40代を迎え、ビジネスシーンでは責任ある立場になり、プライベートでも円熟味が増してくる男性にとって、「見た目の印象」はこれまで以上に重要な要素となります。鏡を見て「最近、疲れが顔に出やすくなった」「シミやシワが気になり始めた」と感じることはありませんか。それは、加齢による自然な肌の変化のサインです。
かつて「コスメは女性のもの」というイメージがありましたが、現代においてメンズコスメは、大人の男性が清潔感を保ち、若々しい印象を維持するための必須ツールとなりつつあります。肌を健やかに保つスキンケアから、気になる部分を自然にカバーするメイクアップまで、その選択肢は驚くほど多様化しています。
しかし、いざメンズコスメを試そうと思っても、「何から始めればいいのか分からない」「種類が多すぎて選べない」「メイクしているとバレたくない」といった悩みや不安を抱える方も少なくありません。
この記事では、そんな40代の男性に向けて、メンズコスメの必要性から、具体的な肌悩みに合わせた選び方、初心者でも簡単に実践できる基本的な使い方、そしておすすめのアイテムまで、網羅的に解説します。肌を整え、自信に満ちた毎日を送るための第一歩を、ここから踏み出してみましょう。
目次
40代の男性がコスメを使うべき3つの理由
40代の男性が、なぜ今、コスメを使うべきなのでしょうか。それは単なる流行やおしゃれのためだけではありません。年齢を重ねたからこそ直面する課題を解決し、ビジネスやプライベートのパフォーマンスを向上させるための、極めて合理的で効果的な自己投資と言えます。ここでは、40代男性がコスメを取り入れるべき3つの具体的な理由を深掘りしていきます。
① 肌の変化をカバーして若々しい印象を保つ
40代になると、肌は20代や30代の頃とは明らかに異なる変化を見せ始めます。この変化の主な原因は、加齢による身体の内部的な変化です。
まず、肌のハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンの生成量が減少します。これにより、肌は重力に抗う力を失い、頬のたるみやほうれい線、目元のシワといった「老け見え」に繋がるサインが現れやすくなります。
次に、肌のターンオーバー(新陳代謝)の周期が遅くなることも大きな要因です。若い頃は約28日周期だったターンオーバーが、40代では40日以上かかるとも言われています。ターンオーバーが乱れると、古い角質が肌表面に留まりやすくなり、肌がゴワついたり、くすんで見えたりします。また、紫外線ダメージによって生成されたメラニンが排出されにくくなるため、シミとして定着しやすくなります。
さらに、肌の水分を保持する能力も低下し、乾燥しやすくなります。乾燥は、カサつきや粉吹きだけでなく、小ジワの直接的な原因にもなります。
こうしたエイジングサインは、放置すれば進行する一方です。しかし、メンズコスメを適切に活用することで、これらの悩みを効果的にカバーし、若々しい印象を維持できます。
- スキンケアによる根本的なアプローチ:化粧水や乳液、美容液には、保湿成分(ヒアルロン酸、セラミドなど)や、ハリを与える成分(コラーゲン、レチノール、ナイアシンアミドなど)が配合されています。これらを日常的に使用することで、肌の土台を整え、乾燥や小ジワ、ハリ不足といった悩みに根本からアプローチできます。
- メイクアップによる即時的なカバー:BBクリームやコンシーラーを使えば、気になるシミ、くすみ、青ヒゲなどを瞬時にカバーし、肌のトーンを均一に整えられます。ファンデーションのように厚塗り感が出るものは避け、素肌感を残しつつ自然に補正できるアイテムを選ぶのがポイントです。これにより、「疲れている?」と聞かれることが減り、健康的でエネルギッシュな印象を与えられます。
このように、スキンケアで肌本来のコンディションを高めつつ、メイクアップで気になる部分を補正する。この両輪が、40代男性が若々しさを保つための鍵となるのです。
② 清潔感がアップし、ビジネスやプライベートで好印象を与える
清潔感は、年齢や性別を問わず、対人関係において最も重要な要素の一つです。特に40代の男性は、管理職など責任ある立場に就くことも多く、その印象がビジネスの成果に直結するケースも少なくありません。清潔感とは、単に身だしなみを整えるだけでなく、「自己管理能力の高さ」を示す指標でもあります。
では、具体的にどのような要素が清潔感を左右するのでしょうか。一般的に、肌のコンディション(テカリ、カサつき、色ムラ)、眉の形、唇の状態などが挙げられます。メンズコスメは、これらの要素を劇的に改善し、好印象を与える強力な武器となります。
- テカリ・ベタつきの抑制:男性は女性に比べて皮脂の分泌量が多いため、午後になると額や鼻がテカってしまうことに悩む方は多いでしょう。テカリは「脂ぎっている」「不潔」といったマイナスイメージに繋がりかねません。皮脂吸着成分が配合された化粧下地やフェイスパウダーを使用することで、日中のテカリを抑え、サラサラの清潔な肌を長時間キープできます。
- 肌の色ムラ・クマの補正:寝不足や疲れが顕著に現れるのが、目の下のクマや顔全体のくすみです。これらは「疲労感」や「不健康」な印象を与えてしまいます。BBクリームやコンシーラーでこれらの色ムラを自然にカバーするだけで、顔全体がパッと明るくなり、健康的で信頼感のある印象に変わります。
- 眉を整える効果:眉は顔の印象を大きく左右する「額縁」のようなパーツです。ボサボサに伸びていたり、形が整っていなかったりすると、どこかだらしない印象を与えてしまいます。アイブロウペンシルやパウダーを使って、眉の薄い部分を埋めたり、全体の形を整えたりするだけで、顔全体が引き締まり、知的で洗練された雰囲気を演出できます。
- 唇のケア:乾燥してカサカサの唇や、皮がめくれた唇は、意外と人に見られています。特に会話中は視線が集中するため、不健康な印象やだらしない印象を与えがちです。保湿力の高いリップクリームを塗るだけで、唇は潤いを取り戻し、健康的な印象になります。ほんのり色が付くタイプのリップクリームなら、血色の悪さをカバーし、より生き生きとした表情に見せられます。
これらのケアは、決して「やりすぎ」ではありません。相手に不快感を与えないための、大人のエチケットと捉えるべきです。ビジネスの商談やプレゼンテーション、部下や上司とのコミュニケーション、さらにはプライベートでのパートナーや家族との関係性においても、清潔感のある外見は円滑な人間関係を築く上で大きなアドバンテージとなるでしょう。
③ オンライン会議やマスクを外す機会で自信が持てる
近年の働き方の変化、特にオンライン会議の普及は、男性が自分の顔を客観的に見る機会を急増させました。画面に映る自分の顔を見て、「思ったより疲れて見えるな」「肌荒れが目立つ」と驚いた経験を持つ方も多いのではないでしょうか。
Webカメラは、時に肌のアラを鮮明に映し出します。照明の当たり方によっては、シミやクマ、シワが普段より強調されて見えることも少なくありません。会議の内容に集中したいのに、画面に映る自分の見た目が気になってしまい、自信を持って発言できない…、これでは本末転倒です。
メンズコスメは、こうした「オンライン映え」の悩みにも効果的です。
BBクリームで肌のトーンを整え、コンシーラーでクマを隠すだけで、画面越しの印象は格段に良くなります。顔色が良いと、発言にも説得力が増し、相手にポジティブな印象を与えられます。これは、オンラインでのプレゼンスを高めるための戦略的なセルフプロデュースと言えるでしょう。
また、長引いたマスク生活も、新たな肌悩みを生み出しました。マスクによる摩擦や蒸れで、ニキビや肌荒れ(いわゆるマスク荒れ)に悩む男性が増えています。さらに、会食やプライベートな集まりなどでマスクを外す瞬間、「マスクをしていた部分としていない部分の肌の状態が違う」「久しぶりに全顔を見せるのが少し恥ずかしい」と感じる「マスクギャップ」も新たな課題です。
