩み別】で選ぶ

肌質や年代だけでなく、今まさに気になっている具体的な悩みから製品を選ぶのも効果的なアプローチです。

ニキビ・肌荒れ

抗炎症成分のグリチルリチン酸2Kアラントイン、殺菌成分のサリチル酸イソプロピルメチルフェノールが有効です。ニキビの元になりにくい「ノンコメドジェニックテスト済み」の表示も確認しましょう。

毛穴の開き・黒ずみ

過剰な皮脂が原因であることが多いため、皮脂分泌を抑えるビタミンC誘導体がおすすめです。また、毛穴の汚れを吸着するクレイ(泥)や、古い角質を分解する酵素が配合された洗顔料を取り入れるのも良いでしょう。肌を引き締める収れん効果のある化粧水も効果的です。

シミ・くすみ

シミ対策には、メラニンの生成を抑える効果が認められた医薬部外品の美白有効成分が配合された製品を選びましょう。代表的な成分にはトラネキサム酸、ビタミンC誘導体、4MSK、コウジ酸、アルブチンなどがあります。継続して使うことが重要です。

テカリ・ベタつき

オイルフリー処方や、皮脂を吸着する皮脂吸着パウダーなどが配合された製品が適しています。収れん成分(ハッカ水、ハマメリスエキスなど)で肌を一時的に引き締めるのも良いでしょう。保湿を怠ると逆効果になるため、水分補給は忘れずに行いましょう。

シワ・たるみ

乾燥による小ジワであれば、セラミドヒアルロン酸による徹底した保湿で改善が期待できます。より深いシワやたるみには、厚生労働省からシワ改善効果が認められたナイアシンアミドレチノールニールワンといった有効成分が配合された製品を選びましょう。

【タイプ別】で選ぶ

スキンケア製品には、いくつかのタイプがあります。自分のライフスタイルや、スキンケアにかけられる時間に合わせて選びましょう。

基本的な化粧水・乳液

最もオーソドックスな組み合わせです。

  • 化粧水: 洗顔後の肌に水分を補給し、肌を整える役割。
  • 乳液(またはクリーム): 化粧水で与えた水分が蒸発しないように、油分で蓋をする役割。
    手間はかかりますが、それぞれの役割が明確で、肌の状態に合わせて量や種類を調整しやすいのがメリットです。本格的にスキンケアをしたい方、自分の肌とじっくり向き合いたい方におすすめです。

時短できるオールインワン

化粧水、乳液、美容液、クリームなどの機能が一つにまとまったアイテムです。洗顔後にこれ一つでケアが完了するため、とにかく手軽で時短になるのが最大のメリット。忙しい朝や疲れた夜、スキンケアが面倒だと感じる方に最適です。
一方で、肌の状態に合わせて微調整するのが難しいというデメリットもあります。まずはオールインワンから始めて、物足りなさを感じたら化粧水や美容液をプラスしていく、というステップアップも良いでしょう。

【価格帯別】で選ぶ

スキンケアは毎日続けることが何よりも大切です。無理なく継続できる価格帯の製品を選びましょう。

手軽に始められるプチプラ

数百円から2,000円程度で購入できる価格帯の製品です。ドラッグストアやバラエティショップで手軽に入手でき、スキンケア初心者の方が最初に試すのに最適です。最近では、プチプラでも優秀な成分が配合された高品質なものが増えています。コストを気にせずたっぷり使えるのも魅力です。

ギフトにも最適なデパコス

数千円から1万円以上する高価格帯の製品です。百貨店のコスメカウンターなどで販売されています。最新の皮膚科学研究に基づいた独自成分や高機能な成分が配合されていることが多く、使用感や香りにもこだわって作られています。効果はもちろん、使うたびに気分が高まるような高級感も魅力の一つ。自分へのご褒美や、大切な人へのギフトにも喜ばれます。

【年代別】メンズスキンケアおすすめ12選

ここからは、具体的なおすすめ商品を年代別にご紹介します。それぞれの商品の特徴や、どんな方におすすめなのかを詳しく解説していきますので、ぜひ製品選びの参考にしてください。

① 【10代・20代向け】基本的な保湿とニキビケアにおすすめ4選

皮脂分泌が活発で、ニキビやテカリに悩みやすい10代・20代。まずは基本的な保湿を習慣づけ、肌の土台を整えることが大切です。シンプルながらも効果的なアイテムを選びました。