スキンケアで肌のバリア機能を高めてマスク荒れを予防・ケアすることはもちろん、メイクアップで肌トラブルをカバーすることで、マスクを外すことへの抵抗感を減らし、どんな場面でも堂々と振る舞える自信に繋がります。
結局のところ、メンズコスメを使う最大のメリットは、「自信が持てること」に集約されるのかもしれません。肌のコンプレックスが解消されることで、気持ちが前向きになり、人とのコミュニケーションをより楽しめるようになります。その自信は、仕事のパフォーマンス向上や、プライベートの充実にも直結する、計り知れない価値を持っているのです。
まずは知っておきたい|40代男性の代表的な肌悩み
40代の男性肌は、20代・30代の頃とは異なる、特有の悩みが複合的に現れやすい時期です。これらの悩みの原因を正しく理解することが、効果的なコスメ選びの第一歩となります。ここでは、40代男性が直面しがちな代表的な4つの肌悩みについて、そのメカニズムと対策の方向性を解説します。
肌悩み | 主な原因 | 対策の方向性 |
---|---|---|
乾燥によるカサつき | 加齢による皮脂分泌量の変化、セラミドなど細胞間脂質の減少、水分保持能力の低下 | 高保湿成分(セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン)を配合したスキンケアで徹底的に保湿する。 |
シミ・くすみによる疲れ顔 | 長年の紫外線ダメージの蓄積、ターンオーバーの乱れによるメラニン色素の沈着、血行不良 | 紫外線対策の徹底と、美白有効成分(ビタミンC誘導体、トラネキサム酸など)配合のコスメを使用する。 |
シワ・たるみによる老け見え | コラーゲン・エラスチンの減少と変性、表情筋の衰え、乾燥 | エイジングケア成分(レチノール、ナイアシンアミド、ペプチドなど)でハリと弾力をサポートする。 |
皮脂によるテカリ・ベタつき | 男性ホルモンの影響、水分不足による過剰な皮脂分泌(インナードライ) | 適切な洗浄と保湿。皮脂吸着成分や収れん成分を配合したアイテムを取り入れる。 |
乾燥によるカサつき
「若い頃は脂性肌だったのに、最近は口元や頬がカサつく」と感じる40代男性は少なくありません。これは、加齢に伴う肌質の自然な変化です。
男性の皮脂分泌量は20代をピークに徐々に減少していく傾向にあります。一方で、肌の水分を角層内部に保持する役割を担う「セラミド」などの細胞間脂質も、年齢とともに減少していきます。この「油分」と「水分保持能力」の両方が低下することで、肌は深刻な乾燥状態に陥りやすくなるのです。
乾燥した肌は、表面のバリア機能が低下しているため、外部からの刺激(紫外線、ホコリ、摩擦など)に弱くなり、肌荒れやかゆみを引き起こす原因にもなります。また、肌表面が乾いてしぼむことで、キメが乱れて粉を吹いたように見えたり、細かなシワ(乾燥小ジワ)が目立ったりします。
対策のポイントは、徹底した「保湿」です。洗顔後、化粧水で水分を補給するだけでなく、必ず乳液やクリームといった油分を含むアイテムで蓋をして、水分の蒸発を防ぐことが重要です。特に、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンといった高保湿成分が配合された製品を選ぶと、より効果的に潤いを保持できます。シェービング後は特に肌が乾燥しやすいため、念入りな保湿ケアを心がけましょう。
シミ・くすみによる疲れ顔
40代の肌悩みとして非常に多いのが、シミやくすみです。頬骨の高い位置やこめかみなどに現れる茶色い斑点である「シミ」は、過去に浴びた紫外線のダメージが長年にわたって蓄積された結果です。若い頃は肌のターンオーバーが活発なため、紫外線によって生成されたメラニンもスムーズに排出されます。しかし、40代になるとターンオーバーのサイクルが遅くなるため、メラニンが排出されずに肌内部に留まり、シミとして表面化してしまうのです。
一方、「くすみ」は、顔全体が暗く、疲れて見える状態を指し、複数の原因が考えられます。
- メラニンぐすみ:シミと同様、紫外線や摩擦によるメラニンの蓄積が原因。
- 乾燥ぐすみ:肌の水分不足によりキメが乱れ、光が均一に反射せずに影ができて暗く見える状態。
- 角質肥厚ぐすみ:ターンオーバーの乱れにより、古い角質が剥がれ落ちずに肌表面に厚く溜まってしまう状態。
- 血行不良ぐすみ:睡眠不足やストレス、冷えなどにより血行が悪くなり、肌が青黒く見える状態。
対策の基本は、これ以上のダメージを防ぐ「紫外線対策」です。季節や天候を問わず、毎日日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。その上で、できてしまったシミやくすみに対しては、「ビタミンC誘導体」や「トラネキサム酸」といった美白有効成分が配合された薬用化粧品(医薬部外品)を取り入れるのが効果的です。これらの成分は、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ効果が期待できます。BBクリームやコンシーラーで物理的にカバーすることも、手軽で即効性のある解決策です。
シワ・たるみによる老け見え
目尻のシワ(カラスの足跡)、額の横ジワ、ほうれい線、フェイスラインのもたつき(たるみ)…。これらは、40代の見た目年齢を大きく左右するエイジングサインです。
シワやたるみの根本的な原因は、肌の真皮層にあるコラーゲンとエラスチンの質の低下と量の減少にあります。これらは肌のハリと弾力を支えるバネのような役割を果たしていますが、加齢や紫外線の影響で硬くなったり(糖化)、切れたり、減少したりします。その結果、肌は弾力を失い、重力に負けて垂れ下がり(たるみ)、表情の癖が元に戻らずに刻まれてしまう(シワ)のです。
また、前述の「乾燥」も、肌表面に浅く細かいシワ(乾燥小ジワ)を作る大きな原因となります。
対策としては、肌にハリと弾力を与える「エイジングケア」に特化した成分を取り入れることが重要です。代表的な成分には、コラーゲンの生成をサポートし、ターンオーバーを促進する「レチノール」や、シワ改善と美白のW効果が認められている「ナイアシンアミド」、肌の構成要素である「ペプチド」などがあります。これらの成分が配合された美容液やクリームを、日々のスキンケアにプラスしてみましょう。
また、メイクアップでは、シワの溝にファンデーションが溜まって逆に目立たせてしまうことがあるため、厚塗りは禁物です。光を拡散させる効果のある下地や、保湿力の高いBBクリームを薄く塗ることで、シワを目立ちにくく見せることができます。
皮脂によるテカリ・ベタつき
40代になっても、Tゾーン(額・鼻)のテカリやベタつきに悩まされる男性は少なくありません。これは、皮脂の分泌を促進する男性ホルモン(テストステロン)の影響が依然として強いためです。
しかし、40代のテカリにはもう一つ、見過ごせない原因があります。それが「インナードライ」です。インナードライとは、肌の内部は乾燥しているのに、表面は皮脂でベタついている状態を指します。肌は、内部の水分が不足していることを感知すると、これ以上水分を蒸発させまいとして、防御反応で皮脂を過剰に分泌します。つまり、テカるからといって保湿を怠ると、かえって皮脂の分泌を助長してしまうという悪循環に陥るのです。
あぶらとり紙で皮脂を何度も拭き取ったり、洗浄力の強すぎる洗顔料でゴシゴシ洗ったりするのも逆効果。必要な皮脂まで奪ってしまい、さらなる乾燥と皮脂の過剰分泌を招きます。
対策の鍵は、「適切な洗浄」と「十分な保湿」の両立です。洗顔料は、余分な皮脂や汚れはしっかり落としつつも、肌の潤いは奪いすぎない、マイルドな洗浄力のものを選びましょう。そして洗顔後は、さっぱりタイプの化粧水で水分を補給し、ベタつきの少ないジェル状の乳液や保湿液で必ず潤いを閉じ込めることが大切です。
日中のテカリが気になる場合は、皮脂吸着パウダーが配合された下地やフェイスパウダーをTゾーンにだけ仕込んでおくと、サラサラな状態をキープしやすくなります。
失敗しない!40代向けメンズコスメの選び方
40代のメンズコスメ選びは、若い頃のように「とりあえず流行りのものを」という選び方では失敗しがちです。自分の肌の状態やライフスタイルを正しく理解し、目的に合ったアイテムを戦略的に選ぶことが、満足のいく結果に繋がります。ここでは、失敗しないための4つの選び方のポイントを解説します。
自分の肌悩みに合った成分で選ぶ
前章で解説したように、40代の肌悩みは「乾燥」「シミ・くすみ」「シワ・たるみ」「テカリ」など多岐にわたります。まずは自分の肌がどの悩みを一番解決したいのかを明確にし、その悩みにアプローチできる有効成分が配合されたコスメを選ぶことが最も重要です。
- 乾燥が気になる場合
- 注目成分:セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸
- 解説:これらは「保湿成分」の代表格です。特にセラミドは、肌の角層に元々存在する成分で、水分を挟み込んで逃がさない「細胞間脂質」の主成分。バリア機能をサポートする効果も高いため、乾燥肌や敏感肌には欠かせません。化粧水だけでなく、乳液やクリームにもこれらの成分がしっかり配合されているかチェックしましょう。
- シミ・くすみが気になる場合
- 注目成分:ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、アルブチン、コウジ酸
- 解説:これらは厚生労働省に効果が認められた「美白有効成分」です。メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすを防ぐ働きがあります。製品パッケージに「医薬部外品」や「薬用」と記載されているものが目印です。また、シミ予防の観点からは、SPF/PA表示のある日焼け止めを毎日使うことが大前提となります。
- シワ・たるみが気になる場合
- 注目成分:レチノール、ナイアシンアミド、ペプチド、ビタミンC誘導体
- 解説:これらは「エイジングケア成分」と呼ばれます。レチノールは肌のターンオーバーを促し、コラーゲン生成をサポートすることで、肌にハリを与え、シワの改善が期待できます。ナイアシンアミドは、シワ改善と美白の両方に効果が認められている万能成分です。これらの成分は効果が高い分、肌への刺激を感じることもあるため、少量から試すのがおすすめです。
- テカリ・ベタつきが気になる場合
- 注目成分:皮脂吸着パウダー(シリカなど)、収れん成分(ハマメリスエキスなど)、グリシルグリシン
- 解説:皮脂によるテカリを抑えたい場合は、物理的に皮脂を吸着してくれるパウダー配合の下地やフェイスパウダーが有効です。また、肌を引き締める収れん効果のある化粧水もおすすめです。ただし、前述の通り「インナードライ」の可能性も考慮し、保湿成分(ヒアルロン酸など)もしっかり配合されているかを確認することが、根本的な解決に繋がります。
成分表示はパッケージの裏面に記載されています。聞き慣れない名前が多いかもしれませんが、自分の悩みに対応するキー成分をいくつか覚えておくだけで、コスメ選びの精度は格段に上がります。
基本的なアイテムの種類で選ぶ
メンズコスメは大きく分けて「スキンケア」「ベースメイク」「ポイントメイク」の3つのカテゴリーに分類されます。初心者はまず、それぞれの役割を理解し、自分に必要なアイテムを見極めることから始めましょう。
スキンケア(化粧水・乳液など)
スキンケアは、健やかな肌の土台を作るための、最も基本的なケアです。肌トラブルの予防や改善、エイジングケアの基本であり、メイクをするしないに関わらず、すべての男性におすすめします。
- 洗顔料:汗、皮脂、ホコリなどの汚れを落とします。ゴシゴシ擦らず、よく泡立てて優しく洗うのが基本。
- 化粧水(ローション):洗顔後の肌に水分を補給し、肌を柔らかく整えます。手でつけるか、コットンでつけるかは製品の推奨に従いましょう。
- 乳液・クリーム:化粧水で与えた水分が蒸発しないように、油分で蓋をする役割。肌の乾燥度合いによって、さっぱりした乳液かしっとりしたクリームかを選びます。40代の乾燥しがちな肌には、乳液またはクリームの使用は必須と考えましょう。
- 美容液(セラム):特定の肌悩み(美白、シワ改善など)に特化した、高濃度の有効成分を配合したスペシャルケアアイテム。基本のケアにプラスして使います。
- 日焼け止め:紫外線によるダメージ(シミ、シワ、たるみ)を防ぐための最重要アイテム。SPF・PA値を確認し、日常使いならSPF20〜30、PA++程度、屋外での活動が多い日はSPF50、PA++++など、シーンに合わせて選びます。
ベースメイク(BBクリーム・コンシーラーなど)
ベースメイクは、肌の色ムラや凹凸を整え、シミやクマ、ニキビ跡などをカバーして、均一で美しい肌に見せるためのアイテムです。
- BBクリーム:「Blemish Balm(傷を補う軟膏)」の略。美容液、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションなどの機能が一つになった多機能アイテム。カバー力と手軽さのバランスが良く、メンズメイク初心者が最初に試すのに最適です。
- CCクリーム:「Color Control」や「Care Control」の略。ファンデーションのような色補正力はBBクリームより低いですが、光の反射を利用して肌のくすみや色ムラを飛ばし、トーンアップさせる効果があります。よりナチュラルな仕上がりを好む人向け。
- コンシーラー:BBクリームだけでは隠しきれない、濃いシミやクマ、ニキビ跡などを部分的にカバーするアイテム。スティックタイプ、リキッドタイプ、クリームタイプなど形状は様々です。
- フェイスパウダー:ベースメイクの最後に使い、皮脂によるテカリを抑えてサラサラの肌に仕上げます。メイクの持ちを良くする効果もあります。
ポイントメイク(アイブロウ・リップなど)
ポイントメイクは、眉や唇など、顔の特定のパーツに色や形を加えて、顔全体の印象を引き締めるためのアイテムです。
- アイブロウ:眉毛を描き足したり、形を整えたりするアイテム。ペンシルタイプ、パウダータイプ、マスカラタイプなどがあります。眉を整えるだけで、清潔感や精悍さが格段にアップするため、ベースメイクと並んで優先度の高いアイテムです。
- リップクリーム:唇の乾燥を防ぐ基本アイテム。ほんのり色が付くタイプを選べば、血色の悪さをカバーし、健康的な印象を与えられます。
毎日続けられる価格や使用感で選ぶ
どんなに高機能なコスメでも、毎日続けられなければ意味がありません。特にスキンケアは、継続することで効果を発揮するものです。
- 価格:無理なく購入し続けられる価格帯の製品を選びましょう。高価なデパコス(デパートコスメ)から、手頃なドラッグストアコスメまで価格帯は様々です。最初はトライアルセットなどを利用して、自分の肌と予算に合うブランドを見つけるのが賢明です。
- 使用感(テクスチャー):毎日使うものだからこそ、使い心地は非常に重要です。「ベタつくのが嫌い」という男性は多いので、そうした方はジェルタイプやさっぱりタイプの化粧水・乳液を選ぶと良いでしょう。逆に、しっかりとした保湿感を求めるなら、とろみのある化粧水やコクのあるクリームが適しています。