商品名 ブランド 主な特徴 こんな人におすすめ
ミスター シリーズ オルビス ベタつくのにカサつく男性肌に着目。シンプルなステップで潤いをキープ。 スキンケア初心者、混合肌、シンプルなケアを好む人
敏感肌用シリーズ 無印良品 低刺激性で肌にやさしい。岩手県釜石の天然水を使用。 敏感肌、肌質がわからない人、コストを抑えたい人
メン シリーズ ファンケル 無添加処方。ストレスや生活習慣の乱れによる肌荒れを防ぐ。 敏感肌、カミソリ負けしやすい人、肌荒れに悩む人
DHC MEN シリーズ DHC オールインワン設計で手軽。アロマの香りでリフレッシュ。 スキンケアが面倒な人、爽快感を求める人、エイジングケアを意識し始めた20代

① オルビス ミスター

ベタつくのにカサつく、という男性特有の肌悩みに特化したシリーズです。洗顔料、化粧水、保湿液のシンプルな3ステップで、清潔感のある肌へと導きます。化粧水は、パシャっと弾けるジェリー状のテクスチャーで、肌にのせると素早く浸透し、潤いをしっかり届けます。それでいてベタつかない仕上がりが、男性に高く支持されています。スタイリッシュなパッケージも魅力で、スキンケアを始める第一歩として最適です。(参照:オルビス公式サイト)

② 無印良品 敏感肌用シリーズ

デリケートな肌のために作られた低刺激性のシリーズです。香料、着色料、鉱物油、パラベン、アルコールがすべてフリーで、肌への優しさを徹底的に追求しています。岩手県釜石の天然水をベースに、肌保護成分や保湿効果の高い成分を配合。化粧水は「さっぱり」「しっとり」「高保湿」と3つのタイプから選べるため、自分の肌状態や好みに合わせてカスタマイズできます。非常に手頃な価格で、全国の無印良品で手軽に購入できるのも大きなメリットです。(参照:無印良品公式サイト)

③ ファンケル メン

「無添加主義」を掲げるファンケルが、男性の肌を考えて開発したシリーズです。防腐剤や香料などの添加物を一切使用せず、シェービングや紫外線、ストレスなどでダメージを受けやすい男性の肌を優しくケアします。化粧液は、とろみのあるテクスチャーで肌にスッとなじみ、カミソリ負けしがちな肌もしっかりと潤します。オールインワンタイプのジェルもあり、ライフスタイルに合わせて選べるのもポイントです。(参照:ファンケル公式サイト)

④ DHC MEN

化粧水、美容液、乳液、クリームの4役をこなす「DHC MEN オールインワン モイスチュアジェル」が特に人気のシリーズです。コエンザイムQ10やコラーゲンなどの美容保湿成分を配合し、保湿だけでなく、年齢とともに気になるハリ不足にもアプローチします。オレンジ、ベルガモット、ローズマリーなどをブレンドしたアロマの香りで、スキンケアの時間をリフレッシュタイムに変えてくれます。1本でケアが完了するため、忙しい20代のビジネスマンにぴったりです。(参照:DHC公式サイト)

② 【30代向け】エイジングケアの第一歩におすすめ4選

シミやシワ、ハリ不足といったエイジングサインが気になり始める30代。日々の保湿ケアを格上げし、未来の肌への投資を始めるのに最適なアイテムをご紹介します。

商品名 ブランド 主な特徴 こんな人におすすめ
THE FACE WASHなど バルクオム “THE BASIC”をコンセプトにした上質なスキンケア。濃密な泡と潤い。 使用感にこだわりたい人、乾燥やハリ不足が気になる人
ボタニカル ローション & アフターシェーブ クワトロボタニコ 4種の植物エキスを配合。化粧水・美容液・乳液が1本に。 混合肌、毛穴やテカリが気になる人、自然派コスメが好きな人
フォー・メン ジェントリング THREE 天然由来成分にこだわった処方。精油の香りで心身を整える。 ナチュラル志向の人、肌と心両方をケアしたい人、上質な香りを求める人
フェイシャル フュール トナーなど キールズ ハリと潤いを与える高機能スキンケア。爽快な使用感が人気。 肌の疲れや活気のなさが気になる人、爽快感を求める人