- 香り:メンズコスメには、無香料のものから、シトラス系やウッド系などリフレッシュできる香りがついたものまであります。ビジネスシーンで使うことを考えると、香りが強すぎないものを選ぶのが無難ですが、好みの香りはスキンケアの時間をリラックスタイムに変えてくれる効果もあります。
初心者ならセット商品から試すのもおすすめ
「どのアイテムを組み合わせればいいか分からない」というメンズコスメ初心者には、トライアルセットやスターターキットといったセット商品が非常におすすめです。
これらのセットには、通常、洗顔料・化粧水・乳液(または保湿液)といったスキンケアの基本ラインがミニサイズで揃っています。
- メリット
- 悩まずに基本のケアが始められる:ブランドが推奨するラインナップをそのまま試せるので、アイテム選びに迷う必要がありません。
- 肌との相性を確認できる:いきなり通常サイズを購入して肌に合わなかった、というリスクを避けられます。1〜2週間程度試せるものが多く、肌の変化や使用感をじっくり確認できます。
- コストパフォーマンスが高い:通常サイズを個別に買うよりも、かなり割安な価格設定になっていることがほとんどです。
- 旅行や出張にも便利:ミニサイズなので、持ち運びにも適しています。
多くのメンズコスメブランドが、こうした入門用のセットを用意しています。まずは気になるブランドのトライアルセットから始めて、自分の肌に合う「マイ・ベスト・コスメ」を見つける旅に出るのが、失敗しないための近道と言えるでしょう。
【スキンケア編】40代におすすめのメンズコスメ10選
ここでは、40代男性特有の肌悩みである乾燥、ハリ不足、シミ、テカリなどにアプローチし、大人の肌を健やかに整える、おすすめのスキンケアブランドを10選紹介します。初心者向けのシンプルなものから、本格的なエイジングケアができるものまで、幅広く選びました。
注意:価格は変動する可能性があるため、公式サイト等で最新の情報をご確認ください。
ブランド名 | 特徴 | 主なラインナップ | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|
オルビス ミスター | シンプル3ステップ、ベタつかない使用感、無香料・無着色 | 洗顔料、化粧水、保湿液、日焼け止め | スキンケア初心者、ベタつきが苦手な人、シンプルなケアを好む人 |
バルクオム | 高品質な成分、洗練されたデザイン、心地よい香り | 洗顔料、化粧水、乳液、美容液、日焼け止め | 成分や使用感にこだわりたい人、デザイン性を重視する人、ギフトにも |
クワトロボタニコ | 4種の植物エキス配合、エイジングケア、ボタニカルな香り | 化粧水、クリーム、洗顔料、美容液 | 乾燥、ハリ不足、毛穴など複合的な悩みを抱える人、自然派志向の人 |
SHISEIDO MEN | 資生堂の先端皮膚科学、本格エイジングケア、高級感 | 洗顔料、化粧水、美容液、クリーム、日焼け止め | シワ、たるみ、シミなど本格的なエイジングサインが気になる人 |
イプサ | 個々の肌に合わせたカウンセリング、豊富なラインナップ | 化粧水(ザ・タイムR アクア)、乳液(ME) | 自分の肌質を正確に知りたい人、自分だけのケアを見つけたい人 |
THREE | 天然由来成分、精油の香り、心・からだ・肌のバランス | 洗顔フォーム、ローション、エマルジョン | ナチュラル・オーガニック志向の人、香りでリラックスしたい人 |
キールズ | 薬局発祥の歴史、効果的な天然由来成分、幅広い製品群 | 化粧水、クリーム、美容液、洗顔料 | 乾燥肌、敏感肌の人、効果と安全性を両立したい人 |
クリニーク フォー メン | アレルギーテスト済み、無香料、皮膚科学に基づいた処方 | 洗顔、化粧水、乳液(3ステップ)、美容液 | 敏感肌、アレルギーが気になる人、合理的でシンプルなケアを求める人 |
ファンケル メン | 無添加処方、防腐剤・香料など不使用、鮮度を保つ容器 | 洗顔、化粧液、乳液、オールインワン | 敏感肌、肌への刺激を避けたい人、無添加にこだわりたい人 |
ラボ シリーズ | メンズスキンケアのパイオニア、先進テクノロジー | 化粧水、乳液、美容液、洗顔料 | エイジングケアを始めたい30代後半~40代、長年の実績を信頼する人 |
① オルビス ミスター
「オルビス ミスター」は、シンプルさと高い機能性を両立させた人気のメンズスキンケアブランドです。「洗顔料」「化粧水」「保湿液」の3ステップで完結する手軽さが特徴で、スキンケア初心者でも迷わず始められます。ベタつきを嫌う男性の肌性を考慮し、いずれのアイテムもサラッとした心地よい使用感に設計されています。肌の潤いを保ちながらも、表面はベタつかない仕上がりは、40代のインナードライ肌にも最適です。無香料、無着色、アルコールフリーなど、肌への優しさも考慮されています。(参照:オルビス公式サイト)
② バルクオム
「THE BASIC」をコンセプトに、男性の肌にとって本当に必要なものは何かを追求するブランド。品質の高い成分を贅沢に配合し、シンプルながらも本質的なケアを目指します。特に、生せっけんのような濃密な泡が作れる洗顔料や、潤いをしっかり届ける化粧水は評価が高いです。洗練されたパッケージデザインと、フローラルフルーティーの爽やかな香りは、毎日のスキンケアを特別な時間に変えてくれます。自分用はもちろん、プレゼントとしても喜ばれるでしょう。(参照:バルクオム公式サイト)
③ クワトロボタニコ
「枯れない男の肌メンテ」を掲げ、40代男性が抱える乾燥、ハリ不足、皮脂、毛穴といった4つの代表的な肌トラブルに、4種の厳選された植物エキスでアプローチするボタニカルスキンケアブランドです。特に、化粧水と乳液・美容液の機能を1本にまとめた「ボタニカル ローション & アフターシェーブ」は、忙しい男性にぴったりのオールインワンアイテム。柑橘系のベルガモットにローズマリーをブレンドした、リラックスできる香りも魅力です。(参照:クワトロボタニコ公式サイト)
④ SHISEIDO MEN
世界的な化粧品メーカーである資生堂が、その最先端の皮膚科学研究を男性の肌のために応用したプレステージブランドです。シワ、たるみ、シミといった本格的なエイジングサインに悩む40代男性に向けて、高機能な製品をラインナップしています。特に、数々のベストコスメを受賞している美容液「アルティミューン パワライジング コンセントレート」は、肌本来の防御力をサポートし、生き生きとした健やかな肌へと導きます。価格帯は高めですが、その効果への期待値も高いブランドです。(参照:資生堂公式サイト)
⑤ イプサ
イプサの最大の特徴は、一人ひとりの肌状態を科学的に分析し、最適なケアを提案するカウンセリングにあります。店舗の肌測定器「イプサライザー」で、水分量や皮脂量、ハリ・弾力などを測定し、16種類から自分にぴったりの1本を選べる化粧液「ME(エム・イー)」がブランドの核となります。自分の肌質がよく分からない、自己流のケアに限界を感じているという40代男性にこそ試してほしいブランドです。男女問わず人気の薬用化粧水「ザ・タイムR アクア」も、優れた保湿力で乾燥肌を潤します。(参照:イプサ公式サイト)
⑥ THREE フォー・メン ジェントリング
「THREE」は、天然由来成分と国産原料にこだわり、精油などを効果的に使用したホリスティックケアを提案するブランドです。そのメンズラインである「フォー・メン ジェントリング」は、男性特有の肌悩みにアプローチしながら、心地よい香りとテクスチャーで心まで満たすことを目指しています。洗顔フォーム、ローション(化粧水)、エマルジョン(乳液)の基本ラインは、肌の水分・油分のバランスを整え、健やかな状態へと導きます。ナチュラル志向の方や、スキンケアの時間でリフレッシュしたい方におすすめです。(参照:THREE公式サイト)
⑦ キールズ
1851年にニューヨークの薬局(アポセカリー)として創業した歴史を持つブランド。科学、薬学、ハーブの知識を基に開発された、効果と安全性の高いスキンケア製品が世界中で愛されています。メンズ専用ライン「フェイシャル フューエル」シリーズも人気ですが、男女問わず使えるベストセラー製品「キールズ クリーム UFC」や「ハーバル トナー CL アルコールフリー」などは、40代男性の乾燥や肌荒れにも効果的です。肌質や悩みに合わせて豊富な製品群から選べるのも魅力です。(参照:キールズ公式サイト)
⑧ クリニーク フォー メン
皮膚科医の指導のもと開発された、アレルギーテスト済みの製品(すべての方にアレルギーが起きないというわけではありません)と100%無香料が特徴のブランド。そのメンズラインである「クリニーク フォー メン」は、「洗う」「拭き取る」「潤す」というシンプルな3ステップシステムを提唱しており、合理的で効率的なケアを好む男性に支持されています。肌質に合わせて製品を選べるため、乾燥肌からオイリー肌まで、どんなタイプの男性にもフィットします。肌への刺激が気になる敏感肌の40代男性にもおすすめです。(参照:クリニーク公式サイト)
⑨ ファンケル メン
「無添加化粧品」で知られるファンケルのメンズライン。防腐剤、香料、合成色素、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤を一切使用しない「5つの無添加」処方が最大の特徴です。肌のバリア機能が低下しがちな40代の肌にも安心して使えます。スキンケアの基本となる洗顔、化粧液、乳液のほか、1本で手軽にケアが完了する「オールインワン スキンコンディショナー」もラインナップ。鮮度を保つための小さい容器も、品質へのこだわりの表れです。(参照:ファンケル公式サイト)
⑩ ラボ シリーズ
1987年に誕生した、メンズスキンケアのパイオニア的存在のブランドです。男性の肌の特性やライフスタイルを徹底的に研究し、先進のテクノロジーを駆使した製品開発を行っています。エイジングケアに特化した「マックス LS」シリーズや、保湿に優れた「ウオーター ローション RE」など、特に30代後半から40代以降の男性が抱える悩みに応える製品が豊富です。長年の実績と研究に裏打ちされた信頼感は、本格的なスキンケアを始めたい40代男性にとって大きな魅力となるでしょう。(参照:ラボ シリーズ公式サイト)
【メイクアップ編】40代におすすめのメンズコスメ10選
スキンケアで肌の土台を整えたら、次はメイクアップで気になる部分をカバーし、より精悍で清潔感のある印象を目指しましょう。ここでは、40代男性が使っても「いかにも塗っている感」が出にくく、自然な仕上がりを叶える、おすすめのメイクアップブランドを10選紹介します。
注意:価格は変動する可能性があるため、公式サイト等で最新の情報をご確認ください。
ブランド名 | 特徴 | 代表的なアイテム | こんな人におすすめ |
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FIVEISM × THREE | 本格的なメンズ総合コスメ、豊富な色展開 | BBクリーム、コンシーラー、アイブロウ、ファンデーション | メイクにこだわりたい、自分にぴったりの色を見つけたい上級者 |
NULL(ヌル) | バレない自然な仕上がり、日本人の肌色に合わせた開発 | BBクリーム、コンシーラー、フェイスパウダー | メイク初心者、バレずにシミやクマ、青ヒゲをカバーしたい人 |
シャネル (ボーイ ドゥ シャネル) | 高級感、洗練された仕上がり、ステータス性 | ファンデーション、コンシーラー、アイブロウペンシル、リップ | ステータスを重視する人、特別な日のメイク、ギフトにも |
uno (ウーノ) | 手頃な価格、ドラッグストアで手に入る手軽さ | BBクリーム(フェイスカラークリエイター) | コスパ重視の人、メイクを気軽に試してみたい初心者 |
LIPPS BOY (リップスボーイ) | 美容室発、若者向けだが40代にも使えるアイテム多数 | BBクリーム、コンシーラー、アイブロウ | 自然なカバー力を求める人、トレンド感を少し取り入れたい人 |
MULC (ムルク) | ジェンダーレスコスメ、自然な血色感と透明感 | BBクリーム、アイブロウペンシル、リップバーム | 素肌感を活かしたナチュラルメイクをしたい人、パートナーと共有も |
gatsby THE DESIGNER | トップクリエイターとの共同開発、デザイン性と機能性 | BBクリーム、アイブロウ、コンシーラー | デザイン性を重視する人、トレンドに敏感な人 |
THE FUTURE (ザ・フューチャー) | 清潔感と好印象を追求、ビジネスシーン向け | BBクリーム、コンシーラー、フェイスパウダー | ビジネスシーンでの使用をメインに考えている人、テカリ対策をしたい人 |
Magnifique (マニフィーク) | コーセー発、自然由来成分、スキンケア発想のメイク | BBクリーム、コンシーラー、リップバーム | 肌への優しさを重視する人、スキンケア感覚でメイクしたい人 |
Aesop (イソップ) | 植物由来成分、洗練された世界観、ユニセックス | プロテクティブ フェイシャルローション SPF25(色付き) | ナチュラル志向の人、保湿とUVケア、軽い色補正を同時にしたい人 |
① FIVEISM × THREE
スキンケアでも紹介したTHREEから派生した、本格的なメンズ総合コスメブランド。ファンデーションのスティックタイプやリキッドタイプ、豊富なカラーバリエーションのコンシーラーやアイブロウなど、そのラインナップはデパコスのレディースブランドさながらです。プロのメイクアップアーティストも使用するほどの品質で、自分の肌色や悩みに合わせて細かくアイテムを選びたい、メイク上級者の40代男性におすすめです。値段は高めですが、唯一無二の仕上がりを追求できます。(参照:FIVEISM × THREE公式サイト)
② NULL
「塗っている感ゼロへ。」をコンセプトに、男性のバレたくないという気持ちに寄り添った製品開発を行う人気のメンズコスメブランド。特にBBクリームは、日本人の男性の肌色に合わせて開発されており、肌にスッとなじんでシミやクマ、ニキビ跡、青ヒゲなどを自然にカバーします。カバー力はありながらも厚塗り感が出にくく、メイク初心者でも扱いやすいのが特徴。オンラインを中心に展開しており、コストパフォーマンスの高さも魅力です。(参照:NULL公式サイト)
③ シャネル (ボーイ ドゥ シャネル)
言わずと知れたラグジュアリーブランド、シャネルが手がけるメンズメイクアップライン。洗練されたブラックのパッケージと、上質な使用感は、持つだけで気分を高めてくれます。肌にすっと伸びるファンデーションや、目元のクマを自然に隠すコンシーラー、描きやすいアイブロウペンシルなど、どれも一流の品質。価格は高価ですが、自分への投資として、また大切な人へのギフトとしても最適な、ステータス性の高いブランドです。(参照:シャネル公式サイト)
④ uno (ウーノ)
資生堂が展開する、ドラッグストアなどで手軽に購入できるメンズコスメブランド。中でも「フェイスカラークリエイター」という名称のBBクリームは、肌に塗ると白から肌色に変化する独自の処方で、色選びに迷うことなく自然に肌悩みをカバーできます。1,000円前後という手頃な価格で、メンズメイクの入門編として最適。まずは気軽に試してみたいという40代の初心者にぴったりのアイテムです。(参照:uno公式サイト)