① バルクオム

「メンズスキンケアのベーシック」を追求し、世界中にファンを持つブランドです。特に有名なのが、濃密で弾力のある泡が作れる洗顔料「THE FACE WASH」。肌に必要な潤いを残しながら、余分な皮脂や汚れをすっきりと洗い上げます。化粧水「THE TONER」は、日本の温泉水がベースで、肌なじみが良く、高い保湿力を誇ります。上質な使用感と効果の両方を求める、本質志向の30代におすすめです。(参照:バルクオム公式サイト)

② クワトロボタニコ

枯れない男の肌メンテ、をコンセプトに、植物の力に着目した国産ボタニカルスキンケアブランド。特に「ボタニカル ローション & アフターシェーブ」は、化粧水・美容液・乳液の機能を1本に凝縮したオールインワンタイプで、ビルベリー葉エキスなど4種の厳選された植物エキスが、乾燥、ハリ不足、皮脂、毛穴といった大人の男性が抱える4大肌トラブルにアプローチします。柑橘系ベルガモットにローズマリーをブレンドした、心地よい香りも特徴です。(参照:クワトロボタニコ公式サイト)

③ THREE フォー・メン ジェントリング

天然由来成分にこだわり、ホリスティックなケアを提案するTHREEのメンズライン。ニアウリやベルガモットなどの精油をブレンドした、洗練された香りが最大の特徴で、スキンケアをしながら心までリフレッシュさせてくれます。肌のバリア機能をサポートし、皮脂バランスを整えることで、しなやかでハリのある肌へ導きます。オーガニックやナチュラルなものにこだわりたい、感度の高い男性に支持されています。(参照:THREE公式サイト)

④ キールズ

170年以上の歴史を持つ、ニューヨーク発のアポセカリー(調剤薬局)をルーツとしたブランド。メンズライン「フェイシャル フュール」シリーズは、バンブーエキスなどを配合し、疲れた肌に活気と潤いを与えます。カフェインやメントールが配合されたトナー(化粧水)は、肌をシャキッと引き締め、爽快な使用感が人気。日々の仕事で疲れがちな肌をリフレッシュさせたい、アクティブな30代に最適です。(参照:キールズ公式サイト)

③ 【40代・50代以上向け】本格的なエイジングケアにおすすめ4選

長年の紫外線ダメージや加齢による肌の変化が顕著になる40代以降。シワ、シミ、たるみといった深刻な悩みに、先進の皮膚科学で応える高機能なスキンケアが求められます。

商品名 ブランド 主な特徴 こんな人におすすめ
エイジ R+ シリーズ ラボ シリーズ 先進のテクノロジーを搭載したエイジングケア。ハリと弾力を与える。 ハリ不足やたるみが深刻な人、最先端のケアを求める人
トータルR クリーム Nなど SHISEIDO メン 資生堂の先進研究を応用。シワ、たるみ、乾燥などに多角的にアプローチ。 複数のエイジングサインに悩む人、信頼の国内ブランドを求める人
B.A メン ポーラ ポーラの最高峰ブランド「B.A」のメンズライン。生命感あふれる肌を目指す。 肌全体の印象を底上げしたい人、最高品質のケアを求める人
プロ LS シリーズ アラミス ラボ シリーズ 保湿に特化したエイジングケア。軽やかな使用感でベタつかない。 エイジングケアを始めたいが、重い使用感が苦手な人

① ラボ シリーズ

メンズスキンケアのパイオニアとして、長年にわたり男性の肌を研究し続けてきたブランド。特に「エイジ R+」シリーズは、同社の先進テクノロジーを駆使した本格エイジングケアラインです。肌のハリや弾力に着目した成分を配合し、引き締まったシャープな印象へと導きます。美容液「エイジ RE」は、肌にすばやくなじみ、内側から押し上げるようなハリ感を実感できると評判です。(参照:ラボ シリーズ公式サイト)

② SHISEIDO メン

世界に誇る日本の化粧品会社、資生堂のメンズライン。長年の皮膚科学研究の成果を、男性の肌悩みに応用しています。「トータルR クリーム N」は、乾燥による小ジワだけでなく、ハリのなさや肌荒れなど、複合的なエイジングサインにアプローチする高機能クリームです。しっとりするのにベタつかない絶妙なテクスチャーで、多くの男性から支持を得ています。確かな効果と品質を求めるなら、まず試したいブランドの一つです。(参照:資生堂公式サイト)