⑤ LIPPS BOY (リップスボーイ)
人気美容室「LIPPS」がプロデュースするメンズコスメブランド。Z世代をメインターゲットとしていますが、その自然なカバー力と使いやすさは、40代男性の肌悩みにも十分に対応可能です。特に、ファンデーション(BBクリーム)やコンシーラーは、素肌感を残しつつ気になる部分をしっかり隠せると評判。トレンド感のあるパッケージも特徴で、若々しいマインドを持つ男性におすすめです。(参照:LIPPS BOY公式サイト)
⑥ MULC (ムルク)
「ジェンダーの境界線を溶かす」をコンセプトにしたジェンダーレスコスメブランド。男性、女性といった垣根なく使える製品が特徴です。BBクリームは肌の透明感を引き出すようなナチュラルな仕上がりで、アイブロウペンシルは細芯で描きやすく、カラーリップバームは自然な血色感をプラスしてくれます。「メイクしてます感」を出したくない、素肌そのものが綺麗になったように見せたいという40代男性のニーズに応えてくれます。(参照:MULC公式サイト)
⑦ gatsby THE DESIGNER (ギャツビー)
長年メンズコスメを手がけてきたマンダムが、日本のトップヘアサロンのスタイリストと共同開発した新ライン。プロの知見と感性を活かした、機能性とデザイン性の高さが魅力です。BBクリームは、肌悩みをカバーしながらも、素肌のような質感に仕上がります。洗練されたミニマルなパッケージデザインも、大人の男性が持つにふさわしい逸品です。(参照:マンダム公式サイト)
⑧ THE FUTURE (ザ・フューチャー)
「清潔感で、未来は変わる。」をテーマに、特にビジネスシーンで好印象を与えるための製品を開発しているブランド。BBクリームやコンシーラーはカバー力に優れ、テカリを抑えるフェイスパウダーも人気です。オンライン会議での画面映えや、対面での清潔感を重視するビジネスパーソンに特におすすめ。価格も比較的手頃で、機能性を重視する40代男性に支持されています。(参照:THE FUTURE公式サイト)
⑨ Magnifique (マニフィーク)
大手化粧品メーカーのコーセーが展開するメンズコスメブランド。自然由来成分にこだわり、スキンケア発想でメイクアップアイテムを開発しているのが特徴です。BBクリームやコンシーラーにも保湿成分が配合されており、メイクしながら肌をケアする感覚で使えます。ナチュラルな仕上がりと肌への優しさを両立したい40代男性に適しています。(参照:コーセープロビジョン公式サイト)
⑩ Aesop (イソップ)
オーストラリア発の、植物由来成分と洗練されたデザインで世界的に人気のブランド。厳密にはメンズ専門ブランドではありませんが、その製品は性別を問わず愛されています。メイクアップアイテムとして注目したいのが「プロテクティブ フェイシャルローション SPF25」。これは、保湿、日焼け止め、そしてごく薄い色づきによる肌色補正を一本で叶えるティンティッドモイスチャライザーです。本格的なメイクには抵抗があるけれど、肌を綺麗に見せたいというミニマリストな40代男性に最適です。(参照:イソップ公式サイト)
初心者でも簡単!メンズコスメの基本的な使い方5ステップ
メンズコスメに興味はあっても、「使い方が難しそう」「何から手をつければいいか分からない」と感じて一歩を踏み出せない方も多いでしょう。しかし、基本のステップさえ押さえれば、誰でも簡単かつ自然に印象をアップさせることができます。ここでは、メイク初心者でも迷わない、基本的な使い方を5つのステップで解説します。
① スキンケアで肌の土台を整える
メイクを成功させるための最も重要な工程は、実はメイクそのものではなく、その前段階の「スキンケア」です。肌が乾燥していたり、皮脂でベタついていたりすると、BBクリームがうまくのらなかったり、時間が経つとヨレや崩れの原因になったりします。美しい仕上がりと持ちの良さを実現するために、まずは肌の土台をしっかりと整えましょう。
- 洗顔:ぬるま湯で顔を予洗いした後、洗顔料を手のひらでしっかりと泡立てます。泡をクッションにして、肌を擦らないように優しく顔全体を洗い、Tゾーン(額、鼻)など皮脂の多い部分は少し丁寧に洗います。すすぎ残しがないよう、髪の生え際やフェイスラインまでしっかり洗い流しましょう。
- 水分補給(化粧水):清潔なタオルで顔の水分を優しく押さえるように拭き取ったら、すぐに化粧水をつけます。500円玉大くらいの量を手に取り、顔全体を包み込むように優しくハンドプレスしてなじませます。乾燥が気になる部分は重ね付けしましょう。
- 油分で蓋(乳液・クリーム):化粧水で与えた水分が蒸発しないように、乳液やクリームで蓋をします。10円玉大くらいの量を手に取り、乾燥しやすい頬や口元から先につけ、その後、顔全体に薄く伸ばします。ベタつきが気になる場合は、ジェル状のさっぱりしたタイプを選ぶのがおすすめです。
このスキンケアのステップを踏むだけで、肌は潤い、キメが整い、メイクのノリが格段に良くなります。
② BBクリームで肌の色ムラを均一にする
スキンケアで肌が整ったら、いよいよベースメイクです。初心者が最初に使うべきアイテムは、何と言っても「BBクリーム」です。日焼け止め、下地、ファンデーションの機能が一つになっているため、これ一本で肌の基本補正が完了します。
- 適量を取る:BBクリームを手の甲にパール粒1個分ほど出します。最初からたくさん出すと厚塗りの原因になるので、足りなければ後から足すようにしましょう。
- 顔に点置きする:出したBBクリームを指先に取り、額、両頬、鼻、あごの5点に置きます。こうすることで、顔全体に均一に伸ばしやすくなります。
- 内側から外側へ伸ばす:指の腹を使って、顔の中心から外側に向かって、優しく伸ばしていきます。皮膚を引っ張らないように、軽い力でスッスッと広げるのがコツです。フェイスライン(顔と首の境目)は、ぼかすように薄くなじませると、色の差が目立たず自然な仕上がりになります。
- 気になる部分に重ね付け:全体に伸ばした後、クマやシミ、赤みなど、まだカバーしきれていない部分があれば、少量のBBクリームを指先に取り、トントンと軽く叩き込むように重ね付けします。
③ コンシーラーで気になる部分を隠す
BBクリームを塗ってもまだ隠しきれない、濃いシミや頑固なクマ、ニキビ跡など、ピンポイントの悩みには「コンシーラー」を使いましょう。BBクリームとコンシーラーを併用することで、厚塗り感を避けつつ、カバー力を高めることができます。
- 直接塗らずに一度指に取る:スティックタイプの場合でも、直接肌に塗ると厚くなりすぎる原因に。一度、指先に少量取ってから使うのがおすすめです。リキッドタイプの場合は、手の甲に少量出してから指に取ります。
- 悩みの部分に「置く」:カバーしたいシミやクマの上に、コンシーラーを「置く」ようにのせます。この時、広範囲に伸ばさないのがポイントです。
- 境界線をぼかす:コンシーラーをのせた部分の周り(境界線)を、薬指の腹でトントンと優しく叩き込み、肌との境目をなじませます。中心部分はあまり触らず、あくまで輪郭をぼかすイメージで行うと、自然にカバーできます。
④ フェイスパウダーでテカリを抑え、清潔感を出す
フェイスパウダーは必須ではありませんが、使うことで多くのメリットがあります。特に、皮脂によるテカリが気になる方や、マスクへの色移りを防ぎたい方には非常におすすめです。
- パフやブラシに取る:プレストタイプ(固形)でもルースタイプ(粉状)でも、パフやブラシにパウダーを含ませます。ルースパウダーの場合は、蓋に出してから含ませると量を調整しやすいです。