③ ポーラ B.A メン

ポーラの最高峰エイジングケアブランド「B.A」から誕生したメンズライン。「エピ・ボリューム」という肌の構造に着目した独自の理論に基づき、生命感あふれるハリと立体感のある肌を目指します。美容液と乳液の機能を持つ「B.A メン ザ セラム」は、濃密な感触で肌に溶け込むようになじみ、潤いを長時間キープ。日々のケアを、肌を慈しむ特別な時間へと昇華させてくれる逸品です。(参照:ポーラ公式サイト)

④ アラミス ラボ シリーズ

上記「ラボ シリーズ」の中でも、保湿を重視したエイジングケアラインが「プロ LS」シリーズです。加齢とともに失われがちな潤いをしっかりと補給し、乾燥による小ジワなどを防ぎます。オールインワンタイプの乳液「プロ LS オールインワン フェース トリートメント」は、軽やかな使用感でベタつかず、エイジングケアはしたいけれど重いテクスチャーは苦手、という方にもおすすめです。ラボ シリーズの中では比較的手に取りやすい価格帯なのも魅力です。(参照:ラボ シリーズ公式サイト)

【肌質・悩み別】メンズスキンケアおすすめ13選

続いては、肌質や特定の悩みにフォーカスしたおすすめ商品をご紹介します。自分の肌コンディションに合わせて、最適なアイテムを見つけてください。

① 【乾燥肌・敏感肌向け】高保湿・低刺激のおすすめ4選

バリア機能が低下しがちな乾燥肌や敏感肌には、徹底した保湿と肌への優しさが不可欠です。肌を刺激から守り、健やかな状態に導く信頼のブランドを厳選しました。

商品名 ブランド 主な特徴 こんな人におすすめ
潤浸保湿フェイスケア キュレル 乾燥性敏感肌向け。セラミド機能成分でバリア機能をサポート。 慢性的な乾燥と肌荒れに悩む人、季節の変わり目に肌が揺らぐ人
メン シリーズ ミノン メン 製薬会社が開発。肌のバリア機能を守りながら洗う・潤す。 カミソリ負けしやすい敏感肌の人、肌への優しさを最優先したい人
モイストリペアローションなど フリープラス 和漢植物エキス配合の低刺激設計。肌のキメを整える。 敏感肌で、保湿力も重視したい人、肌の調子が不安定な人
モイスチュアキー カルテHD 保水有効成分「ヘパリン類似物質HD」配合。高保湿で肌荒れも防ぐ。 とにかく乾燥がひどい人、乾燥で肌がごわつく人

① キュレル

「乾燥性敏感肌」という肌タイプに着目し、花王が長年研究を続けてきたブランドです。肌の必須成分「セラミド」の働きを補い、潤いを与える「セラミド機能成分」を配合。外部刺激から肌を守るバリア機能を助け、肌荒れしにくい、潤いに満ちた肌へと導きます。肌荒れを防ぐ有効成分(アラントイン)も配合された医薬部外品で、ヒリつきやカサつきを繰り返すデリケートな肌の、力強い味方です。(参照:花王 キュレル公式サイト)

② ミノン メン

製薬会社である第一三共ヘルスケアが、敏感肌研究に基づき開発したメンズライン。「植物性アミノ酸系洗浄成分」を採用し、肌のバリア機能を守りながら汚れを落とすことにこだわっています。シェービング後にもしみない、やさしい使い心地が特徴。肌の水分と油分のバランスを整え、カミソリ負けやニキビなどの肌トラブルを防ぎます。ドラッグストアで手軽に購入できるのも嬉しいポイントです。(参照:第一三共ヘルスケア ミノン公式サイト)

③ フリープラス

カネボウ化粧品が展開する、敏感肌研究から生まれたブランド。厳選された6種の和漢植物混合エキスを配合し、デリケートな肌を健やかに整えます。 肌への負担を考慮した低刺激設計で、パラベンやアルコールなどは無添加。化粧水「モイストリペアローション」は、角層に浸透してキメを整え、しっとりとなめらかな肌に導きます。肌がごわつきやすい、調子が安定しないと感じる方におすすめです。(参照:カネボウ化粧品 フリープラス公式サイト)

④ カルテHD

医薬品メーカーのコーセーマルホファーマが開発した高保湿スキンケア。保水有効成分「ヘパリン類似物質HD」を配合し、乱れがちな角層のうるおい構造(ラメラ構造)を立て直します。これにより、肌自らが潤いを保つ力をサポート。肌荒れ防止有効成分も配合されており、乾燥だけでなく、肌荒れも防ぎます。乳液やクリームは、ベタつかないのにしっかり潤うテクスチャーが秀逸で、極度の乾燥に悩む男性からも支持されています。(参照:コーセーマルホファーマ公式サイト)

② 【脂性肌・混合肌向け】さっぱり使えるおすすめ4選

テカリやベタつき、毛穴の目立ちが気になる脂性肌・混合肌。過剰な皮脂をコントロールしつつ、必要な潤いはしっかり与える、バランスの取れたケアが重要です。

商品名 ブランド 主な特徴 こんな人におすすめ
アクティブエイジシリーズなど ニベアメン 皮脂によるテカリ・ベタつきを抑える。手頃な価格で始めやすい。 テカリが気になる脂性肌の人、コストパフォーマンスを重視する人
EXパーフェクトシリーズ ギャツビー 10代・20代の皮脂トラブルに特化。爽快な使用感が特徴。 10代・20代の若者、ニキビやテカリに悩む人
スキンメインテナイザー リサージ メン 肌状態に合わせて選べる化粧液。ハリと潤いを与えるコラーゲン研究。 混合肌、自分の肌に合った1本を見つけたい人
オイル コントロール シリーズ クリニーク フォー メン 皮膚科学に基づいたケア。過剰な皮脂を吸着し、テカリを防ぐ。 デパコスで本格的な皮脂ケアをしたい人、毛穴の目立ちが気になる人

① ニベアメン

世界的なスキンケアブランド、ニベアのメンズライン。ドラッグストアで手軽に購入でき、コストパフォーマンスの高さが魅力です。特に「オイルコントロールローション」は、皮脂吸着成分を配合し、テカリやベタつきを長時間抑えます。 爽やかなクールシトラスの香りと、さっぱりとした使い心地で、脂性肌の方にぴったり。エイジングケアラインやUVケアなど、ラインナップが豊富なのも特徴です。(参照:ニベア花王公式サイト)

② ギャツビー

長年、男性のスタイリングやグルーミングを支えてきたマンダムのブランド。特に10代・20代の若者に向けた製品が多く、皮脂やニキビといった悩みにフォーカスしたラインナップが充実しています。薬用タイプの化粧水は、殺菌成分と抗炎症成分でニキビを防ぎながら、皮脂吸着パウダーでサラサラ肌をキープ。清涼感の強い使用感で、運動後や朝の洗顔後をシャキッとさせてくれます。(参照:マンダム ギャツビー公式サイト)

③ リサージ メン

カネボウ化粧品のコラーゲン研究から生まれたブランド。化粧水と乳液の機能を1本に凝縮した「スキンメインテナイザー」が主力商品です。肌の脂っぽさやカサつき度合いに応じて、さっぱりタイプの「0(ゼロ)」、オイリー~混合肌向けの「Ⅰ」、ノーマル~乾燥肌向けの「Ⅱ」と、3種類から自分に最適な1本を選べます。トリガー式のボトルで使いやすいのもポイントです。(参照:カネボウ化粧品 リサージ公式サイト)

④ クリニーク フォー メン

皮膚科医の指導のもと開発された、クリニークのメンズライン。アレルギーテスト済み、100%無香料で、肌への優しさも考慮されています。「オイル コントロール」シリーズは、過剰な皮脂やテカリに悩む男性のために開発されたライン。 化粧水「オイル コントロール エクスフォリエーティング トニック」は、古い角質を穏やかに拭き取り、皮脂バランスを整えることで、テカリにくく、なめらかな肌に導きます。(参照:クリニーク公式サイト)

③ 【オールインワン】とにかく手軽に始めたい人におすすめ5選

忙しい毎日の中で、スキンケアは手早く済ませたい。そんなニーズに応えるのが、1本で何役もこなすオールインワンジェルです。初心者から上級者まで満足させる、実力派の5品を集めました。

商品名 ブランド 主な特徴 こんな人におすすめ
オールインワンフェイスジェル ZIGEN ヒト型セラミドなど美容成分を贅沢に配合。保湿力に定評あり。 高保湿なオールインワンを求める人、乾燥・敏感肌の人
クリームパーフェクション ウーノ 1つで5役。テカリもカサつきも防ぐ。スピーディーなケアが可能。 手軽さとコストを両立させたい人、ドラッグストアで買いたい人
オールインワン モイスチュアジェル DHC MEN 4役をこなし、エイジングケアも。アロマの香りでリフレッシュ。 保湿もエイジングケアもしたい30代以上の人、香りを重視する人
トータルスキンケア保湿ジェル HOLO BELL 7つの添加物フリー。保湿・エイジングケア・肌荒れ防止を1本で。 敏感肌で高機能なものを探している人、成分にこだわりたい人
オールインワンジェル マニフィーク KOSÉの自然派メンズケア。化粧水・乳液・美容液の3in1。 混合肌、自然な香りが好きな人、デザイン性を重視する人