- 余分な粉を落とす:パフの場合は軽くもみ込み、ブラシの場合は手の甲などで一度トントンと叩いて、余分な粉を落とします。つけすぎを防ぐための重要な工程です。
- テカリやすい部分から:まずはテカリやすいTゾーン(額、鼻)や、マスクが当たる頬などを中心に、肌を軽く押さえるようにのせていきます。顔全体に塗るとマットになりすぎて不自然に見えることがあるため、基本的にはテカリが気になる部分だけでOKです。
これにより、サラサラの肌が長時間持続し、清潔感が格段にアップします。
⑤ アイブロウやリップで顔の印象をアップさせる
ベースメイクが完了したら、最後にポイントメイクで顔の印象をさらに引き締めましょう。40代男性がまず取り組むべきは「眉」と「唇」です。
- アイブロウ(眉)
- 毛流れを整える:まず、スクリューブラシで眉頭から眉尻に向かって毛流れを整えます。
- 足りない部分を描き足す:眉が薄い部分や、形が欠けている部分を、アイブロウペンシルで1本1本毛を描き足すように埋めていきます。
- ぼかす:最後に再度スクリューブラシで全体をぼかし、描いた部分をなじませます。眉を整えるだけで、顔全体が引き締まり、意思の強さや知的な印象を与えられます。
- リップ(唇)
- 保湿を基本に:カサカサの唇は不健康に見えます。まずは保湿力の高いリップクリームで潤いを与えましょう。
- 血色感をプラス:唇の色が悪い、顔色が悪く見えがちという方は、ほんのり色が付くタイプのカラーリップクリームがおすすめです。赤すぎない、自然な血色に近い色を選ぶと、バレずに健康的な印象を演出できます。
これらの5ステップをマスターすれば、初心者でも自然で清潔感のある、好印象な仕上がりを実現できるはずです。
「バレたくない」を叶える!自然に見せる3つのコツ
メンズメイクを始めるにあたり、多くの男性が抱く最大の懸念は「周りにメイクしているとバレたくない」ということでしょう。いかにも「塗ってます」という不自然な仕上がりは、清潔感を出すどころか、かえってマイナスの印象を与えかねません。ここでは、まるで素肌そのものが綺麗になったかのように見せるための、プロも実践する3つの重要なコツを紹介します。
① 事前のスキンケアで肌をしっかり保湿する
メイクを自然に見せるための土台作りとして、最も重要なのが「保湿」です。肌が乾燥している状態でBBクリームやコンシーラーを塗ると、以下のような問題が起こりやすくなります。
- 粉吹き:肌表面の角質が乾燥でめくれ上がっていると、その上に塗ったファンデーションが角質と一緒に浮き上がり、白く粉を吹いたように見えてしまいます。
- ヨレ・ムラ:乾燥した肌は、ファンデーションの伸びが悪く、均一に塗ることが難しくなります。結果として、塗りムラができてしまったり、表情の動きでシワの部分にファンデーションが溜まってヨレてしまったりします。
- 皮脂崩れ:肌が内部で乾燥していると、潤いを補おうとして皮脂を過剰に分泌します(インナードライ)。この過剰な皮脂がファンデーションと混ざり合うことで、テカリやメイク崩れを引き起こします。
これらの問題を未然に防ぎ、メイクを肌にぴったりと密着させるためには、メイク前のスキンケアが不可欠です。
具体的な保湿のポイント
- 化粧水はケチらずたっぷり使う:洗顔後の肌は水分が失われやすい状態です。化粧水をたっぷりと使い、肌がひんやりとするまで優しくハンドプレスでなじませ、角層の隅々まで水分を届けましょう。
- 乳液・クリームで必ず蓋をする:化粧水で与えた水分が蒸発してしまわないように、必ず乳液やクリームなどの油分を含むアイテムで蓋をします。これにより、肌の潤いが長時間キープされ、メイクのノリと持ちが格段に向上します。
- メイク前に時間を置く:スキンケア直後にメイクを始めると、肌表面の油分が多すぎてファンデーションが滑り、うまく密着しません。スキンケア後、5分ほど時間をおいて、肌表面がサラッとなじんだ状態になってからメイクを始めるのが理想的です。
このひと手間が、日中のメイクの仕上がりを大きく左右します。
② 自分の肌色に合った製品を選ぶ
メイクがバレてしまう最も大きな原因の一つが、「自分の肌色と合っていない製品を使っていること」です。特にBBクリームやコンシーラーの色選びは、自然な仕上がりを左右する最重要ポイントです。
色が白すぎると顔だけが浮いて見え、逆に暗すぎると顔色が悪く見えたり、くすんで見えたりします。では、どうすれば自分に合った色を見つけられるのでしょうか。
色選びの鉄則
- 顔ではなく「首の色」に合わせる:多くの人が、手の甲や顔の中心で色を試しがちですが、これは間違いです。顔は日焼けや赤みなどで、首の色と異なっていることが多いからです。フェイスライン(あごの骨の下あたり)にBBクリームを数色乗せ、首の色に最も自然になじむ色が、あなたに合った色です。この方法なら、顔と首の色の差がなくなり、全体として非常に自然な印象になります。
- 自然光の下で確認する:デパートのカウンターやドラッグストアの照明は、特殊な色味や明るさであることが多いです。可能であれば、フェイスラインに色を乗せた状態で一度外に出て、自然光の下でどのように見えるかを確認するのがベストです。
- 迷ったら「少し暗め」を選ぶ:明るい色と暗い色で迷った場合は、やや暗めの色を選ぶ方が失敗が少ない傾向にあります。明るい色は膨張して見え、顔を大きく見せてしまうことがありますが、少し暗めの色は引き締め効果があり、顔に立体感を与えてくれます。
- テスターやサンプルを活用する:いきなり本製品を買うのではなく、まずは店頭のテスターで試したり、サンプルをもらって自宅で試したりすることをおすすめします。一日つけてみて、時間が経った後の色の変化(くすみなど)や、肌との相性を確認できると万全です。
③ 厚塗りせず、少量ずつ薄く伸ばす
バレないメイクの基本中の基本は、「厚塗り厳禁」です。シミやクマなど、隠したい悩みがあると、つい多くの量を塗ってしまいがちですが、これが最も不自然に見える原因となります。メイクは「隠す」のではなく、「カモフラージュする」「アラを目立たなくする」という意識を持つことが大切です。
薄塗りを実現するテクニック
- 「パール粒大」を厳守する:BBクリームの使用量は、全顔で「パール粒1個分」が基本です。これを顔の5点に置き、そこから薄く薄く伸ばしていくイメージです。足りないと感じても、最初はこの量を守りましょう。
- 指ではなく「スポンジ」や「ブラシ」を使う:指で塗るのも手軽で良いですが、メイク初心者ほど「メイクスポンジ」の使用をおすすめします。スポンジを使うと、余分なファンデーションを吸収しながら均一に伸ばせるため、誰でも簡単にプロのような薄膜の仕上がりを実現できます。スポンジを軽く水で湿らせて固く絞ってから使うと、さらに密着力とツヤ感が増します。
- カバーは「重ね付け」で:一度に多くの量で隠そうとせず、まずは全体に薄く一层塗り、それでも気になる部分にだけ、少量を指先に取り、トントンと優しく叩き込むように重ね付けします。この「レイヤリング(重ねる)」技術が、厚塗り感なくカバー力を高める秘訣です。
- 全顔に均一に塗らない:顔の中心(頬の内側、鼻周りなど)は比較的しっかりめに、フェイスラインなどの輪郭部分はごく薄く、ほとんど塗らないくらいでOKです。顔の中心に光が集まり、外側に向かって自然なグラデーションができることで、小顔効果と立体感が生まれ、非常にナチュラルな仕上がりになります。
これらの3つのコツを意識するだけで、あなたのメンズメイクは「バレるメイク」から「魅力を引き出すメイク」へと大きく進化するはずです。
40代メンズコスメに関するよくある質問
これからメンズコスメを始めようとする40代男性が抱きがちな、素朴な疑問や不安にお答えします。
メンズコスメはどこで買える?