① ZIGEN オールインワンフェイスジェル

「ヒト型セラミド」をはじめ、ヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸など、美容液レベルの保湿・美容成分を豊富に配合した、実力派オールインワンジェル。オイルフリーでベタつかないのに、驚くほどしっとりとした潤いが持続します。合成香料や着色料、アルコールなどを使用しない低刺激処方で、敏感肌の方でも使いやすいのが特徴。これ1本で、乾燥、テカリ、エイジングサインまで幅広くケアできます。(参照:ZIGEN公式サイト)

② ウーノ クリームパーフェクション

資生堂が展開するメンズコスメブランド、ウーノの看板商品。化粧水・乳液・美容液・クリーム・マスクの5つの機能を兼ね備えています。 2種のヒアルロン酸を配合し、カサつきを防ぐ一方で、オイルコントロール技術でテカリも抑えるため、どんな肌質の男性にも使いやすいのが魅力。「オールシーズン」タイプのほか、「UVパーフェクションジェル」など、ニーズに合わせたバリエーションもあります。(参照:資生堂 ウーノ公式サイト)

③ DHC MEN オールインワン モイスチュアジェル

【年代別】でも紹介したDHC MENのオールインワンジェル。コエンザイムQ10やコラーゲンといったエイジングケア成分を配合しており、保湿だけでなく、年齢に応じたハリ対策も可能です。シェービング後の肌を整える成分や、肌を引き締める成分も配合。無着色・パラベンフリー。爽やかなアロマの香りが、毎日のケアを心地よいものにしてくれます。(参照:DHC公式サイト)

④ HOLO BELL トータルスキンケア保湿ジェル

保湿、エイジングケア、肌荒れ防止、バリア機能のサポートを1本で実現する高機能ジェル。7つの添加物(アルコール、パラベン、香料など)を不使用とし、敏感肌の方への配慮がなされています。保湿成分として有名な「サクラン」や、リンゴ幹細胞エキス、3種のヒト型セラミドなどを配合。サラッとしたテクスチャーで、ベタつきが苦手な方でも快適に使えます。(参照:HOLO BELL公式サイト)

⑤ マニフィーク オールインワンジェル

コーセーが手掛ける、自然の恵みを取り入れたメンズケアブランド。植物由来の保湿成分をたっぷりと配合し、みずみずしい潤いを肌に届けます。 ジェルが肌の上で化粧水に変化し、角層のすみずみまで浸透。ベタつかずに肌の水分・油分バランスを整えるため、特に混合肌の方におすすめです。洗練されたフローラルウッディの香りも好評です。(参照:コーセー マニフィーク公式サイト)

メンズスキンケアの正しいやり方と基本ステップ

洗顔料で汚れを落とす、化粧水で水分を補給する、乳液やクリームで潤いを閉じ込める、日焼け止めで紫外線から肌を守る

せっかく良いスキンケア製品を手に入れても、使い方が間違っていては効果が半減してしまいます。ここでは、スキンケアの効果を最大限に引き出すための、基本的な手順と朝夜それぞれのポイントを解説します。

スキンケアの基本的な順番4ステップ

スキンケアの基本は「落とす」「潤す」「閉じ込める」「守る」の4ステップです。この順番を守ることが、健やかな肌への近道です。

① STEP1:洗顔料で汚れを落とす

スキンケアのスタートは、肌の汚れをきれいに落とすことから始まります。汗やホコリ、過剰な皮脂、古い角質などが肌に残っていると、その後のスキンケア成分が浸透しにくくなるだけでなく、肌トラブルの原因にもなります。

  • ポイント1:ぬるま湯で予洗い
    まず、32~34℃程度のぬるま湯で顔全体を軽くすすぎます。熱すぎるお湯は肌に必要な皮脂まで奪ってしまい、乾燥の原因になるので避けましょう。
  • ポイント2:しっかりと泡立てる
    洗顔料は、手で直接ゴシゴシこするのではなく、たっぷりと泡立てて、泡のクッションで肌をなでるように優しく洗うのが鉄則です。泡立てネットを使うと、簡単にもこもこの濃密な泡が作れます。
  • ポイント3:皮脂の多いTゾーンから
    泡をのせる順番は、皮脂の多いTゾーン(おでこ、鼻)から。次に頬やあご、最後に乾燥しやすい目元や口元へと広げます。
  • ポイント4:すすぎは丁寧に
    すすぎ残しは肌荒れの原因になります。髪の生え際やフェイスラインなどに泡が残らないよう、ぬるま湯で20~30回を目安に丁寧に洗い流しましょう。

② STEP2:化粧水で水分を補給する

洗顔後の肌は、水分が蒸発しやすく非常にデリケートな状態です。洗顔後5分以内を目安に、すぐに化粧水で水分を補給しましょう。

  • 適量を使う: 製品に記載されている推奨量(多くは500円玉大)を手に取ります。少なすぎると摩擦の原因になり、多すぎても浸透しきれません。
  • 顔全体になじませる: 手のひらで顔全体を包み込むように、優しくなじませます。パンパンと叩き込むのは肌への刺激になるのでNGです。
  • ハンドプレスで浸透させる: 最後に、両手で顔全体を優しく覆い、手のひらの体温でじっくりと浸透させる「ハンドプレス」を行いましょう。これにより、角層のすみずみまで水分が行き渡ります。

③ STEP3:乳液やクリームで潤いを閉じ込める

化粧水で与えた水分は、そのままにしておくと時間と共に蒸発してしまいます。それを防ぐために、油分を含んだ乳液やクリームで「蓋」をして、潤いを閉じ込めることが重要です。

  • 役割の違い: 乳液は水分と油分がバランス良く配合され、比較的さっぱりした使用感。クリームは油分が多く、より高い保湿力と保護力があります。肌質や季節に合わせて選びましょう。(脂性肌なら乳液、乾燥肌ならクリームなど)
  • 適量と塗り方: 製品推奨量(多くは10円玉大)を手に取り、乾燥しやすい頬や口元から先にのせ、最後にTゾーンに薄く伸ばします。ベタつくからと乳液を省くのは、かえって皮脂の過剰分泌を招くので避けましょう。

④ STEP4:日焼け止めで紫外線から肌を守る

ここまでの3ステップは夜も行いますが、朝のスキンケアで絶対に欠かせないのが、この日焼け止めです。紫外線はシミやシワ、たるみといった肌老化の最大の原因であり、季節や天候に関わらず一年中降り注いでいます。

  • スキンケアの最後に塗る: 日焼け止めは、乳液やクリームまで終わったスキンケアの最後に塗ります。
  • 十分な量を塗る: 使用量が少ないと十分な効果が得られません。製品に記載された量を守り、顔全体にムラなく伸ばしましょう。耳や首の後ろも忘れずに。
  • 塗り直しも重要: 汗をかいたり、タオルで拭いたりすると落ちてしまうため、日中の塗り直しも意識しましょう。

朝と夜のスキンケアのポイント

同じスキンケアでも、朝と夜ではその目的が異なります。目的を意識することで、より効果的なケアができます。

朝のスキンケアで意識すること

朝のスキンケアの目的は、「日中の外部刺激からの保護」です。
寝ている間にも汗や皮脂は分泌され、ホコリなども付着します。これらを洗顔で優しくリセットし、保湿で肌のバリア機能を整えます。そして最も重要なのが、紫外線や乾燥、大気中の汚染物質などから肌を守るための日焼け止めです。
朝のケアをしっかり行うことで、日中のテカリを防ぎ、夕方まで清潔感のある肌をキープできます。

夜のスキンケアで意識すること

夜のスキンケアの目的は、「1日の汚れを落とし、肌をリペア(修復)すること」です。
日中に付着した汚れや皮脂、日焼け止めなどを洗顔でしっかりと落とします。日焼け止めやメイク製品を使った日は、洗顔料だけでは落ちきらない場合があるため、クレンジング剤を使うのがおすすめです。
そして、肌のゴールデンタイムと言われる睡眠中に、肌細胞が修復・再生するのをサポートするために、保湿ケアを丁寧に行います。シミやシワなど特定の悩みがある場合は、夜のケアに美容液などのスペシャルケアを取り入れるのが効果的です。

メンズスキンケアに関するよくある質問

いつからスキンケアを始めるのがおすすめ?、女性用のスキンケア製品は男性が使っても大丈夫?、スキンケア以外に肌をきれい保つ方法は?、ニキビ跡やシミが気になる場合はどうすればいい?