かつては一部のデパートでしか見かけなかったメンズコスメですが、現在では様々な場所で購入できます。それぞれの場所のメリット・デメリットを理解し、自分に合った購入方法を選びましょう。
- ① デパートのコスメカウンター
- メリット:専門のビューティーアドバイザー(BA)から、直接カウンセリングを受けられます。肌質を測定してもらったり、自分に合う色を選んでもらったり、正しい使い方を教えてもらったりできるのが最大の利点です。高級ブランドの製品を実際に試せるのも魅力です。
- デメリット:一人で訪れるのに少し勇気がいると感じる男性もいるかもしれません。価格帯は比較的高めです。
- おすすめな人:自分に何が合うか全く分からない初心者、本格的なアドバイスが欲しい人。
- ② バラエティショップ(ロフト、ハンズ、プラザなど)
- メリット:国内外の様々なブランドが一同に会しており、気軽に比較検討できます。テスターも豊富で、BAに話しかけられるプレッシャーなく、自由に製品を試せます。比較的手頃な価格帯の製品が多いです。
- デメリット:専門的なアドバイスは受けにくい場合があります。混雑していることも多いです。
- おすすめな人:色々なブランドを一度に見てみたい人、自分のペースで選びたい人。
- ③ ドラッグストア
- メリット:全国どこにでもあり、最も手軽に購入できる場所です。unoやgatsbyなど、低価格で始めやすい入門者向けの製品が充実しています。
- デメリット:品揃えは店舗によって異なり、メンズコスメのコーナーが小さい場合もあります。テスターがないことも多いです。
- おすすめな人:まずはコストを抑えて気軽に試してみたい人。
- ④ ブランド公式サイト・総合通販サイト(Amazon、楽天市場など)
- メリット:時間や場所を問わず、いつでも購入できます。公式サイト限定のセットや特典があることも。ユーザーレビューを参考にできるのも利点です。
- デメリット:実際に製品の色味やテクスチャーを試すことができません。色選びで失敗するリスクがあります。
- おすすめな人:すでに使う製品が決まっているリピーター、レビューをじっくり読んで判断したい人。
何から始めるのがおすすめ?
「全部揃えるのは大変そう…」と感じる方は、まず「これだけやれば印象が変わる」という最小限のアイテムから始めるのがおすすめです。目的別に2つのパターンを提案します。
- パターンA:肌そのものを健やかにしたい、すっぴんに自信を持ちたい人
- 結論:「保湿ケア(化粧水・乳液)」と「日焼け止め」から始めましょう。
- 理由:40代の肌悩みの多くは乾燥と紫外線ダメージに起因します。毎日の洗顔後に化粧水と乳液でしっかり保湿し、外出前には日焼け止めを塗る。この2つの習慣を徹底するだけで、肌の乾燥、小ジワ、将来のシミやくすみを防ぎ、肌のコンディションは着実に向上します。これは全てのケアの土台となる、最も重要なステップです。
- パターンB:今すぐ、手軽に見た目の印象を良くしたい人
- 結論:「BBクリーム」と「アイブロウ(眉カット+描き足し)」から始めましょう。
- 理由:BBクリームは1本で肌の色ムラ、クマ、シミなどを自然にカバーし、一瞬で清潔感のある均一な肌トーンに見せてくれます。そして、眉を整えることは、顔全体の印象を劇的に引き締める効果があります。ボサボサの眉をカットし、薄い部分をアイブロウペンシルで少し描き足すだけで、精悍で知的な印象を演出できます。この2つは、費用対効果ならぬ「手間対効果」が非常に高いアイテムです。
メイクを落とすクレンジングは必要?
結論から言うと、BBクリームや日焼け止めを使ったら、クレンジングは「絶対に必要」です。
通常の洗顔料は、汗やホコリ、余分な皮脂といった「水性の汚れ」を落とすことを主な目的としています。一方、BBクリームや日焼け止めには、肌への密着性を高めたり、水や汗で落ちにくくしたりするために「油性の成分」が多く含まれています。
これらの油性成分は、洗顔料だけでは完全に落としきることができません。落としきれなかったメイク汚れや日焼け止めが毛穴に詰まると、ニキビや肌荒れ、黒ずみ、くすみの原因になってしまいます。
クレンジングは、この「油性の汚れ」を浮かせて落とすためのアイテムです。クレンジングでメイクを落とした後、さらに洗顔料で残った汚れやクレンジング剤を洗い流す「ダブル洗顔」が基本となります。
クレンジングにはオイル、ジェル、ミルク、クリームなど様々なタイプがありますが、メンズメイク初心者には、比較的洗浄力が高く、スピーディーにメイクとなじむ「クレンジングオイル」や「クレンジングジェル」が使いやすくておすすめです。
プレゼントにおすすめのブランドは?
40代のパートナーや友人、上司へのプレゼントとしてメンズコスメを選ぶ際は、実用性はもちろん、少し「特別感」のあるものを選ぶと喜ばれます。相手のタイプに合わせて選んでみましょう。
- こだわり派・おしゃれな人へ
- おすすめブランド:バルクオム、THREE フォー・メン ジェントリング、イソップ
- 理由:これらのブランドは、成分や使用感へのこだわりはもちろん、パッケージデザインが非常に洗練されています。置いておくだけで様になるデザインは、感度の高い男性の所有欲を満たしてくれるでしょう。自然由来の心地よい香りも、リラックスタイムを演出し、プレゼントに付加価値を与えます。
- ステータスや高級感を重視する人へ
- おすすめブランド:SHISEIDO MEN、シャネル (ボーイ ドゥ シャネル)、ラボ シリーズ
- 理由:いわゆる「デパコス(デパートコスメ)」ブランドは、その知名度と高級感が魅力です。特に、普段自分ではなかなか手を出さないような価格帯の美容液やクリームは、特別な贈り物として非常に喜ばれます。確かな品質とブランドが持つステータスは、自信を与えてくれるはずです。
- スキンケア初心者・敏感肌の人へ
- おすすめブランド:オルビス ミスター、ファンケル メン、クリニーク フォー メン
- 理由:シンプルなステップでケアが完了するブランドや、肌への刺激を考慮した無添加・低刺激処方のブランドは、誰でも安心して使い始められます。「何がいいか分からないから、肌に優しいものを選んだよ」という気遣いが伝わる、思いやりのあるプレゼントになります。まずは基本のケアが揃ったトライアルセットやギフトセットから贈るのも良い選択です。