最後に、メンズスキンケアに関して多くの方が抱く疑問にお答えします。

いつからスキンケアを始めるのがおすすめ?

結論から言うと、肌の悩みが気になり始めた時が、スキンケアの始めどきです。
年齢に決まりはありません。10代でニキビに悩み始めたら、それがスタートの合図です。20代で乾燥やテカリが気になったら、保湿ケアを始めましょう。30代で目元の小ジワが気になったら、エイジングケアを意識するタイミングです。
肌のトラブルは、放置すると改善が難しくなったり、跡に残ったりすることがあります。早めにケアを始めることで、将来の肌トラブルを予防し、健康的な肌を長く維持できます。 「まだ早い」ということはありませんので、気になったらすぐにでも始めてみましょう。

女性用のスキンケア製品は男性が使っても大丈夫?

はい、基本的には使っても問題ありません。 保湿を目的とするならば、女性用の製品でも十分に効果は期待できます。
ただし、「なぜ男性にもスキンケアが必要なのか」の章で解説した通り、男性と女性では肌質に違いがあります。

  • テカリやベタつき、ニキビが特に気になる場合は、皮脂コントロール成分などが配合されたメンズ用製品の方が、より効率的に悩みにアプローチできる可能性があります。
  • シェービング後のヒリつきが気になる場合は、抗炎症成分が配合されたメンズ用のアフターシェーブローションなどが適しています。
  • 使用感や香りの好みも重要です。さっぱりした使用感や爽やかな香りを求めるならメンズ用、しっとりした使用感や華やかな香りが好きなら女性用、という選び方も良いでしょう。

最終的には、性別で分けるのではなく、ご自身の「肌質」「肌悩み」「好みの使用感」に合っているかどうかで判断するのが最も大切です。

スキンケア以外に肌をきれい保つ方法は?

美しい肌は、外側からのスキンケアだけでなく、内側からのケア、つまり生活習慣によっても作られます。スキンケアと並行して、以下の点も見直してみましょう。

  • 質の良い睡眠: 睡眠中には成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバー(生まれ変わり)を促進します。最低でも6~7時間の睡眠を確保するよう心がけましょう。
  • バランスの取れた食事: タンパク質(肌の材料)、ビタミンA(肌の健康維持)、ビタミンC(コラーゲン生成補助、抗酸化作用)、ビタミンE(血行促進、抗酸化作用)などを意識して摂取しましょう。ジャンクフードや脂質の多い食事は控えめに。
  • 適度な運動: 運動は血行を促進し、肌の隅々にまで栄養を届けます。また、汗をかくことで毛穴の老廃物排出にもつながります。
  • ストレス管理: 過度なストレスはホルモンバランスを乱し、皮脂の過剰分泌や肌荒れの原因になります。趣味の時間を作るなど、自分なりのリフレッシュ方法を見つけましょう。
  • 水分補給: 体内の水分が不足すると肌も乾燥します。1日に1.5~2リットルを目安に、こまめに水を飲む習慣をつけましょう。

ニキビ跡やシミが気になる場合はどうすればいい?

セルフケアで改善が期待できるのは、ごく初期のニキビ跡(赤みや色素沈着)や、これからできるシミの予防です。

  • ニキビ跡の色素沈着: ビタミンC誘導体やトラネキサム酸などの美白有効成分が配合されたスキンケア製品を継続して使用することで、徐々に薄くなる可能性があります。
  • シミ予防: 毎日の紫外線対策を徹底し、美白有効成分配合の製品を使うことが重要です。

しかし、肌がクレーターのように凹んでしまったニキビ跡や、すでに濃く定着してしまったシミを、セルフケアだけで完全に消すことは非常に困難です。
これらの悩みは、レーザー治療やケミカルピーリング、光治療といった美容皮膚科での専門的な治療が必要になるケースがほとんどです。長年悩んでいる場合や、セルフケアで効果が見られない場合は、自己判断でケアを続けるのではなく、一度、皮膚科や美容皮膚科の専門医に相談することをおすすめします。 専門家の診断のもと、適切な治療法を提案してもらうのが、確実な改善への一番の近道です。